教育研究業績の一覧

川瀬 綾子
A 教育業績
教育実践上の主な業績 年月日概要
1 教育内容・方法の工夫(授業評価等を含む)
1 2014-09-00
~2019-03-00
京都外国語大学の司書課程科目「図書館サービス特論」において公立図書館で多言語を用いた読み聞かせ実践を実施。学生からの授業アンケートでは「これほど主体的に授業に参加したことは無い」と高い評価を得ており、6年間で受講生8名が(正規・非正規)司書として採用されている。
実施に協力いただいている公立図書館でも人気のイベントとなっている。
2 2021-04-00 ~ 放送大学司書教諭科目「学校図書館メディアの構成」では、ウェブベースでの授業資料を作成し、授業効果を高めるよう工夫をしている。
3 2022-04-00
~2022-07-00
立命館大学教養教育科目群より選抜され、2022年度授業より担当科目「メディアと図書館」をオンデマンド授業として実施している。教養教育センターと、同科目を中学・高等学校にも配信することにつき協議中。
同科目と大学図書館と連携した共同企画展示を開催し、授業で学習した内容をより理解できるように工夫をしている。
2 作成した教科書、教材、参考書
1 2011-00-00 ~ 「情報資源組織論」、「図書館情報資源概論」では、授業ノートを作成し、毎回の授業に携帯させて活用している。
2 2016-00-00 『学校図書館メディアの構成 改訂新版』放送大学教育振興会 第7章、第13章、第14章(p.108-128,227-251,252-268)
共著者:北克一
3 2021-00-00 『学校図書館メディアの構成 新訂版』放送大学教育振興会
第2章、第3章、第4章、第6章、第7章(p.17-35,36-54,55-73,90-113,114-132)
共著者:米谷優子
4 2021-00-00
~2022-00-00
「メディアと図書館」では、パワーポイントを活用し、オンデマンド型配信資料を作成している。
3 教育方法・教育実践に関する発表、講演等
1 2022-06-20 教養教育科目「メディアと図書館」のオンデマンド授業の問題点や今後の課題について教養科目基本担当者会議にて発表した。
4 その他教育活動上特記すべき事項
1 2015-04-00
~2017-12-00
大阪市立大学大学院創造都市研究科修士課程専攻において主査北克一教授のアシスタントとして2名の修士論文の指導に携わった。
B 職務実績
1 2018-02-00 図書館流通センターにおいて研修会「学校図書館概論」の外部講師を務めた。
2 2018-07-00 図書館流通センターにおいて研修会「学校図書館概論」の外部講師を務めた。
C 学会等及び社会における主な活動
所属期間及び主な活動の期間 学会等及び社会における主な活動
1 2009-04-00~0000-00-00 日本図書館研究会所属
2 2010-04-00~0000-00-00 日本学校図書館学会所属
3 2017-04-00~0000-00-00 日本図書館協会会員
4 2017-04-00~0000-00-00 日本図書館情報学会
5 2019-04-00~0000-00-00 高槻市立図書館協議会委員
6 2021-04-00~0000-00-00 大阪府立図書館指定管理者評価委員会副委員長
D 研究活動
著書、学術論文等の名称単著、
共著の別
発行又は
発表の年月
発行所、発表雑誌等
又は
発表学会の名称
概要
Ⅰ著書
1 新訂版学校図書館メディアの構成共著 2012-06-00放送大学教育振興会 本書では、学校図書館における学習情報センター、読書センター、教材センター機能を踏まえつつ、各種学校図書館メディアについて解説している。また昨今の学校図書館のICT化にも注視し、理解を深めることを目的としている。
本人担当:第7章学校図書館メディアの組織化
20頁(98頁~117頁)
第13章学校図書館の情報資源の管理と運用
28頁(206頁~223頁)
編者 北克一、平井尊士 共著者:北克一、平井尊士、米谷優子、川瀬綾子、前田章夫
2 改訂新版学校図書館メディアの構成共著 2016-06-00放送大学教育振興会 学校図書館は学習情報センター、読書センター、教材センターの機能を持つ。本書で扱った学校図書館メディア並びにその組織化は印刷資料に留まらずAV資料、インターネット情報資源に及ぶ。いずれも情報化の進展を受けて今後も大きな変化がある。学校図書館は、適時、メディアの変化把握し、対応していくことが望まれる。
総頁数290頁
本人担当:第7章学校図書館メディアの組織化
21頁(108頁~128頁)
第13章学校図書館の情報資源の管理と運用
25頁(227頁~251頁)
第14章特別な支援を要する児童生徒と学校図書館メディア
23頁(252頁-274頁)
編者 北克一、平井尊士 共著者:北克一、平井尊士、米谷優子、川瀬綾子
初版 2012年6月
3 情報環境生態系と図書館共著 2017-03-00日本図書館研究会「マルチメディアと図書館」研究グループ 日本図書館研究会の研究グループである「マルチメディアと図書館」研究グループの20周年記念誌である。
本人担当:『日本十進分類法新訂10版』の検討 その(2) ―補助表―
7頁(232~238頁)
本人担当:『日本十進分類法新訂 10 版』の検討 その(5) ―0類 総記―
14頁(256~269頁)
本人担当:『日本十進分類法新訂 10 版』の検討 その(6) ―1類 哲学―
13頁(270~282頁)
本人担当:『日本十進分類法新訂 10 版』の検討 その(8) ―3類 社会科学―
8頁(290~297頁)
本人担当:『日本十進分類法新訂 10 版』の検討 その(13) ―8類 言語―
9頁(325~333頁)
編集:日本図書館研究会「マルチメディアと図書館」研究グループ
共著者:川瀬綾子、米谷優子、村上泰子、北克一
4 新訂学校図書館メディアの構成共著 2022-06-00放送大学教育振興会 本書は、主に司書教諭として「学校図書館メディアの構成」の学習を進めるために編集した。本書単独でもインターネット情報と併せても学習ができるように工夫した。
 多くの情報が溢れる現代社会では、情報を吟味する時間と余裕をもたせず、断片的な情報、偽情報、偏向情報等が大量に流通し、人の判断を狂わせる危険がある。
 学習指導要領の要である「主体的・対話的で深い学び」を支える学校図書館について実践と理解を深めることを目的とした。
総頁数 289頁
本人担当:第2章学校図書館メディアの種類と特性 1
19頁(17頁~35頁)
第3章学校図書館メディアの種類と特性 2
19頁(36頁~54頁)
第4章学校図書館メディアの種類と特性 3
19頁(55頁~73頁)
第6章学校図書館メディアの蔵書構成
24頁(90頁-113頁)
第7章学校図書館メディアの組織化の意義とプロセス
19頁(114~132頁)
編者 米谷優子、呑海沙織 共著者:米谷優子、呑海沙織、川瀬綾子
以上4点
Ⅱ学術論文
1 ゆにかねっと(総合目録ネットワークシステム)の課題の構造的分析と対応策の考察単著 2009-05-00『情報学=Journal of Informatics』
5巻1号
大阪市立大学大学院創造都市研究科・創造都市専攻(後期博士課程)・都市情報学専攻(修士課程)紀要委員会
ゆにかねっと(総合目録)は、国内の公共図書館における図書館資料資源の共有化、書誌サービスの標準化と効率的利用を図るとともに、公共図書館の県域を越える全国的な図書館相互貸借等を支援することを目的としている。書誌レコードは国立国会図書館、都道府県立、政令指定都市図書館が提供をし、総合目録データベースを構築している。 ゆにかねっとの書誌は、JAPAN/MARCを基本書誌としており、そこに各参加館の所蔵情報が付与されるが、このシステムではバッチ処理による書誌統合を採用している為に、同一資料に対する書誌レコードの統合に問題を生じ、多くの書誌割れを起している。 本研究では、ゆにかねっとの書誌データベースの書誌割れを調査すると共に、現在のゆにかねっとの書誌同定アルゴリズムで同一書誌レコードとされなかったものに対し、新たなアルゴリズムを考察した。
9頁(頁付無)
査読あり。
2 ベストセラーとなったケータイ小説の公立図書館所蔵に関する一研究共著 2009-05-00『情報学=Journal of Informatics』
5巻1号
大阪市立大学大学院創造都市研究科・創造都市専攻(後期博士課程)・都市情報学専攻(修士課程)紀要委員会
公立図書館における資料と、ヤングアダルトサービスを含む利用者サービスとの関係について、ベストセラーにランキングされたケータイ小説およびケータイ小説以外のベストセラー図書10タイトルを抽出し、公立図書館における所蔵ならびに配架状況を調査した。結果として、ケータイ小説以外のベストセラー図書がほぼどの公立図書館でも1冊以上所蔵されているのとは異なり、ケータイ小説のいくつかのタイトルは所蔵しない公立図書館が少なからずあることが分かった。この差異について、調査を基に、考察を進めた。
11頁(頁付無)
共著者:米谷優子、川瀬綾子、北克一
査読あり。
3 司書教諭講習科目「学校図書館メディアの構成」、「情報メディアの活用」関係テキストに見るOPAC、総合目録等の取り扱いの検証共著 2010-05-00『情報学=Journal of Informatics』
6巻1号
大阪市立大学大学院創造都市研究科・創造都市専攻(後期博士課程)・都市情報学専攻(修士課程)紀要委員会
