教育研究業績の一覧

脇中 洋
A 教育業績
教育実践上の主な業績 年月日概要
1 教育内容・方法の工夫(授業評価等を含む)
1 手話を用いた講義 1999-00-00
~2014-00-00
受講生中に手話を用いる聾学生がいれば、板書を増やし、配布資料を準備するほか、手話と音声言語を併用しながら講義を行なっている。また「障害児心理」の授業では、聴者学生に指文字を覚えてもらい、指文字で出席を取って読み取りの練習をしている。
2 グループワーク授業 2002-00-00
~2014-00-00
「保育内容(人間関係)」や「教育相談」の授業では、自己認識を高めるというコンセプトの下に、3分間スピーチやグループワークを取り入れている。学生自身にグループワークのファシリテーター役を務めさせる際には、「対象学年、教育的ねらい、所要時間」を設定させて、教職科目としての経験を積ませている。
3 奈良少年刑務所見学 2002-01-00 少年非行に関心の高い学生を引率して約2時間刑務所を見学し、少年が立ち直るためにはどのような支援が必要かを考えてもらった。
4 発達障害者とともに作る授業 2002-04-00
~2008-03-00
「障害児の心理」の授業に毎回自閉症者を招き、「彼と一緒にできる活動」を学生に企画してもらい、活動後に相互評価を行なった。
5 非暴力的危機介入法の導入 2007-02-00 ~ 将来の職場で利用者が理性を失って暴力に至った際にはどう対応すべきか。非暴力的危機介入法では、ロールプレイを多用して実践的研修を行う。この研修を、精神保健福祉士資格志望学生を対象に2日間集中で行なったほか、通常の授業でもそのエッセンスを導入している。
6 目撃証言再現実験 2008-00-00 ~ 「犯罪心理学」の授業時に、受講生を教壇に立たせた後で彼の服装や風貌をどのくらい再生できるか体験してもらう。また授業中に教員の鞄を持ち出す学生を設定し、受講生にその学生「犯人」の目撃証言を求めている。
7 卒論メール指導 2008-00-00 ~ 心理学専攻の4回生には、10月中にオリジナルデータを収集させ、11月中にデータ集計・図表化・統計的検定を完了させる。その後論文を作成していく過程で、メールでの提出を求め、添削してメールで返信する指導を行なっている。
8 卒論指導合宿 2008-08-00 ~ 4回生ゼミの学生には前期終了後の夏休みに最低でも実験計画書を提出させ、1泊2日で卒業論文指導を行なっている。
9 卒論のための統計的検定の指導 2008-11-00 ~ 卒論のために調査データを集計中の学生を対象に、11月~12月のオフィスアワーは、情報処理室にて個別に図表作成、統計的検定の指導を行っている。
10 パソコン掲示板を利用した演習 2009-00-00 ~ 1,2回生演習で、パソコンの掲示板に日程や担当者を載せるほか、学生がファシリテーターとなってディベートや議論している様子を画像で掲示し、議論の枠組みや論点を整理して次回以降の論議に活用している。(閲覧回数は2014年7月現在で、のべ6000回を超えている。)
11 滋賀刑務所見学 2009-02-02 ~ 累犯傾向の進んでいない受刑者が対象の滋賀刑務所を、3,4回生の希望者を引率して毎年または隔年で見学している。受刑者の高齢化や障害の疑われる受刑者の実態を見て、セーフティネットからこぼれ落ちる日本の福祉の実態に直面させている。
12 模擬裁判形式の討議学習 2012-07-11
~2013-07-00
2回生演習の授業で刑事裁判の仕組みを解説し、裁判員裁判の形式(裁判官3名、裁判員6名、司法警察員、検察官、弁護人、検察側・弁護側各証人)と手続きで、被告人の罪と量刑について評議してもらった。一般的なテーマに基づいたディベート以上に、役割が明確で活発な議論ができた。
13 模擬弁護団によるプレゼン形式の授業 2013-11-01
~2016-12-01
法科大学院における「法と心理」の授業において、いくつかの模擬刑事事件を提示し、受講生2~3名ずつの班に分かれてもらって、弁護方針と心理学の活用を検討した上で、プレゼンテーションしてもらい、全体で討議した。
14 司法面接法のグループワーク 2014-11-00 ~ いじめや暴力、性的被害等の深刻な出来事を子どもから聞き取る際には、体験的事実を歪めることなく語ってもらうことが肝要である。こうした事実関係を確認するための司法面接法を、面接者役・子ども役・バックスタッフに分かれて3人一組になって交代で実習する授業を臨床心理学で導入している。
