教育研究業績の一覧

鳥越 覚生
A 教育業績
教育実践上の主な業績 年月日概要
1 教育内容・方法の工夫(授業評価等を含む)
1 授業内アンケートの実施 2018-09-00 ~ 甲南大学における「宗教学」講義において、授業と関連する質問を学生に課している。学生の理解度を確認しつつ、興味関心を探ることで授業を臨機応変に修正している。
2 作成した教科書、教材、参考書
3 教育方法・教育実践に関する発表、講演等
4 その他教育活動上特記すべき事項
1 京都大学 T A 2012-04-00
~2013-03-00
「宗教学基礎演習」の補助業務である。学部を中心とする学生と接し、必要に応じて、授業後に議論や親睦を深めた。
2 大谷大学哲学カフェの開催 2020-00-00 大谷大学哲学カフェを実施し、哲学的な対話を通した学生や地域の方々との交流を図った。
3 大谷大学ガクモン講座の企画・担当 2020-04-01
~2022-03-00
B 職務実績
1 国際自由宗教連盟(IARF)世界大会に参加 2018-07-29
~2018-08-02
ワシントンD.C.で開催された国際宗教連盟世界大会に一燈園代表として参加し、一燈園の活動を報告。また、海外の宗教者との交流を深め、帰国後もSNSやメール等のやり取りを続けている。
C 学会等及び社会における主な活動
所属期間及び主な活動の期間 学会等及び社会における主な活動
1 2011-03-00~0000-00-00 日本ショーペンハウアー協会
2 2014-03-00~0000-00-00 宗教哲学会
3 2015-03-00~0000-00-00 関西哲学会
4 2020-04-00~0000-00-00 日本ディルタイ協会
5 2020-04-01~0000-00-00 大谷大学哲学会
6 2022-04-00~0000-00-00 比較思想学会
D 研究活動
著書、学術論文等の名称単著、
共著の別
発行又は
発表の年月
発行所、発表雑誌等
又は
発表学会の名称
概要
Ⅰ著書
以上0点
Ⅱ学術論文
1 「ショーペンハウアーの色彩論から構成される構想力の問題についての若干の考察と見通し」単著 2012-11-00『宗教学研究室紀要』第9号
(京都大学宗教学研究室)
ショーペンハウアーの色彩論を生理学や自然史としてではなくて哲学として読解することを試みた。
21頁(107頁〜127頁)
2 「ショーペンハウアーの『意志と表象としての世界』第一巻における知覚の虚妄の問題」単著 2013-11-00『宗教学研究室紀要』第10号
(京都大学宗教学研究室)
ショーペンハウアーの主著である『意志と表象としての世界』における「表象」の記述を「虚妄」という観点から整理し、新たに質料における虚妄を見出した。
19頁(88頁〜106頁)
3 「ショーペンハウアー『意志と表象としての世界』における単なる表象の前史—それ自身無関心に、単に知覚される感覚の発見」単著 2016-12-00『宗教学研究室紀要』第13号
(京都大学宗教学研究室)
文献学的手法によって遺稿集を調査した結果、ショーペンハウアーの主著である『意志と表象としての世界』に埋蔵されていた「単なる表象」を「無関心」という観点から新たに発掘した。
16頁(107頁〜122頁)

4 「単なる色彩は美しいか?−カントとショーペンハウアーの哲学的色彩論」

単著 2017-10-00『ショーペンハウアー研究』第22号(日本ショーペンハウアー協会)
カントとショーペンハウアーの色彩論を哲学として読解することを試みた結果、ショーペンハウアーに独自な「透明な色彩」を剔出した。
10頁(87頁〜96頁)
5 「ショーペンハウアーと無関心」単著 2017-11-00『暁烏敏賞入選論文』(白山市) プラトンとカントを柱とするショーペンハウアー哲学を「無関心(性)」という観点から素描し、その現代的意義を提起した。
13頁(3頁〜15頁)

6 「ショーペンハウアーの美の形而上学における媒体論−ヘーゲルの反映論と対照して」単著 2017-12-00『宗教学研究室紀要』第14号
(京都大学宗教学研究室)
ベルリン大学で同時期に開講していたショーペンハウアーとヘーゲルの美学論に着目し、両者の相違点を「媒体」ないしは「仮象」という観点から浮き彫りにした。
20頁(58頁〜77頁)
7 「ショーペンハウアー哲学における美と善の問題−主客の同一性に即して」単著 2018-03-00『教育思想・教授法年報』第2号(教育思想・教授法研究会) カントとシェリングを補助線とすることで、ショーペンハウアー哲学における美と善の問題を明らかにすると同時に、その特色を「主客の同一性」として示した。
17頁(54頁〜70頁)
8 「ショーペンハウアーの苦悩の共同−カントとシュヴァイツァーを参照して」単著 2018-12-00『宗教学研究室紀要』第15号
(京都大学宗教学研究室)
カントとシュヴァイツァーを補助線とすることで、ショーペンハウアー倫理学の現代における可能性を「苦悩の共同」として提起した。
20頁(3頁〜22頁)
9 「ヴェールと利害関心-なぜベルクソンはショーペンハウアーの直観を評価しなかったのか?」