図書館法の改正に伴い「大学で講義すべき司書関係科目」が新たに文部科学省令で制定されようとしている。その中で、司書教諭科目である「学校図書館メディアの構成」や「情報メディアの活用」科目にも間接的な影響が考えられる。本研究では、これら2科目を対象として、司書教諭として確保しておくべき基礎的な知識であるOPACや総合目録や主題索引等がどのように記述されているのか、各テキストの調査・比較を行なった。この調査結果により、多くのテキストではこれらの事項が記述されていない例があることが判明した。
12頁(頁付無)
共著者:川瀬綾子、北克一
査読あり。
4 三大都市圏の公立図書館横断検索機能の比較・検証-東京都、愛知県、大阪府共著 2010-12-00『情報学=Journal of Informatics』
7巻1号
大阪市立大学大学院創造都市研究科・創造都市専攻(後期博士課程)・都市情報学専攻(修士課程)紀要委員会
1990年代後半より各公立図書館では、オンラインデータベースの蔵書検索システムが開始され、その後次第に各都道府県内図書館の蔵書を一括検索できる横断検索サービスが始まった。本研究では、日本の3大都市圏である東京都、愛知県、大阪府の公立図書館の横断検索サイトを比較検証し、そのインターフェイスを利用者の立場に立って考察した。この調査結果により、現在の横断検索システムのユーザビリティに複数の課題があることが明らかになった。
10頁(47~56頁)
共著者:川瀬綾子、北克一
査読あり。
5 司書教諭講習科目の科目間構成構造と総論科目「学校経営と学校図書館」の講義要綱の考察共著 2011-05-00『情報学=Journal of Informatics』
8巻1号
大阪市立大学大学院創造都市研究科・創造都市専攻(後期博士課程)・都市情報学専攻(修士課程)紀要委員会
1998年3月に改正された学校図書館司書教諭講習規定において定められた5 科目の内、総論科目に該当する「学校経営と学校図書館」に焦点をあて、講義要項の内実を考察した。講義要項では「学校経営」と「学校図書館」の関係が希薄であり、一部見直しを検討する価値があると感じた。この状況を受け、一案として「学校経営と学校図書館」の科目内構成私案を提示した。
10頁(49~58頁)
共著者:川瀬綾子、北克一
査読あり。
6 大阪府立図書館への市場化テスト適用の過程と課題 共著 2012-05-00『情報学=Journal of Informatics』
9巻1号
大阪市立大学大学院創造都市研究科・創造都市専攻(後期博士課程)・都市情報学専攻(修士課程)紀要委員会
財政事情の悪化を背景に、公共事業体のサービスの一部を外部化して、民間ノウハウの導入によりサービスの向上と、人件費等の経費の削減をはかろうとする試みがみられる。本稿では、大阪府で実施された府立図書館業務に対する「大阪版市場化テスト」を通して公立図書館のあり方について考えることを目的として、外部化の潮流を概観したのち、「大阪版市場化テスト」の過程を整理した。課題として、大半が監理委員会審議で図書館協議会や府民に諮る機会のない「市場化テスト」導入の検討の重要性、契約後の価格引き下げによって職員の処遇に無理を強いる可能性があることを指摘し、新規事業への取り組みや日々の業務において士気を喚起するインセンティブ条項の導入を提案した。外部化の潮流の中で、公立図書館においては、活動を広く情報発信して地域住民の支持が得られるよう努めることが強く求められる。
23頁(86~108頁)
共著者:米谷優子、川瀬綾子
査読あり。
7 レファレンス協同データベースの課題-都道府県立、政令指定都市立、公共図書館を中心に-共著 2012-05-00『情報学=Journal of Informatics』
9巻1号
大阪市立大学大学院創造都市研究科・創造都市専攻(後期博士課程)・都市情報学専攻(修士課程)紀要委員会
レファレンス協同データベース事業は、図書館でのレファレンスサービスの記録等をデータベースとして構築し、図書館員及び一般利用者が活用できるようにしたものである。2012年1月末現在562館(実験参加、専門図書館協議会含む)の図書館が参加館としてデータの協同構築を行っており、レファレンス事例としては71,808件のデータが登録され活用されている。しかしながら、実際には利用者に一般開放されていない「クローズ」のレファレンスが多数存在している他、登録数は参加館によって大幅な差がある。その中でも特に「クローズ」の割合の高かった公共図書館を中心にレファレンス協同データベースの問題点を明らかにし、今後の課題を述べた。
23頁(109~131頁)
共著者:川瀬綾子、北克一
査読あり。
8 図書館界の言説を焦点とした公立図書館における収集方針とマンガの取り扱いに関する考察 単著 2012-09-00『情報学=Journal of Informatics』
9巻2号
大阪市立大学大学院創造都市研究科・創造都市専攻(後期博士課程)・都市情報学専攻(修士課程)紀要委員会
人気のあるマンガ作品はメディアミックス化され、アニメ、映画、ドラマ等映像作品となり親しまれている。出版指標によると年間の映像化関連作品の数は約160点であったと報告されている。また、マンガの販売金額占有率は出版物全体(書籍・雑誌合計)の21.6%、販売部数は35.8%と依然出版産業を支えるコンテンツとなっている。電子書籍ではマンガの市場規模は524億円と全体の80%を占めている。このように人気のあるマンガであるが、公立図書館のマンガに対する取扱は様々である。かつてはマンガであるというだけで公立図書館での収集に否定的な見解が出されている時代があった。では、現代ではその意識は変わったのであろうか。本研究では都道府県立・政令指定都市立図書館の収集方針を調査しながら、そこに書かれたマンガに関する取扱に注視し、公立図書館が抱えるマンガへの問題点を考察した。
15頁(1~15頁)
査読あり。
9 情報環境生態系の変容と次世代図書館システム共著 2013-07-00『図書館界』65巻2号(日本図書館研究会) ネットワークの進展と情報のデジタル化への収束を背景として、情報の生産、流通、蓄積の場において急激かつ大きな変化がある。こうした潮流を情報環境生態系の変容として位置付け、各種ステークホルダーの振る舞いを、技術、ビジネスモデル、課金・決済、コンテンツ流通等の側面から把握した。併せて、情報環境生態系での図書館の役割とそれを支える次世代図書館システムの方向性を考察した。
9頁(152~160頁)
共著者:川瀬綾子、村上泰子、北克一
査読あり。
10 大学における地域子育て支援の現状と課題-京都造形芸術大学芸術文化情報センターピッコリー(こども図書館)の取り組みを中心に-単著 2013-10-00『情報学=Journal of Informatics』
10巻2号
大阪市立大学大学院創造都市研究科・創造都市専攻(後期博士課程)・都市情報学専攻(修士課程)紀要委員会
1996年中央教育審議会が打ち出した「生きる力」は、学校教育及び家庭や地域社会と連携した教育を必要とする。更に、妊娠中又は3歳未満の子どもの保護者は、「孤立感」を持つ。本稿では、大学で実施の子どもや育児中の保護者に対する支援及び活動について取り上げ、その中でも特に京都造形芸術大学芸術文化情報センターピッコリー(こども図書館)の取り組みに注目し、子どもや保護者を中心とした「場所」の提供の重要性を再確認した。
12頁(1~11頁)
査読あり。
11 日本十進分類法10版試案の検討共著 2014-05-00『情報学=Journal of Informatics』
10巻2号
大阪市立大学大学院創造都市研究科・創造都市専攻(後期博士課程)・都市情報学専攻(修士課程)紀要委員会
日本図書館協会分類委員会により、日本十進分類法新訂10版の試案が示された。2014年3月に「試案」関西説明会が開催された。著者たちは、関西説明会に参加し、「試案」についていくつかの提案、疑問点などを呈した。本稿では、「試案」について提言、指摘した内容を類目順に再構成した。
7頁(44~50頁)
共著者:米谷優子、川瀬綾子、北克一
査読あり。
12 FRBRモデルに基づくマンガ資料の目録レコード類の考察共著 2014-07-00『図書館界』
66巻2号(日本図書館研究会)
本稿では、IFLAのFRBR(Functional Requirements for Bibliographic Records)モデルに基づいてマンガ資料に対する目録規則、目録レコード類の考察を行った。なお主としてマンガ作品、及びその派生(原画、アニメーション、ゲーム等)を対象として扱い、マンガ作品論、マンガ著者論などは論述の枠外とした。また、本稿が扱う情報環境生態系は、2013年秋においてコンピュータ技術とネットワーク技術が実現している環境である。
10頁(136~145頁)
共著者:川瀬綾子、米谷優子、村上泰子、北克一
査読あり。
13 新聞に関する基礎知識-朝日新聞、ハフィントンポストの記事の比較-単著 2014-10-00『情報学=Journal of Informatics』
11巻2号
大阪市立大学大学院創造都市研究科・創造都市専攻(後期博士課程)・都市情報学専攻(修士課程)紀要委員会
「平成26年度全国学力・学習状況調査結果のポイント」によると児童生徒の新聞閲読数は前年度より減少しているものの、新聞をよく読むという児童生徒の方が平均正解率は高いと言う。一方インターネットを介したニュースは増加傾向にある。本稿では、米国版ハフポスト、日本版ハフポスト、朝日新聞の記事の差異を調査し、これから学校図書館での新聞の提供について考えるきっかけを示した。
15頁(52~64頁)
査読あり。
14 著作権法改正と出版情報登録センター共著 2015-05-00『情報学=Journal of Informatics』
12巻1号
大阪市立大学大学院創造都市研究科・創造都市専攻(後期博士課程)・都市情報学専攻(修士課程)紀要委員会