15 京都拘置所参観 2015-11-27 3,4回生ゼミの学生を対象に所長の案内で拘置所を参観し、その後質疑に応答していただいた。
16 1回生ゼミ合宿 2016-10-01
~2016-10-02
入学して半年を経た1回生演習受講者を対象に、湖西セミナーハウスにおいて1泊2日の合宿形式で親睦を深めつつ、大学での学びについて個々の問題意識を深化してもらう。
17 京都刑務所参観 2016-12-06 ゼミの学生を引率して、卒業研究および進路研究の一環として、京都刑務所を参観。
18 ゼミ学生を引率しての児童自立支援施設参観 2017-07-07 罪を犯して少年院を出院した男女を多く含む大阪市立児童自立支援施設阿武山学園(高槻市)に3,4回生演習受講者を引率して参観した。児童虐待被害者や発達障害のある少年らが暮らしており、生活支援の傍ら性犯防止プログラム等を行っている実態を学んだ。
19 京都拘置所参観 2017-12-05 3・4回生演習の受講生を引率して京都拘置所を参観し、学生は参観の後、質疑を行った。
20 京都刑務所参観 2020-02-18 ~ 教育・心理学科3,4回生ゼミの学生の他、「犯罪心理学」を受講していた他学科の学生も引率して京都刑務所の参観を行った。参観者の中から翌年卒業時に法務教官を任官する学生も居た。
2 作成した教科書、教材、参考書
1 初期コミュニケーションの形成過程の動画作成 1999-00-00 「発達臨床心理学」等の授業で、新生児の原始反射やコミュニケーションが形成されていくプロセスについて、育児記録を含めたオリジナルの動画を編集した。
2 学生のプレゼンテーションを撮影したパワーポイント教材 2002-00-00 ~ グループワーク、総合演習プレゼンテーション、模擬授業の様子をデジカメで撮影し、授業の最終回にパワーポイントで提示して、学んだ内容を振り返る資料としてもらう。
3 レーザーライターによる図示 2005-00-00
~2006-00-00
盲学生のために、視覚的資料を手で触れてわかるようにレーザーライターで教材化した。
4 『京都大学講義「偏見・差別・人権」を問い直す』(第4講ほか・京大出版会) 2007-10-00 京都大学全学共通科目「偏見・差別・人権」における取り組みおよび論考を、他の授業担当者とともに執筆し、大学における人権科目における取り組みを紹介。
3 教育方法・教育実践に関する発表、講演等
4 その他教育活動上特記すべき事項
1 教員免許更新講習 2008-12-00
~2021-08-00
花園大学、大谷大学における教員免許更新講習で、「発達の最新事情」「特別支援教育」に関する講義を担当
2 介護等体験事前・事後指導 2011-04-01
~2017-05-00
小中学校の教員免許取得希望者は、3回生時点で社会福祉施設5日間、特別支援学校2日間の介護等体験を行うことになっており、10名程度の学生を対象に4月~5月に事前指導、11月と2月に事後指導を行った。
3 海外若手研究者への助言 2016-09-06 インドネシアの若手社会学者からのメールによる質問(厳格な家庭に育つ子どもの嘘)に対して、文献を紹介しながら助言を行った。
B 職務実績
1 京都府発達障害児サポート 2008-00-00
~2010-00-00
京都府与謝野町の保健師や保育士と事前に打ち合わせて数か所の保育所を巡回し、そこに在籍する発達障害等が気がかりな年中児を対象として半日ずつ観察し、発達臨床的観点から結果をフィードバックした。
2 高次脳機能障害ピアサポートの専門家をカナダから招聘 2008-00-00
~2010-00-00
カナダBC州ビクトリアの高次脳機能障害ピアサポートの専門家を2008年2月23日~3月6日と2010年8月27日~9月10日の2度にわたって日本に招聘し、フォーラムでの講演のほか、ピアサポーター養成ファシリテーターや神戸、福知山、奈良の出張巡回相談に同行してもらった。
3 高次脳機能障害ピアサポート事務所の運営 2008-04-00
~2009-03-00
独立行政法人福祉医療機構助成(高次脳機能障害者のピアサポート元気事業)と京都府地域振興課助成(高次脳機能障害者が地域とともに生みだす元気と勇気事業)を受け、「高次脳機能障害者ピアサポート事務所」を運営。