単著 2019-12-00『宗教学研究室紀要』第16号
(京都大学宗教学研究室)

ベルクソンがショーペンハウアーの直観を評価しなかった理由を、ヴェールと利害関心という観点から解釈した。
19頁(3頁~21頁)
10 「人間はエゴイズムを克服できるか?-ショーペンハウアー救済論における無関心の問題」

単著 2020-03-00『宗教哲学研究』第37号
(宗教哲学会)
ショーペンハウアー救済論における無関心の問題をエゴイズムの克服という観点から考察した。
13頁(56頁~68頁)
11 「自然の美しさと晴れやかさ−ショーペンハウアーの美の形而上学における"Gemeingefühl”の問題」単著 2020-05-31『教育思想・教授法年報』第4号(教育思想・教授法研究会)
ショーペンハウアーの美の形而上学における生命感情について、カントやシュルツェを参照して考察した。
16頁(38頁〜53頁)
12 [博士論文]「ショーペンハウアー哲学における無関心の研究」単著 2021-03-23京都大学 ショーペンハウアー哲学全体を「無関心」という観点から縦走的に研究した。
230頁
13 「色と形:ショーペンハウアー哲学におけるプラトン的イデーについての試論」単著 2021-05-31『教育思想・教授法年報』第5号(教育思想・教授法研究会) ショーペンハウアー哲学におけるイデーの問題を、色と形という観点から考察した。
17頁(68頁〜84頁)
14 「色彩体験は人間に何を教示するか?:ショーペンハウアー哲学からみるディルタイのゲーテ論」 単著 2021-11-18『ディルタイ研究』第32号
(日本ディルタイ協会)
眼を閉じた時に現れる色彩体験の意義を、ショーペンハウアーとディルタイのゲーテ論から読み解いた。
15頁(89頁〜103頁)
15 「生きとし生けるものが苦しみから自由でありますように:ショーペンハウアー哲学からみる「地獄」」 単著 2022-02-28『哲學論集』第68号
(大谷大学哲学会)
地獄の思想史からショーペンハウアー倫理学の可能性を考察した。
15頁(1頁〜15頁)
16 「佇む傍観者:夏目漱石『草枕』における非人情についての試論」 単著 2022-08-31『教育思想・教授法年報』第6号(教育思想教授法研究会) 夏目漱石『草枕』における「非人情」について、ショーペンハウアーの「無関心」を補助線として考察した。
15頁(37頁〜51頁)
以上16点
Ⅲ 口頭発表・その他
1 「ショーペンハウアーの実践的な理性論−人間の形而上学的欲求と形而上学的能力」口頭発表 2012-12-00第25回ショーペンハウアー協会全国大会(龍谷大学) 「道具的理性」の先駆者として知られるショーペンハウアー哲学における理性を考察することで、そこに形而上学的な契機を見出した。
(60分)
2 「ショーペンハウアーの『意志と表象としての世界』における知覚の虚妄の問題」口頭発表 2013-08-00第11回ニーチェ研究者の集い
(大阪大学)
本発表の成果は業績II.2.に結実した。
(45分)
3 「なぜショーペンハウアーは錯視を考察したのか−哲学者と錯覚の問題のための試論」口頭発表 2014-03-00第6回宗教哲学会
(京都大学)
ゲーテとの共同研究で着手されたショーペンハウアーの色彩論の哲学的な意義を特に「錯覚」に着目して考察した。
(45分)
なお、発表要旨が『宗教哲学研究』第32号に掲載されている。
4 「ショーペンハウアーの死生観を錯覚から考え直す試み」

口頭発表 2014-12-00第27回ショーペンハウアー協会全国大会(日本大学文理学部) ショーペンハウアーの表象論に含まれる「錯覚」の記述を手掛かりとして、ショーペンハウアーの人生観に迫った。
(45分)

5 「感情によって知られる身体とは何か?–ショーペンハウアー身体論の虚軸の検討」口頭発表 2015-10-00第68回関西哲学会
(京都大学)
ショーペンハウアーのテキストにおける「体調」概念に着目することで、知覚によってではなくて感情によって知られる身体論がショーペンハウアー哲学にあることを示唆した。
(60分)
6 「ショーペンハウアー『意志と表象としての世界』における単なる表象の前史」口頭発表 2016-08-00第13回ニーチェ研究者の集い
(大阪大学)
本発表の成果は業績II.3.に結実した。
(45分)