電子情報の流通が増加し、出版界では新しい課題が山積している。発端はGoogleブック問題である。また違法アップロードを行った者を訴えることはできるのは、著作権者のみであった。日本では2015年に改正著作権法が改正され、出版権を得た出版社も訴訟を当事者となった。また法改正を受け、2014年には「出版情報登録センター」が設立された。本稿では、これが出版業界による出版業界のためのデータベース形成のように見えることを指摘した。
13頁(22~34頁)
共著者:川瀬綾子、北克一
査読あり。
15 学校図書館法改正と学校司書養成の課題共著 2015-05-00『情報学=Journal of Informatics』
12巻1号
大阪市立大学大学院創造都市研究科・創造都市専攻(後期博士課程)・都市情報学専攻(修士課程)紀要委員会
2014年学校図書館法の改正により「学校司書」が規定され、学校図書館法附則第2項により、学校司書の養成が求められた。しかし、学校司書の雇用は努力義務にとどまり、国からの人的予算は潤沢では無いために全国で学校司書を専任雇用する状況に無い。また、司書教諭と学校司書という二職種が併置されている現状等を踏まえると業務分担の明確化も必要である。今回の法改正の問題点及び現在の司書教諭、学校司書の問題点を取り上げた。
16頁(63~78頁)
共著者:川瀬綾子、北克一
査読あり。
16 学校司書養成と学校司書研修についての諸案の検討共著 2015-10-00『情報学=Journal of Informatics』
12巻2号
大阪市立大学大学院創造都市研究科・創造都市専攻(後期博士課程)・都市情報学専攻(修士課程)紀要委員会
改正学校図書館法は第6条で学校司書を法制化し、その配置を努力義務とした。更に附則第2項により、学校司書の養成が求められた。本稿では、日本学校図書館学会及び日本図書館研究会図書館学教育研究グループの諸案について、1)学校司書養成(新規)の構想、2)現職、「学校司書」の新学校司書への移行措置の考え方、3)学校司書の研修の在り方、の3点を中心に実現可能性の有無等を考察した。
11頁(124~134頁)
共著者:川瀬綾子、北克一
査読あり。
17 大阪市の「学校図書館活用推進事業」の検討共著 2015-10-00『情報学=Journal of Informatics』
12巻2号
大阪市立大学大学院創造都市研究科・創造都市専攻(後期博士課程)・都市情報学専攻(修士課程)紀要委員会
改正学校図書館法は第6条において学校司書を法制化、学校司書の配置を努力義務とした。また、附則第2項により、学校司書の養成が求められた。一方、大阪市は独自の学校図書館活用推進事業に取り組んでいる。計画では、平成27年度~29年度の3ヵ年計画で、平成27年度に予算計画3億3,600万円としている。本稿では、同事業について公開の各種情報により、大阪市の学校図書館活用推進事業について検討を行った。
14頁(135~148頁)
共著者:川瀬綾子、北克一
査読あり。
18 近畿地方2府4県の公立図書館における「子ども図書館」機能の評価共著 2016-05-00『情報学=Journal of Informatics』
13巻1号
大阪市立大学大学院創造都市研究科・創造都市専攻(後期博士課程)・都市情報学専攻(修士課程)紀要委員会
インターネットの普及に伴い、国内の大半の公立図書館は利用者にウェブサイトやOPACの提供を行っている。しかしながら、それらは一般成人向けを想定して作成されており、子どもの利用に適さない場合もある。本稿では、近畿圏内の公立図書館のウェブサイト及びOPACから子ども図書館機能を検証し、子どもの利用に供するものとなっているか考察した。
13頁(51-63頁)
共著者:森美由紀、川瀬綾子、北克一
査読あり。
19 「電子書籍をめぐるネットワーク情報の索引化 : 『日本十進分類法新訂10版』による索引の付与とその限界共著 2016-07-00『図書館界』
68巻2号
(日本図書館研究会)
先ごろ改訂出版された『日本十進分類法 新訂10版』の当該分野での展開を確認したのち、配信記事から抽出した記事情報に対して、『新訂10版』による索引付与を試み、当該分野への分類付与の可能性、索引付与の深度適切性、展開予測可能性について検討した。いずれにおいても電子書籍・電子出版関連の主題資料に関して不十分な部分がみられた結果を受けて、試案として、関係主題分野の『新訂10版』改訂策を提起した。
9頁(180~188頁)
共著者:米谷優子、村上泰子、川瀬綾子、森美由紀、北克一
査読あり。
20 「学校司書の資格・養成等の在り方について」の検討-学校図書館の整備充実に関する調査研究協力者会議・作業部会-共著 2016-10-00『情報学=Journal of Informatics』
13巻2号
大阪市立大学大学院創造都市研究科・創造都市専攻(後期博士課程)・都市情報学専攻(修士課程)紀要委員会
「学校図書館の整備充実に関する調査研究協力者会議」は、「特に、学校司書の資格・養成等については、学校図書館法の一部を改正する法律の附則第2項を踏まえ、審議を更に深める必要がある」とした。同会議の下に、「学校司書の資格・養成等に関する作業部会」を設置した。本稿では、この作業部会での検討において示された「学校司書の資格・養成等の在り方について(案)」を中心に、学校司書の資格、その養成等について検討した。
11頁(28~38頁)
共著者:川瀬綾子、西尾純子、森美由紀、北克一
査読あり。
21 「学校図書館職員問題検討会報告書(案)」等の学校司書養成カリキュラムの検討共著 2016-10-00『情報学=Journal of Informatics』
13巻2号
大阪市立大学大学院創造都市研究科・創造都市専攻(後期博士課程)・都市情報学専攻(修士課程)紀要委員会
改正学校図書館法第6条附則第2項により、学校司書の養成が課題となる。日本図書館協会学校図書館職員問題検討会は、2016年6月15日に「学校図書館職員問題検討会報告書(案)」を公開した。本稿は、この「報告書(案)」を中心に、検討を進めた。なお、文部科学省の「学校図書館の整備充実に関する研究協力者会議」については、具体的な「審議のまとめ」が公開された時点で改めて検討を行うものとした。
18頁(39~56頁)
共著者:川瀬綾子、西尾純子、森美由紀、北克一
査読あり。
22 全国学校図書館協議会「学校司書の資格について」の検討 : 学校図書館の整備充実に関する調査研究協力者会議への提出文献共著 2016-10-00『情報学=Journal of Informatics』
13巻2号
大阪市立大学大学院創造都市研究科・創造都市専攻(後期博士課程)・都市情報学専攻(修士課程)紀要委員会
2014年に改正された学校図書館法第6条では学校司書を法制化し、配置を努力義務としている。2016年7月に全国学校図書館協議会は、学校図書館の整備充実に関する調査研究協力者会議に対して、政策提言「学校司書の資格について」を提出した。本稿は、この全国学校図書館協議会「学校司書の資格について」に関して検討を行った。
10頁(57~66頁)
共著者:西尾純子、川瀬綾子、森美由紀、北克一
査読あり。
23 「「デジタル教科書」の位置付けに関する検討会議 中間まとめ」の検討共著 2016-10-00『情報学=Journal of Informatics』
13巻2号
大阪市立大学大学院創造都市研究科・創造都市専攻(後期博士課程)・都市情報学専攻(修士課程)紀要委員会
文部科学省は、「教育における情報化の進展や、アクティブ・ラーニング等の主体的な学習の必要性の高まり等を踏まえ、「デジタル教科書」の位置付けに関する検討会議を設置した。本稿では、この検討会議から発表された「「デジタル教科書」の位置付けに関する検討会議中間まとめ」において、現状と課題、導入の方策等についてどのような方向性を打ち出したのか、を検討した。
20頁(67~86頁)
共著者:森美由紀、西尾純子、川瀬綾子、北克一
査読あり。
24 学校図書館の整備充実に関する調査研究協力者会議による「これからの学校図書館の整備充実について(報告)(素案)」に対する考察共著 2016-10-00『情報学=Journal of Informatics』
13巻2号
大阪市立大学大学院創造都市研究科・創造都市専攻(後期博士課程)・都市情報学専攻(修士課程)紀要委員会
文部科学省では、「学校図書館の運営に係る基本的な視点や、学校司書の資格・養成の在り方について一定の指針を得るために」、2015年6月に「学校図書館の整備充実に関する調査研究協力者会議」を立ち上げた。本稿では、この協力者会議に示された「これからの学校図書館の整備充実について(報告)(素案)」の中で学校教育と学校図書館に関して、課題、改善の方策等について打ち出した内容につき、評価及び検討を行った。
13頁(9~21頁)
共著者:川瀬綾子、西尾純子、森美由紀、北克一
査読あり。
25 公立図書館における電子書籍及び電子資料の収集・提供の現状と課題共著 2017-05-00『情報学=Journal of Informatics』
14巻1号
大阪市立大学大学院創造都市研究科・創造都市専攻(後期博士課程)・都市情報学専攻(修士課程)紀要委員会
電子書籍の普及は、「電子書籍元年」と言われた2010年以降急速に拡大している。一方、国内の公立図書館の電子書籍の導入は遅々として進んでいない。本研究は、日本の公立図書館の電子書籍導入、保存、提供の現状課題を明らかにし、公立図書館が今後取り組むべき方向性を考察することを目的とした。
30頁(50~79頁)
共著者:髙橋あづみ、川瀬綾子、北克一
査読あり。
26 教育の情報化時代の「チームとしての学校」と学校図書館の役割共著 2017-07-00『図書館界』
69巻2号