4 京都府私立幼稚園連盟キンダ―カウンセラー 2009-00-00 ~ 京都府内の私立幼稚園において集団になじめない等の気がかりな園児に関与する教諭に対して、京都府臨床心理士会派遣のキンダ―カウンセラーとして年に数回観察助言を行なっている。
5 高次脳機能障害ピアサポートin大谷大学 2009-04-00
~2012-03-00
科研費基盤研究の実践的研究調査として、月に1回大谷大学に高次脳機能障害当事者のピアサポーターを招いて事例会議とスキルアップのための研修を行っている。
6 おおさか脳損傷サポートセンター、ピアサポート・ディ 2009-04-00
~2012-03-00
NPO法人おおさか脳損傷サポートセンターと連携して、高次脳機能障害者のピアサポート、ランチの会、習字クラブ、スポーツクラブ等を運営し、4期にわたってピアサポーターを養成してピアサポート活動の社会的実装を果たした。
7 外国人研究者の受け入れ 2011-01-00 東北師範大学教育科学学院心理学部の劉秀麗教授が2011年1月9日~1月28日に学術振興会の助成で来日して大谷大学で研究調査をする際の指導教授として、宿泊先を手配し、図書館文献等の情報提供を行った。
8 和歌山県立新宮高校生徒に対する質疑応答 2017-12-11 修学旅行で京都でのフィールドワークを行った和歌山県立新宮高校の総合学習受講生徒(教育班)が大谷大学を訪問し、質疑に対して応答したり、プレゼンテーションを行ったりした。
C 学会等及び社会における主な活動
所属期間及び主な活動の期間 学会等及び社会における主な活動
1 0000-00-00~2021-12-17 国立重度知的障害者総合支援施設のぞみの園主催「知的障害のある犯罪行為者への支援を学ぶ研修会」振り返り講習会(鼎談)Zoom配信・120分
2 1981-01-00~1989-03-00 脳性麻痺・在宅障害者の介護活動
3 1981-04-00~2008-03-00 手話通訳奉仕
4 1987-05-00~0000-00-00 日本教育心理学会正会員
5 1990-00-00~0000-00-00 日本発達心理学会(2002年~2003年一般編集委員)
6 1991-00-00~1997-03-00 京都市御室保育所保育推進委員(京都市御室保育所において、保育士、保護者、地域委員からなる3者協議の場を成す保育推進委員を務めた。)
7 1996-06-00~1996-06-00 三重県社会福祉協議会主催・障害児保育担当職員研修会講師
8 1996-07-00~1996-07-00 三重県社会福祉協議会主催・社会福祉専門講座「地域福祉」講師
9 1998-00-00~1998-00-00 大阪府立渋谷高校講演
10 1998-00-00~1998-00-00 三重県社会福祉協議会主催・社会福祉専門講座「障害児と療育」講師
11 1998-00-00~1998-00-00 日弁連刑事弁護センター目撃証言研究会発表
12 1999-06-00~1999-06-00 北海道大学発達臨床センター相互行為分析研究会発表
13 2000-00-00~2009-00-00 法と心理学会学会設立発起人、第3回大会・第5回大会・第10回大会準備委員
14 2000-00-00~2000-00-00 京都市児童福祉センター診療療育課職員研修講師
15 2000-00-00~2000-00-00 京都児童養護施設研究会講師
16 2000-00-00~2001-00-00 滋賀県立甲良養護学校教職員研修講師(計5回)
17 2001-00-00~2001-00-00 野田事件関西救援会講師
18 2001-09-00~2001-09-00 長野県総合教育センター教職員研修講座講師
19 2002-00-00~2005-00-00 京都発達研究会事務局(30年以上月例で開催されてきた研究会の会場確保、発表のまとめと案内文作成を担った。)
20 2002-00-00~2002-00-00 日弁連刑事弁護センター目撃証言研究会発表
21 2002-00-00~0000-00-00 日本発達心理学会臨床発達心理士申請者スーパーバイザー
22 2002-07-00~2002-07-00 鳥取県教育センター主催「知的・情緒障害教育」研修講師