7 「ショーペンハウアーの愛の道徳についての試論–Personの用例を手掛かりとして」口頭発表 2017-03-00第9回宗教哲学会
(京都大学)
本発表の成果は、加筆・修正を経て、業績II.8.に結実した。
(45分)
なお、発表要旨が『宗教哲学研究』第35号に掲載されている。
8 「ショーペンハウアーと自然美」口頭発表 2017-10-00第70回関西哲学会
(大阪体育大学)
ショーペンハウアーの自然美が、カント、シラーの影響を受けていること、さらにエドゥアルト・フォン・ハルトマンの妻であるタウベルトの自然美の考察に影響を与えていることを明らかにした。
(60分)
9 (翻訳)「ショーペンハウアー初期遺稿集」翻訳(共訳) 2018-11-00『ショーペンハウアー研究』第23号
(日本ショーペンハウアー協会)
いまだ邦訳がないショーペンハウアー遺稿集の翻訳である。
18頁(169頁〜186頁)

10 「ヴェールと利害関心–なぜベルクソンはショーペンハウアーの直観を評価しなかったのか?」 口頭発表 2019-03-00第44回ベルクソン哲学研究会
(京都大学)
ベルクソンがショーペンハウアー哲学に対して冷淡であった理由を両者に共通する「ヴェール」と「利害関心」という概念から考察した。
(60分)
11 「一燈園の「座水月道場・修空華万行」について」単著 2019-06-00『光』誌第1178号
(燈影舎)
西田天香(1872-1968)が好んで揮毫した「座水月道場・修空華万行」の意義と由来を調査し、その源流として西田天香と南禅寺の関連を明らかにした。
6頁(26頁〜31頁)
12 「比叡山の「平和の祈り」と一燈園の「帰一の大願」」

単著 2019-10-00『光』誌第1182号
(燈影舎)
1987年に始まる比叡山宗教サミットにおける「平和の祈り」と一燈園の「帰一の大願」の関係を、西田天香の思想に即して解き明かした。
7頁(13頁〜19頁)
13 (翻訳)「ショーペンハウアー初期遺稿集」翻訳(共訳) 2019-11-00『ショーペンハウアー研究』第24号
(日本ショーペンハウアー協会)
いまだ邦訳がないショーペンハウアー遺稿集の翻訳である。
19頁(61頁〜79頁)
14 (翻訳)シャムエル・ファイナー「ユダヤの伝統への挑戦-18世紀ヨーロッパにおける楽しみ、文化変容、世俗化」翻訳 2019-12-00『ユダヤ・イスラエル研究』第33号
(日本ユダヤ学会)
2018年に来日したシャムエル・ファイナー教授の発表原稿の邦訳である。
10頁(40頁~49頁)
15 「「忍」の行者‐大石順教と西田天香」単著 2020-02-00『光』誌第1186号(燈影舎) 西田天香と大石順教に共通する生活態度を「忍」として指摘した。
6頁(29頁~34頁)
16 (翻訳)『ショーペンハウアー初期遺稿集』翻訳(共訳) 2020-12-00『ショーペンハウアー研究』第25号(日本ショーペンハウアー協会) いまだ邦訳がないショーペンハウアー遺稿集の翻訳である。
17 「色と形:ショーペンハウアー哲学におけるプラトン的イデーについての試論」口頭発表 2021-03-17春季研究会(大谷大学哲学会) ショーペンハウアー哲学における主題の一つである「プラトン的イデー」について、色と形という観点から考察した。
18 「夏目漱石『草枕』における非人情と憐れみ:ショーペンハウアーの「無関心」と照らし合わせて」口頭発表 2021-03-27第13回宗教哲学会(宗教哲学会) ショーペンハウアーの「無関心」と照らし合わせて、夏目漱石の『草枕』の読解を試みた。
19 「色彩体験は人間に何を教示するか?:ゲーテ、ショーペンハウアー、ディルタイ」 口頭発表 2021-07-03日本ディルタイ協会関西研究会
(日本ディルタイ協会)
色彩体験が有する意義について、ゲーテ、ショーペンハウアー、ディルタイの思想を参照しながら考察した。
20 (翻訳)『ショーペンハウアー初期遺稿集』 翻訳(共訳) 2021-12-00『ショーペンハウアー研究』第26号(日本ショーペンハウアー協会) いまだ邦訳がないショーペンハウアー遺稿集の翻訳である。
21 「わたしの国はこの世に属していない:ショーペンハウアー救済論における「謙遜」の問題」 口頭発表 2022-07-03京都ヘーゲル読書會
令和四年度夏期研究例会
ショーペンハウアー救済論における謙遜の問題について考察した。
以上21点

前のページに戻る