(日本図書館研究会)
2020年度以降に予定されている新学習指導要領の導入を軸として、初等中等教育をめぐる状況は「主体的・対話的で深い学び(いわゆるアクティブ・ラーニング)」、「カリキュラム・マネジメント」の提唱を中心としながら大きく変化しようとしている。また、授業内等でのデジタル教科書の活用の検討もされている。こうした中で、教育の情報化時代の「チームとしての学校」と学校図書館の役割、機能を考察した。
11頁(140-150頁)
共著者:川瀬綾子、西尾純子、村上泰子、北克一
査読あり。
27 教育の情報化時代の学校経営と学校図書館の役割共著 2017-10-00『情報学=Journal of Informatics』
14巻2号
大阪市立大学大学院創造都市研究科・創造都市専攻(後期博士課程)・都市情報学専攻(修士課程)紀要委員会
中央教育審議会は「チームとしての学校の在り方と今後の改善方策について(答申)」(2015年12月21日)を答申した。2020年度以降の新学習指導要領の実施に伴い、「主体的・対話的で深い学び」、「カリキュラム・マネジメント」が提唱されている。初等中等教育をめぐる状況は大きく変化しようとしている。こうした中で、教育の情報化時代の学校経営と学校図書館の役割、機能を改めて考察した。
25頁(33~57頁)
共著者:川瀬綾子、西尾純子、村上泰子、北克一
査読あり。
28 学校司書養成にかかる履修証明プログラムの現状と課題共著 2017-10-00『情報学=Journal of Informatics』
14巻2号
大阪市立大学大学院創造都市研究科・創造都市専攻(後期博士課程)・都市情報学専攻(修士課程)紀要委員会
2016年11月、文部科学省は全国の国公私立大学等に対して「「学校司書のモデルカリキュラム」について(通知)」を送っている。「通知」は、全国の国公私立大学等に対して学校司書養成への「呼びかけ」と考えられる。本稿では、この「通知」について検討を行うと共に、2017年度より、いくつかの大学等でこれに対応した学校司書養成プログラムの実施や検討が進められている点に鑑み、その内容について検討を進めた。
16頁(58~73頁)
共著者:西尾純子、川瀬綾子、北克一
査読あり。
29 新学習指導要領における学習の基盤となる資質・能力の育成とIoT時代の学校図書館共著 2018-07-00『図書館界』
70巻2号
(日本図書館研究会)
本稿では「学習の基盤となる資質・能力」について「情報活用能力」に焦点を当てつつ,初等中等教育課程を対象にその内容を検討した。併せて,カリキュラム・マネジメントの視点も踏まえ,IoT時代の学校図書館の役割についても考察した。
8頁(424~431頁)
共著者:村上泰子、川瀬綾子、西尾純子、北克一
査読あり。
30 新学習指導要領における学習の基盤となる資質・能力の育成とIoT時代の学校図書館 : 高等学校学習指導要領を包含して共著 2018-11-00『情報学=Journal of Informatics』
15巻2号
大阪市立大学大学院創造都市研究科・創造都市専攻(後期博士課程)・都市情報学専攻(修士課程)紀要委員会
小学校および中学校においては2017年3月、高等学校においては2018年3月、新学習指導要領が公示された。本稿は新学習指導要領が打ち出した「学習の基盤となる資質・能力」について「情報活用能力」に焦点を当てつつ、初等中等教育課程を対象にその内容を検討した。併せて、カリキュラム・マネジメントの視点も踏まえ、IoT時代の学校図書館の役割について考察した。
15頁(73~87頁)
共著者:村上 泰子、川瀬 綾子、西尾純子、北 克一
査読あり。
31 学校司書の研修・養成にかかる各種プログラムの現状と課題共著 2018-11-00『情報学=Journal of Informatics』
15巻2号
大阪市立大学大学院創造都市研究科・創造都市専攻(後期博士課程)・都市情報学専攻(修士課程)紀要委員会
2016年11月、文部科学省は全国の国公私立大学等に対し「「学校司書のモデルカリキュラム」について(通知)」を送った。学校図書館法第6条における学校司書は、司書教諭と異なり配置努力義務であるため、モデルカリキュラムとしたものである。本稿では、「学校司書のモデルカリキュラム」に基づく「学校司書の履修証明プログラム」と、別途に並行実施されている「学校司書の研修・養成プログラム」について、検討を進めた。
18頁(96~113頁)
共著者:川瀬 綾子、西尾 純子、北 克一
査読あり。
32 学校司書養成にかかる「学校図書館サービス論」のシラバスの検討共著 2018-11-00『情報学=Journal of Informatics』
15巻2号
大阪市立大学大学院創造都市研究科・創造都市専攻(後期博士課程)・都市情報学専攻(修士課程)紀要委員会
「学校司書のモデルカリキュラム」に基づいて、2017年度以降に大学等でこれに対応した学校司書養成プログラムの実施や検討が進められている。本稿では、「学校司書のモデルカリキュラム」の中で、他の図書館関係資格の科目等との読み替えができない「学校図書館サービス論」に焦点をあて、そのシラバス等について、比較、検討を進めた。
10頁(114~123頁)
共著者:西尾 純子、川瀬 綾子、北 克一
査読あり。
33 全国SLA「学校司書養成科目シラバス」(第一次案)の検討 : (その1)学校司書養成独自科目共著 2018-11-00『情報学=Journal of Informatics』
15巻2号
大阪市立大学大学院創造都市研究科・創造都市専攻(後期博士課程)・都市情報学専攻(修士課程)紀要委員会
2018年8月、全国学校図書館協議会は「全国SLA学校司書養成科目シラバス(第一次案)」を公開した。
本稿では、この第一次案について検討を行った。視点は、2016年10月に学校図書館の整備充実に関する調査研究協力会議による「これからの学校図書館の整備充実について(報告)」の別紙「学校司書のモデルカリキュラム」及び「学校司書のモデルカリキュラムのねらいと内容」と第一次案との比較である。
16頁(140~155頁)
共著者:西尾 純子、川瀬 綾子、北 克一
査読あり。
34 全国SLA「学校図書館司書教諭講習講義要綱」改定版(第一次案)の検討共著 2018-11-00『情報学=Journal of Informatics』
15巻2号
大阪市立大学大学院創造都市研究科・創造都市専攻(後期博士課程)・都市情報学専攻(修士課程)紀要委員会
2018年8月14日、全国学校図書館協議会は「全国SLA学校司書養成科目シラバス改訂版(第一次案)」を公開し。本稿では、この第一次案について検討を行った。主な視点は、2016年10月に学校図書館の整備充実に関する調査研究協力者会議による「これからの学校図書館の整備充実について(報告)」の別紙「学校司書のモデルカリキュラム」、及び「学校司書のモデルカリキュラムのねらいと内容」との比較である。
26頁(156~181頁)
共著者:川瀬 綾子、北 克一
査読あり。
35 司書教諭講習科目の再検討 : 20年間の時間経過を踏まえて共著 2018-11-00『情報学=Journal of Informatics』
15巻2号
大阪市立大学大学院創造都市研究科・創造都市専攻(後期博士課程)・都市情報学専攻(修士課程)紀要委員会
本稿では、1998年3月の司書教諭講習規定の改正により1999年度より実施されてきた講習科目、5科目10単位(学校経営と学校図書館ほか)について、「学校司書のモデルカリキュラム」との比較等を進めながら、その今日的なあるべき姿を探った。
16頁(124~139頁)
共著者:西尾 純子、川瀬綾子、北 克一
査読あり。
36 全国SLA「学校図書館司書教諭講習講義指針」及び「『学校司書のモデルカリキュラム』講義指針」(2019年1月1日)の検討 : 「学習指導と学校図書館」、「読書と豊かな人間性共著 2019-06-00『情報学=Journal of Informatics』
16巻1号
大阪市立大学大学院創造都市研究科・創造都市専攻(後期博士課程)・都市情報学専攻(修士課程)紀要委員会
2019年1月8日、全国学校図書館協議会は「学校図書館司書教諭講習講義指針」、「『学校司書のモデルカリキュラム』講義指針」、「学校図書館に関する職務分担表」を公開した。本稿では、この「学校図書館司書教諭講習講義指針」、「『学校司書のモデルカリキュラム』講義指針」の両指針に共通する「学習指導と学校図書館」及び「読書と豊かな人間性」に着目、2の展開の差異を比較検証した。
18頁(10~27頁)
共著者:川瀬 綾子、西尾 純子、北 克一
査読あり。
37 全国SLA「「学校司書のモデルカリキュラム」講義指針」の検討(その2) : 学校司書養成独自科目」共著 2019-06-00『情報学=Journal of Informatics』
16巻1号
大阪市立大学大学院創造都市研究科・創造都市専攻(後期博士課程)・都市情報学専攻(修士課程)紀要委員会
2019年1月8日、全国学校図書館協議会は「「学校司書のモデルカリキュラム」講義指針」を公表した。本稿では、この「講義指針」の内、学校司書養成の独自科目について、検討を行った。検討の主な視点は、2016年10月に文部科学省学校図書館の整備充実に関する調査研究協力者会議による「学校司書のモデルカリキュラム」及び「学校司書のモデルカリキュラムのねらいと内容」と「講義指針」での科目扱いとの比較である。
17頁(28~44頁)
共著者:西尾 純子、川瀬 綾子、北 克一
査読あり。
38 全国SLA「学校図書館に関する職務分担表」(2019年1月1日)」の検討 : 司書教諭と学校司書共著 2019-06-00『情報学=Journal of Informatics』
16巻1号
大阪市立大学大学院創造都市研究科・創造都市専攻(後期博士課程)・都市情報学専攻(修士課程)紀要委員会
2019年1月8日、全国学校図書館協議会は「学校図書館に関する職務分担表(2019年1月1日)」を公開した。この職務分担表が発表された背景には、2014年の「学校図書館法」一部改正による学校司書の法制化等がある。本稿では、司書教諭と学校司書の職務分担に注目し、この「学校図書館に関する職務分担表」について検討する。
11頁(45~55頁)
共著者:川瀬 綾子、西尾 純子、北 克一
査読あり。
39 知的財産戦略としての海賊版サイト問題と図書館共著 2019-07-00『図書館界』
71巻2号
(日本図書館研究会)
文化庁の著作権分科会法制・基本問題小委員会でのリーチサイト・リーチアプリ規制や静止画ダウンロード違法化(ダウンロードサイト、ダウンロードアプリ)に関する議論、総務省「インターネット上の海賊版サイトへのアクセス抑止方策に関する検討会」でのアクセス警告方式に関する議論、文化庁による著作権法改正の再提起など、新たな展開が見られる。本研究では、著作権法改正案を中心に、これらの議論の論点を整理し、そこでの課題や図書館とのかかわりについて考察した。
7頁(122~128頁)
共著者:村上 泰子、川瀬 綾子、西尾 純子、北 克一
査読あり。
40 知的財産戦略におけるマンガ海賊版サイト問題 : 権利の衝突と図書館の立ち位置共著 2019-12-00『情報学=Journal of Informatics』
16巻2号
大阪市立大学大学院創造都市研究科・創造都市専攻(後期博士課程)・都市情報学専攻(修士課程)紀要委員会
2018年4月、政府は「インターネット上の海賊版サイトに対する緊急対策」を発表し、臨時的かつ緊急的措置として、特に悪質なサイトのブロッキングを適当との考えを示すとともに、「インターネット上の海賊版対策に関する検討会議(タスクフォース)」を設置した。本稿では、このタスクフォースにおける議論を中心に、知的財産権戦略におけるマンガ海賊版サイト問題について整理をするとともに、図書館の立ち位置を検討した。
19頁(9~27頁)
共著者:村上 泰子、川瀬 綾子、西尾 純子、北 克一
査読あり。
41 NDC体系へのトピックスの導入の検討 : 赤木かん子式を素材に共著 2019-12-00『情報学=Journal of Informatics』
16巻2号
大阪市立大学大学院創造都市研究科・創造都市専攻(後期博士課程)・都市情報学専攻(修士課程)紀要委員会
NDC分類体系へのトピックスの導入等について考察する。素材として、赤木かん子が提唱する「赤木式分類法」を対象とした。「赤木式分類法」は学校図書館を念頭に、原則はNDC9版に依拠しつつ、小・中学生を対象とした分類法の試みであると主張している。しかし、調査の結果、中学校学校図書館での導入には問題があることを指摘した。
20頁(36~55頁)
共著者:川瀬 綾子、北 克一
査読あり。
42 2019年8月九州北部大雨特別警報と公立図書館運営 : ホームページとSNSによる情報公開の有無単著 2019-12-00『情報学=Journal
of Informatics』
16巻2号
大阪市立大学大学院創造都市研究科・創造都市専攻(後期博士課程)・都市情報学専攻(修士課程)紀要委員会
2019年8月九州北部大雨特別警報に関連して、九州北部地区の公立図書館がそのホームページ及びSNSにおいて、どのような情報公開に努めたかを調査、報告した。
17頁(56~72頁)
研究ノート
43 全国SLA「学校図書館司書教諭講習講義指針」(二〇一九年一月一日)の検討単著 2020-05-00『論究日本文学』
112号
立命館大学日本文学会
全国学校図書館協議会が2019年1月に公表した「学校図書館司書教諭講習講義指針」について、1998年8月に文部科学省により公布された「学校図書館司書教諭講習規程の一部を改正する省令について(通知)」の別紙2「司書教諭の講習科目のねらいと内容」及び2009年10月に全国SLAが示した「学校図書館司書教諭講習講義要綱」とを比較検討した。
31頁(1~31頁)
研究ノート
44 侵害コンテンツのダウンロード違法化等に関する検討共著 2020-07-00『図書館界』
72巻2号
(日本図書館研究会)
文化庁の著作権分科会法制・基本問題小委員会でのリーチサイト・リーチアプリ規制や静止画ダウンロード違法化に関する議論、総務省「インターネット上の海賊版サイトへのアクセス抑止方策に関する検討会」でのアクセス警告方式に関する議論、文化庁による著作権法改正の再提起など、新たな展開が見られる。本研究では、著作法改正案を中心に、これらの議論の論点を整理し、そこでの課題や図書館とのかかわりについて考察した。
7頁(68~74頁)
共著者:川瀬 綾子、村上 泰子、西尾 純子、北 克一
査読あり。
45 2020年著作権法改正過程と図書館共著 2020-10-00『情報学=Journal
of Informatics』
17巻1-2号
大阪市立大学大学院創造都市研究科・創造都市専攻(後期博士課程)・都市情報学専攻(修士課程)紀要委員会
2020年6月5日、侵害コンテンツのダウンロード違法化に対する改正著作権法が参議院本会議で可決、成立し、6月12日に「令和2年法律第48号」として公布された。なお、同法律は2021年1月1日より施行、「リーチサイト」の規制については2020年10月1日から施行されることとなった。本稿では、この著作権法改正への経緯を概観すると共に、その課題や図書館との関わりについて考察した。
10頁(24~33頁)
共著者:川瀬 綾子、村上 泰子、西尾 純子、北 克一
査読あり。
46 GIGA スクール構想と教育の情報化,学校図書館共著 2021-07-00『図書館界』
73巻2号
(日本図書館研究会)
新型コロナウイルス蔓延による教育環境の大幅な変容下、教育の情報化推進は、喫緊の課題となった。本研究では、現在の教育の情報化が目指している方向性や法的側面、ICT環境整備状況等を概観しつつ、そこでの問題点を検討し、併せて学校図書館とのかかわりについて考察した。
7頁(106~113頁)
共著者:川瀬 綾子、村上 泰子、西尾 純子、北 克一
査読あり。
47 教育の情報化におけるGIGAスクール構想と学校図書館共著 2021-12-00『情報学=Journal
of Informatics』
18巻1-2号
大阪市立大学大学院創造都市研究科・創造都市専攻(後期博士課程)・都市情報学専攻(修士課程)紀要委員会
学校教育の情報化は、「学校教育の情報化の推進に関する法律」の公布・施行や教育再生実行会議の提言、文部科学省「新時代の学びを支える先端技術活用推進方策(最終まとめ)」および「GIGAスクール構想の実現について」などを踏まえ段階的に進むと予想された。しかし、新型コロナウイルス蔓延による教育環境の大幅な変容下、教育の情報化推進は喫緊の課題となった。本稿では、現在の教育の情報化が目指している方向性や法的側面、ICT環境整備状況等を概観し、そこでの問題点を検討した。さらに、今後の教員養成課程におけるICT活用指導力の育成及び、教育の情報化における学校図書館の立ち位置についても考察した。
14頁(1~14頁)
共著者:西尾 純子、川瀬 綾子、村上 泰子、北 克一
査読あり。
48 小学校学習指導要領改訂と情報教育 : 令和3(2021)年度からの実施を踏まえて共著 2021-12-00『情報学=Journal
of Informatics』
18巻1-2号
大阪市立大学大学院創造都市研究科・創造都市専攻(後期博士課程)・都市情報学専攻(修士課程)紀要委員会
新学習指導要領の実施に伴い、小学校で情報教育が令和3(2021)年度から新たに始まった。ただし小学校では、中学校での技術・家庭科での取り組みや、高等学校普通科での科目「情報I」、「情報II」のような、独立した科目ではない。この分かりにくさを解消すべく、文部科学省は「小学校プログラミング教育の手引」を刊行し、情報教育の普及・促進に努めている。
本稿では、新学習指導要領及び「小学校プログラミング教育の手引」を手掛かりに、小学校での情報教育について、その内実と課題に関して考察を行った。「小学校プログラミング教育の手引」では、小学校児童の低学年、中学年、高学年の各段階での発達段階の差異については触れておらず、今後の改訂では各学年、教科等に対応したきめ細かい事例展開が必要であることが分かった。
12頁(15~26頁)
共著者:川瀬 綾子、北 克一
査読あり。
49 中学校学習指導要領改訂と情報教育 : 令和3年度(2021年度)からの実施を踏まえて単著 2021-12-00『情報学=Journal
of Informatics』
18巻1-2号
大阪市立大学大学院創造都市研究科・創造都市専攻(後期博士課程)・都市情報学専攻(修士課程)紀要委員会
新学習指導要領の実施に伴い、中学校で新しい情報教育が令和3(2021)年度から始まった。中学校では情報教育は、技術・家庭科分野での取り組みを中心に、教科等横断的なクロスカリキュラムによって実施する、となっている。また、中学校での情報教育は、小学校でのプログラミング教育と普通科高等学校共通科目「情報I」等との接続の位置にある。この情報教育の連関についての可視化と、役割分担の明確化が必要とされる。
9頁(27~35頁)
査読あり。
50 高等学校普通科の教科「情報」の変遷と課題 : 令和4年度(2022年度)からの実施を踏まえて共著 2021-12-00『情報学=Journal
of Informatics』
18巻1-2号
大阪市立大学大学院創造都市研究科・創造都市専攻(後期博士課程)・都市情報学専攻(修士課程)紀要委員会
新学習指導要領の実施に伴い、高等学校普通科の教科「情報」は令和4年度(2022年度)入学生から新たに「情報I」として全員必修となる。本稿では、この教科「情報」の変遷とその背景を確認すると共に、新しい教育課程での教科「情報」の内容を検討し、併せて、関係する課題を取り上げた。
16頁(36~51頁)
共著者:川瀬 綾子、北 克一
査読あり。
51 GIGAスクール構想と教育の情報化の課題、今後の留意点と展望共著 2022-07-00『図書館界』74巻2号
(日本図書館研究会)
継続してGIGAスクール構想を取り上げる。昨年度は主として施策自体の中身を検討対象とした。その後、様々なアンケート等の調査結果が発表されたことから、今回はそれら調査結果を分析対象とし、諸課題を構造的に整理し、今後の留意点と展望を探った。
7頁(108~114頁)
共著者:村上泰子、川瀬綾子
査読あり。
52 GIGAスクール構想の課題の再構成と検討 : 学校図書館からの視点を含めて共著 2022-12-00『同志社図書館情報学』 (32)
(同志社大学図書館司書課程)
GIGAスクール構想を巡っては各種調査報告書やアンケート結果が公表されてきた。本稿では、それらを分析対象とし、課題の再構成を行った上で、検討を進めた。また、GIGAスクール構想と学校図書館の関わりについて、その問題点の考察を行った。
27頁(1~27頁)
共著者:村上泰子、川瀬綾子
査読あり。
53 教育データの利活用に関する検討状況についての考察共著 2023-07-00『図書館界』75巻2号
(日本図書館研究会)
教育のデジタル化が加速する中で、文部科学省は2020年6月に「教育データの利活用に関する有識者会議」を設置し、教育データの標準化、学習履歴の利活用、教育ビッグデータの効果的な分析・利活用、その他についての検討を始め、2021年3月に「中間まとめ」を公表した。本稿では、この有識者会議やデジタル庁等が公表した「教育データ利活用ロードマップ」を中心に現状と問題点を取り上げた。
7頁(138~145頁)
共著者:川瀬綾子、西尾純子、村上泰子
54 初等中等教育課程における教育データの利活用-学校図書館の立ち位置を含めて― 共著 2023-12-00『同志社図書館情報学』(33)
(同志社大学図書館司書課程)
文科省は2020年に「教育データの利活用に関する有識者会議」を設置し、教育データの標準化、学習履歴の利活用、教育ビッグデータの効果的な分析・利活用、その他について検討を進め、2021年に「中間まとめ」を公表した。さらに、デジタル庁を含めた4省庁は「教育データ利活用ロードマップ」を公表した。本稿では、「中間まとめ」や「ロードマップ」及び2022年に閣議決定された「デジタル社会の実現に向けた重点計画」をもとに、教育データの利活用における課題を俯瞰した後、学校図書館において教育データを活用する際に考えられる問題点を提起した。
21頁(1~21頁)
共著者:川瀬綾子、西尾純子、村上泰子
以上54点
Ⅲ 口頭発表・その他
1 ブッククラブを活用した教科教育の拡張に関する実践口頭発表(一般発表) 2010-09-00平成22年度日本学校図書館学会研究発表大会
(於青少年オリンピック記念センター、東京都渋谷区)
実際にブッククラブの手法を用いて、小学校3年生国語科単元「もしもの国に行ってみよう」及び4年生社会科単元「くらしの中の和と洋」とを展開した際の活動を分析した。その際、Gelpiに擬えて生活世界の一部としての学習を意識し、その活動拠点として学校図書館をメディアセンター論的に位置付けることで、教科教育の手法として唱導されているブッククラブが学校図書館に於いても有効であることを明らかにした。
共同報告者:枝元益弘、川瀬綾子
発表時間 25分
2 情報環境生態系の変容と次世代図書館システム口頭発表(一般発表) 2013-03-00日本図書館研究会第54回研究大会
(於同志社大学新町キャンパス、京都市)
ネットワークの進展と情報のデジタル化への収束により情報の生産、流通、蓄積に急激かつ大きな変化がある。こうした潮流を情報環境生態系の変容として位置付け、各種ステークホルダーの振る舞いを、技術、ビジネスモデル、課金・決済、コンテンツ流通等の側面から把握する。併せて、情報環境生態系での図書館の役割とそれを支える次世代図書館システムの方向性を考察した。
共同発表:川瀬綾子、村上泰子、北克一
発表時間 30分
3 FRBRモデルに基づくマンガ資料の目録レコード類の考察口頭発表(一般発表) 2014-02-00日本図書館研究会第55回研究大会
(於阪南大学、松原市)
IFLAのFRBR(Functional Requirements for Bibliographic Records)モデルに基づいてマンガ資料に対する目録規則、目録レコード類の考察を行う。主としてマンガ作品、及びその派生(原画、アニメーション、ゲーム等)を対象として扱い、マンガ作品論、マンガ著者論は論述の枠外とした。
共同発表:川瀬綾子、米谷優子、村上泰子、北克一
発表時間 30分
4 『日本十進分類法新訂10版』の検討 その(1) ―全体構成及び「序説」、「使用法」―共著 2015-10-00『情報学=Journal of Informatics』
12巻2号
大阪市立大学大学院創造都市研究科・創造都市専攻(後期博士課程)・都市情報学専攻(修士課程)紀要委員会
日本図書館協会分類委員会により、『日本十進分類法新訂10版』が2014年12月発行された。1995年8月の『日本十進分類法新訂9版』の刊行以降、概ね20年ぶりの日本十進分類法の改訂である。今後の日本図書館界の主題組織化を担う『日本十進分類法新訂10版』のうち、本稿では、全体構成及び「序説」「使用法」について、検討を進めた。
15頁(1~14頁)
共著者:米谷優子、村上泰子、川瀬綾子、北克一
査読あり。
5 『日本十進分類法新訂10版』の検討 その(3) ―相関索引―共著 2015-10-00『情報学=Journal of Informatics』
12巻2号
大阪市立大学大学院創造都市研究科・創造都市専攻(後期博士課程)・都市情報学専攻(修士課程)紀要委員会
日本図書館協会分類委員会により、『日本十進分類法新訂10版』が2014年12月発行された。1995年8月の日本十進分類法新訂9版の刊行以降、概ね20年ぶりの日本十進分類法の改訂である。今後の日本図書館界の主題組織化を担う『日本十進分類法新訂10版』のうち、本稿では、「相関索引」について、検討を進めた。
7頁(22~28頁)
共著者:米谷優子、川瀬綾子、村上泰子、北克一
査読あり。
6 『日本十進分類法新訂 10 版』の検討 その(4) ―「分類表のデータ要素」、「細目表の構成要素」―共著 2015-10-00『情報学=Journal of Informatics』
12巻2号
大阪市立大学大学院創造都市研究科・創造都市専攻(後期博士課程)・都市情報学専攻(修士課程)紀要委員会
日本図書館協会分類委員会により、『日本十進分類法新訂10版』が2014年12月発行された。1995年8月の日本十進分類法新訂9版の刊行以降、概ね20年ぶりの日本十進分類法の改訂である。今後の日本図書館界の主題組織化を担う『日本十進分類法新訂10版』のうち、本稿では、分類表のデータ要素、細目表の構成要素について、検討を進めた。
10頁(29~38頁)
共著者:米谷優子、村上泰子、川瀬綾子、北克一
査読あり。
7 『日本十進分類法新訂 10 版』の検討 その(7) ―2類 歴史―共著 2015-10-00『情報学=Journal of Informatics』
12巻2号
大阪市立大学大学院創造都市研究科・創造都市専攻(後期博士課程)・都市情報学専攻(修士課程)紀要委員会
日本図書館協会分類委員会により、『日本十進分類法新訂10版』が2014年12月発行された。1995年8月の日本十進分類法新訂9版の刊行以降、概ね20年ぶりの日本十進分類法の改訂である。今後の日本図書館界の主題組織化を担う『日本十進分類法新訂10版』のうち、本稿では、「2類歴史」について、検討を進めた。
7頁(66~72頁)
共著者:米谷優子、村上泰子、川瀬綾子、北克一
査読あり。
8 『日本十進分類法新訂 10 版』の検討 その(9) ―4類 自然科学―共著 2015-10-00『情報学=Journal of Informatics』
12巻2号
大阪市立大学大学院創造都市研究科・創造都市専攻(後期博士課程)・都市情報学専攻(修士課程)紀要委員会
日本図書館協会分類委員会により、『日本十進分類法新訂10版』が2014年12月発行された。1995年8月の『日本十進分類法新訂9版』の刊行以降、概ね20年ぶりの日本十進分類法の改訂である。今後の日本図書館界の主題組織化を担う『日本十進分類法新訂10版』のうち、本稿では、「4類自然科学」について、検討を進めた。
8頁(81~88頁)
共著者:村上泰子、川瀬綾子、米谷優子、北克一
査読あり。
9 『日本十進分類法新訂 10 版』の検討 その(10) ―5類 技術―共著 2015-10-00『情報学=Journal of Informatics』
12巻2号
大阪市立大学大学院創造都市研究科・創造都市専攻(後期博士課程)・都市情報学専攻(修士課程)紀要委員会
日本図書館協会分類委員会により、『日本十進分類法新訂10版』が2014年12月発行された。1995年8月の『日本十進分類法新訂9版』の刊行以降、概ね20年ぶりの日本十進分類法の改訂である。今後の日本図書館界の主題組織化を担う『日本十進分類法新訂10版』のうち、本稿では、「5類技術」について、検討を進めた。
5頁(89~93頁)
共著者:村上泰子、米谷優子、川瀬綾子、北克一
査読あり。
10 『日本十進分類法新訂 10 版』の検討 その(11) ―6類 産業―共著 2015-10-00『情報学=Journal of Informatics』
12巻2号
大阪市立大学大学院創造都市研究科・創造都市専攻(後期博士課程)・都市情報学専攻(修士課程)紀要委員会
日本図書館協会分類委員会により、『日本十進分類法新訂10版』が2014年12月発行された。1995年8月の『日本十進分類法新訂9版』の刊行以降、概ね20年ぶりの日本十進分類法の改訂である。今後の日本図書館界の主題組織化を担う『日本十進分類法新訂10版』のうち、本稿では、「6類産業」について、検討を進めた。
7頁:(94~100頁)
共著者:村上泰子、米谷優子、川瀬綾子、北克一
査読あり。
11 『日本十進分類法新訂 10 版』の検討 その(12) ―7類 芸術―共著 2015-10-00『情報学=Journal of Informatics』
12巻2号
大阪市立大学大学院創造都市研究科・創造都市専攻(後期博士課程)・都市情報学専攻(修士課程)紀要委員会
日本図書館協会分類委員会により、『日本十進分類法新訂10版』が2014年12月発行された。1995年8月の日本十進分類法新訂9版の刊行以降、概ね20年ぶりの日本十進分類法の改訂である。今後の日本図書館界の主題組織化を担う『日本十進分類法新訂10版』のうち、本稿では、「7類芸術」について、検討を進めた。
7頁(101~107頁)
共著者:米谷優子、川瀬綾子、村上泰子、北克一
査読あり。
12 『日本十進分類法新訂 10 版』の検討 その(14) ―9類 文学―共著 2015-10-00『情報学=Journal of Informatics』
12巻2号
大阪市立大学大学院創造都市研究科・創造都市専攻(後期博士課程)・都市情報学専攻(修士課程)紀要委員会
日本図書館協会分類委員会により、『日本十進分類法新訂10版』が2014年12月発行された。1995年8月の『日本十進分類法新訂9版』の刊行以降、概ね20年ぶりの日本十進分類法の改訂である。今後の日本図書館界の主題組織化を担う『日本十進分類法新訂10版』のうち、本稿では、「9類文学」について、検討を進めた。
7頁(117~123頁)
共著者:村上泰子、米谷優子、川瀬綾子、北克一
査読あり。
13 電子書籍をめぐるネットワーク情報の索引化―『日本十進分類法 新訂10版』による索引の付与とその限界―口頭発表(一般発表) 2016-02-00日本図書館研究会第57回研究大会
(於立命館大学朱雀キャンパス、京都市)
改訂された『日本十進分類法 新訂10版』(以下『NDC10』)の当該分野での展開を確認したのち、配信記事から抽出した記事情報に対して、『NDC10』による索引付与を試み、分類付与の可能性、索引付与の深度適切性、展開予測可能性について検討した。いずれにおいても電子書籍・電子出版関連の主題資料に関して不十分な部分がみられた結果を受けて、試案として、関係主題分野の『NDC10』改訂策を提起した。
共同発表者:米谷優子、村上泰子、川瀬綾子、森美由紀、北克一
発表時間 30分
14 「ツタヤ図書館」の資料区分を検証する その1 : 武雄市図書館、海老名市立図書館の検索・予約システムにおけるジャンル(カテゴリー)指定を手掛かりに共著 2016-03-00『資料組織化研究-e』
(資料組織化研究会)
『資料組織化研究-e』編集委員会
68号
本稿では、武雄市図書館、海老名市立図書館の検索・予約システムにおけるジャンル(カテゴリー)区分を手掛かりに、「ツタヤ図書館」の資料配列の区分「規則」を検証した。本稿は成人資料の区分を扱い、児童資料、児童文学関係については、稿を改めた。
28頁(1~28頁)
共著者:川瀬綾子、北克一
査読あり。
15 「ツタヤ図書館」の資料区分を検証する その2 : 武雄市図書館、海老名市立図書館の「こどもとしょかん」検索システムにおけるジャンル(カテゴリー)設定を手掛かりに共著 2016-03-00『資料組織化研究-e』
(資料組織化研究会)
『資料組織化研究-e』編集委員会
68号
本稿では、武雄市図書館及び海老名市立図書館の「こどもとしょかん」における検索システムのジャンル(カテゴリー)区分を手掛かりに、「ツタヤ図書館」の児童資料の配列区分「規則」を検証した。
22頁(29~50頁)
共著者:川瀬綾子、北克一
査読あり。
16 『日本十進分類法新訂10版』の検討 その(15) ―書誌分類と書架分類」共著 2016-05-00『情報学=Journal of Informatics』
13巻1号
大阪市立大学大学院創造都市研究科・創造都市専攻(後期博士課程)・都市情報学専攻(修士課程)紀要委員会
日本図書館協会分類委員会により、『日本十進分類法新訂10版』が2014年12月発行された。1995年8月の『日本十進分類法新訂9版』の刊行以降、概ね20年ぶりの日本十進分類法の改訂である。今後の日本図書館界の主題組織化を担う『日本十進分類法新訂10版』のうち、本稿では、『日本十進分類法新訂10版』における書誌分類と書架分類の考え方について検討を進めた。
7頁(44~50頁)
共著者:米谷優子、村上泰子、川瀬綾子、森美由紀、北克一
査読あり。
17 「ツタヤ図書館」の資料区分を検証する その3-多賀城市立図書館の検索・予約システムを中心に-共著 2016-05-00『情報学=Journal of Informatics』
13巻1号
大阪市立大学大学院創造都市研究科・創造都市専攻(後期博士課程)・都市情報学専攻(修士課程)紀要委員会
TSUTAYAを運営するカルチュア・コンビニエンス・クラブ株式会社が公立図書館の運営を担い3年が経過した。そして、2016年3月21日には第三の「ツタヤ図書館」となる多賀城市立図書館が開館した。本稿では、先立つ武雄市図書館及び海老名市立図書館のOPACに山積していた問題が多賀城市立図書館では改善されたのかの検証、及び検索・予約システムにおけるジャンル(カテゴリー)区分の差異を検証し、評価した。
18頁(64~81頁)
共著者:川瀬綾子、森美由紀、北克一
査読あり。
18 「ツタヤ図書館」の資料区分を検証する その4-図書に対するアマゾン分類とCCC分類の比較検討-共著 2016-05-00『情報学=Journal of Informatics』
13巻1号
大阪市立大学大学院創造都市研究科・創造都市専攻(後期博士課程)・都市情報学専攻(修士課程)紀要委員会
アマゾン・ジャパンでは、ECサイト上で独自の分類体系により様々な商品をカテゴライズし、販売を行っている。そして、国内の電子商取引では最大手となっている。一方、日本のリアル書店最大手であるCCCは蔦屋書店で培ってきた「独自の分類体系(ライフスタイル分類)」を基に、武雄市図書館や海老名市立中央図書館等の分類体系を構築し、運営にあたっている。本稿では、この2件の分類区分を比較し、その差異を考察した。
11頁(82~92頁)
共著者:川瀬綾子、森美由紀、北克一
査読あり。
19 「ツタヤ図書館」の「こどもとしょかん」機能の検証共著 2016-05-00『情報学=Journal of Informatics』
13巻1号
大阪市立大学大学院創造都市研究科・創造都市専攻(後期博士課程)・都市情報学専攻(修士課程)紀要委員会
TSUTAYAを運営するカルチュア・コンビニエンス・クラブ株式会社が公立図書館の運営を担い3年が経過しようとしている。2016年3月21日に第三の「ツタヤ図書館」となる多賀城市立図書館が開館した。本稿では、先立つ武雄市図書館及び海老名市立図書館と多賀城市立図書館の「こどもとしょかん」機能を比較し、ユーザビリティを検証した。
13頁(93~105頁)
共著者:川瀬綾子、森美由紀、北克一
査読あり。
20 教育の情報化時代の「チームとしての学校」と学校図書館の役割口頭発表(一般発表) 2017-02-00日本図書館研究会第58回研究大会
(於大阪学院大学、吹田市)
2020年度以降に予定されている新学習指導要領の導入を軸として、初等中等教育をめぐる状況は「主体的・対話的で深い学び(いわゆるアクティブ・ラーニング)」、「カリキュラム・マネジメント」を中心としながら大きく変化しようとしている。また、授業内等でのデジタル教科書の活用の検討もされている。こうした中で、教育の情報化時代の「チームとしての学校」と学校図書館の役割、機能を考察する。
共同発表者:川瀬綾子、西尾純子、村上泰子、北克一
発表時間 30分
21 学校司書養成にかかる履修証明プログラムの現状と課題口頭発表(一般発表) 2017-09-00平成29年度日本学校図書館学会研究発表大会
(於帝京科学大学、東京都足立区)
2016年11月、文部科学省は全国の国公私立大学等に対して「「学校司書のモデルカリキュラム」について(通知)」を送った。この「通知」に従い、2017年度よりいくつかの大学等でこれに対応した学校司書養成プログラムの実施や検討が進められた。本発表では、大学で実施される学校司書養成プログラムのシラバスについて検討を進めた。
共同報告者:西尾純子、川瀬綾子、北克一
発表時間 25分
22 新学習指導要領における小学校課程での情報活用能力の育成と学校図書館の役割口頭発表(一般発表) 2017-11-00第65回日本図書館情報学会研究大会
(於椙山女学園大学、名古屋市)
学校教育を巡る動向は2020年度の学習指導要領改訂と共に変化をしている。こうした中で、小学校課程に注目し、新学習指導要領が示した学習の基盤となる資質・能力を整理し、それらの能力の獲得には、主体的・対話的で深い学びに関わる学校図書館の役割と不可分にあることを論じた。
共同報告者:川瀬綾子、西尾純子、北克一
発表時間 30分
『日本図書館情報学会研究大会発表論文集』2017年65巻4頁(33~36頁)
23 新学習指導要領における学習の基礎となる資質・能力の育成とIoT時代の学校図書館口頭発表(一般発表) 2018-02-00日本図書館研究会第59回研究大会
(於神戸学院大学ポートアイランドキャンパス、神戸市)
「学習の基盤となる資質・能力」について「情報活用能力」に焦点を当てつつ、初等中等教育課程を対象にその内容を検討した。併せて、カリキュラム・マネジメントの視点も踏まえ、IoT時代の学校図書館の役割についても考察した。
共同発表者:村上泰子、川瀬綾子、西尾純子、北克一
発表時間 30分
24 「ツタヤ図書館」の資料区分を検証する その5 -高梁市立図書館の検索・予約システムを中心に-共著 2018-05-00『情報学=Journal of Informatics』
15巻1号
大阪市立大学大学院創造都市研究科・創造都市専攻(後期博士課程)・都市情報学専攻(修士課程)紀要委員会
TSUTAYAを運営するカルチュア・コンビニエンス・クラブ株式会社が公立図書館の運営を担い5年が経過しようとしている。2017年2月に第4の「ツタヤ図書館」となる高梁市図書館が開館した。本稿では、先立つ武雄市図書館、海老名市立図書館及び多賀城市立図書館のOPACに山積していた諸問題が、高梁市立図書館では改善されたのかの検証、及び検索・予約システムにおけるジャンル(カテゴリー)区分を検証した。
15頁(29~43頁)
共著者:川瀬綾子、北克一
査読あり。
25 「ツタヤ図書館」の資料区分を検証する その6 -周南市立徳山駅前図書館の検索・予約システムを中心に-共著 2018-05-00『情報学=Journal of Informatics』
15巻1号
大阪市立大学大学院創造都市研究科・創造都市専攻(後期博士課程)・都市情報学専攻(修士課程)紀要委員会
2017年2月に第5の「ツタヤ図書館」となる周南市立徳山駅前図書館が開館した。本稿では、先立つ武雄市図書館、海老名市立図書館、多賀城市立図書館及び高梁市立図書館のOPACに山積していた諸問題が、周南市立徳山駅前図書館では改善等がされたのかの検証、及び検索・予約システムにおけるジャンル(カテゴリー)区分の差異を検証した。
16頁(44~59頁)
共著者:川瀬綾子、北克一
査読あり。
26 「ツタヤ図書館」の資料区分を検証する その7 -5つの「ツタヤ図書館」のシステムを中間総括する-共著 2018-05-00『情報学=Journal of Informatics』
15巻1号
大阪市立大学大学院創造都市研究科・創造都市専攻(後期博士課程)・都市情報学専攻(修士課程)紀要委員会
2017年2月に第5の「ツタヤ図書館」となる周南市立徳山駅前図書館が開館した。本稿では、先立つ武雄市図書館、海老名市立図書館、多賀城市立図書館及び高梁市立図書館、及び、周南市立徳山駅前図書館における検索・予約システムを比較・検証し、「ツタヤ図書館」システムを中間総括した。
15頁(60~74頁)
共著者:川瀬綾子、北克一
査読あり。
27 「ツタヤ図書館」の資料区分を検証する その8 -延岡駅前「エンクロス」内の図書空間を考える-共著 2018-05-00『情報学=Journal of Informatics』
15巻1号
大阪市立大学大学院創造都市研究科・創造都市専攻(後期博士課程)・都市情報学専攻(修士課程)紀要委員会
2017年4月、本稿では第6の「ツタヤ図書館」ともいえる「図書空間」(蔵書2万冊程度)が、JR延岡駅前の複合施設「エンクロス」(基本コンセプト:「市民活動でまちの中心に、にぎわいを創る」)がオープンした。この施設全般の企画・運営をCCCが担っている。本稿では、この「エンクロス」内に設けられた「図書空間」の特徴について、過去の5館の「ツタヤ図書館」と運営コンセプトにおいて大きく異なる点につき論じた。
11頁(75~85頁)
共著者:川瀬綾子、北克一
査読あり。
28 インターネット上の海賊版サイトによる被害額の算定とその報道口頭発表(一般発表) 2019-00-00第 67 回日本図書館情報学会研究大会
(龍谷大学、京都市)
インターネット上での知財侵害が深刻さを増している。特に、2017年秋以降、侵害コンテンツの削除要請に応じない海賊版サイト(「漫画村」等)が大規模の利用者を獲得するに至った。一般社団法人コンテンツ海外流通促進機構の試算では、被害額は「漫画村」だけで1年間に3,200億円とする。そしてこの「被害額」3,200億円がマスコミ報道等において、独り歩きし、拡散するに至っている。本研究では、海賊版サイト対策の知的財産戦略本部検証・評価・企画委員会「インターネット上の海賊版に関する検討会議」等の議論を検証すると共に、全国紙等の報道内容を調査・比較し、課題を明らかにした。
発表時間 30分
『日本図書館情報学会研究大会発表論文集』2019年67巻4頁(57~60頁)
29 知的財産戦略としての海賊版サイト問題と図書館口頭発表(一般発表) 2019-02-00日本図書館研究会第60回研究大会
(於同志社大学今出川キャンパス、京都市)
文化庁の著作権分科会法制・基本問題小委員会でのリーチサイト・リーチアプリ規制や静止画ダウンロード違法化(ダウンロードサイト、ダウンロードアプリ)に関する議論、総務省「インターネット上の海賊版サイトへのアクセス抑止方策に関する検討会」でのアクセス警告方式に関する議論、文化庁による著作権法改正の再提起など、新たな展開が見られる。本発表では、著作権法改正案を中心に、これらの議論の論点を整理し、そこでの課題や図書館とのかかわりについて考察した。
共同発表:村上泰子、川瀬綾子、西尾純子、北克一
発表時間 30分
30 ツタヤ図書館の資料区分を検証する(その9) : 和歌山市民図書館の検索・予約システムを中心に共著 2020-10-00『情報学=Journal of Informatics』
17巻1-2号
大阪市立大学大学院創造都市研究科・創造都市専攻(後期博士課程)・都市情報学専攻(修士課程)紀要委員会
2020年3月に第6の「ツタヤ図書館」となる和歌山市民図書館が、2020年3月から、一部サービスを開始し部分開館、2020年6月より、一部の制限を含みつつも、一般開館に踏み切った。本稿では、先行した武雄市図書館等5図書館のOPACに山積していた諸問題が、和歌山市民図書館では改善等がされたのかの検証、及び検索・予約システムにおけるジャンル(カテゴリー)区分の資料分類区分の差異を検証し、評価した。
17頁(7~23頁)
共著者:川瀬 綾子、北 克一
査読あり。
31 「小林カツ代と栗原はるみ」 : ツタヤ図書館のOPACからの考察共著 2020-10-00『情報学=Journal
of Informatics』
17巻1-2号
大阪市立大学大学院創造都市研究科・創造都市専攻(後期博士課程)・都市情報学専攻(修士課程)紀要委員会
小林カツ代と栗原はるみは、代表的な家庭料理のカリスマである。しかし、「評価軸」は大きく異なる。小林カツ代は1980年代初頭のNHK「きょうの料理」への出演を機に著名な料理研究家となった。その料理のキーワードは、「働く女性の味方」である。一方、栗原はるみは、1990年代を代表する「モダンな主婦のカリスマ」を纏う。本稿では、カリスマである2人を軸に、ツタヤ図書館のOPACに関して考察を進める。
9頁(34~42頁)
共著者:川瀬 綾子、北 克一
査読あり。
32 GIGAスクール構想と教育の情報化,学校図書館口頭発表(一般発表) 2021-03-00日本図書館研究会第62回研究大会
(オンライン開催)
新型コロナウイルス蔓延による教育環境の大幅な変容下、教育の情報化推進は、喫緊の課題となった。本発表では、現在の教育の情報化が目指している方向性や法的側面、ICT環境整備状況等を概観しつつ、そこでの問題点を検討し、併せて学校図書館とのかかわりについて考察した。
共同発表者:西尾純子、川瀬綾子、村上泰子、北克一
発表時間 30分
33 GIGAスクール構想と教育の情報化の課題,今後の留意点と展望口頭発表(一般発表) 2022-03-00日本図書館研究会第63回研究大会
(オンライン開催)
継続してGIGAスクール構想を取り上げる。昨年度は主として施策自体の中身を検討対象とした。その後、様々なアンケート等の調査結果が発表されたことから、今回はそれら調査結果を分析対象とし、諸課題を構造的に整理し、今後の留意点と展望を探った。
共同報告者:村上泰子、川瀬綾子
発表時間 30分
34 教育データの利活用に関する検討状況に関する考察~学校図書館の関わりから~ 口頭発表(一般発表) 2023-03-00日本図書館研究会 第64回研究大会(於同志社大学、京都市) 教育のデジタル化が加速する中で、文科省は2020年に「教育データの利活用に関する有識者会議」を設置し、翌年に「中間まとめ」を公表した。本発表では、この教育データの標準化について、外観した後、その問題点を取り上げた。
共同報告者:川瀬綾子、村上泰子、西尾純子
発表時間 30分
35 初等中等教育における生成AIの教育利用に関する考察口頭発表(一般発表) 2024-03-00日本図書館研究会 第65回研究大会(於エル・おおさか、大阪市) 令和5(2023)年7月4日、文部科学省は「初等中等教育段階における生成AIの利用に関する暫定的なガイドライン」の作成について(通知)」を、初等中等教育局長名で発出した。本発表では、この「ガイドライン」を主軸に、生成AIの構造・機能、関係する諸課題を検討すると共に、初等中等教育への活用の課題点を整理した。

共同報告者:村上泰子、西尾純子、川瀬綾子、北克一
発表時間:30分
以上35点

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