23 2002-07-00~2002-07-00 鳥取県立米子養護学校校内全体研究会講師および指導助言者
24 2003-00-00~2004-00-00 滋賀県立甲良養護学校教職員研修講師
25 2004-00-00~0000-00-00 花園大学人権教育研究センター委嘱研究員(現在に至る)
26 2004-00-00~2007-00-00 名張毒ぶどう酒事件第7次再審請求弁護団鑑定人(請求人公判証言担当)
27 2004-04-00~2006-03-00 京都大学YMCA地塩寮理事会先輩理事
28 2004-06-00~2004-06-00 近江八幡市心身障害児通園センターひかりの子研修会講師
29 2005-04-00~2008-03-00 文科省科学研究費・萌芽研究「高次脳機能障害者が自助グループにおいて自己を再形成するプロセスに関する発達的研究」(課題番号17653076)研究代表者
30 2005-04-00~0000-00-00 立命館大学学内プロジェクト研究「法と心理学」共同研究者
31 2006-00-00~0000-00-00 日本心理臨床学会日本臨床心理士会、京都府臨床心理士会会員
32 2006-00-00~2006-00-00 花園大学人権教育研究センター学習会講師
33 2006-10-00~2014-10-00 法と心理学会理事・研究委員2006-2009年
編集委員2009-現在
34 2006-12-00~2010-11-00 高次脳機能障害者に特化したピアサポーター養成プログラムをⅣ期にわたって実施
35 2007-11-07~2007-11-07 裁判員シンポジウム:佐賀県弁護士会主催のシンポジウムに、志布志事件被害者らとともにパネリストとして参加した。
36 2008-00-00~2008-00-00 花園大学人権教育研究センター学習会講師
37 2009-03-24~2009-03-24 奈良家庭裁判所職員研修講師
38 2009-04-00~2012-03-00 学術振興会科学研究費・基盤研究C「高次脳機能障害者とその家族のピアサポートによる自己と関係の変容に関する発達的研究」(課題番号21530708)研究代表者
39 2009-07-00~2009-08-00 触法知的障害者の訴訟能力に関する実態調査(茨木学園)
40 2009-08-00~2012-03-00 地域生活サポート研究会高次脳機能障害者に関わるケースワーカーや精神保健福祉士などの専門家を対象に、当事者や家族を囲んで事例研究会を隔月で開催し続けている。
41 2009-12-00~0000-00-00 教員免許更新講習講師「発達心理学の最新事情」(花園大学)
42 2010-03-00~2010-03-00 立命館大学シンポジウム「刑事司法と精神鑑定」パネリスト
43 2010-06-00~2014-00-00 狭山事件・第三次再審請求弁護団鑑定人(現在に至る)2014年7月:取調べ録音テープを分析した鑑定意見書提出
44 2010-07-00~0000-00-00 独立行政法人・国立重度知的障害者総合施設のぞみの園研究検討委員(現在に至る)
45 2010-07-00~2010-07-00 高次脳機能障害者・地域生活サポート研究会フォーラム主催(大阪府立大学中之島サテライトキャンパス)
46 2010-08-00~2011-08-00 臨床発達心理士認定講習会講師
47 2010-09-00~2010-11-00 触法知的障害者事例検討会講師(救護施設・三恵苑)
48 2010-09-17~2010-09-17 テレビ朝日ニュース取材(湖東記念病院殺人事件再審請求)
49 2010-11-00~2010-11-00 広島弁護士会主催「可視化in広島シンポジウム」パネリスト
50 2010-11-00~2010-11-00 脳損傷者スポーツ大会主催(神戸しあわせの村)
51 2010-12-00~2010-12-00 立命館大学人間科学研究所主催「家庭内暴力を乗り越える家族臨床理論の構築に向けて」パネリスト
52 2011-02-00~2011-02-00 独立行政法人・国立重度知的障害者総合施設のぞみの園主催・福祉セミナー「福祉サービスを必要とする罪を犯した知的障害者等の地域生活支援に向けて」コーディネーター
53 2011-03-00~2011-03-00 愛知県弁護士会主催・可視化シンポ・パネリスト
54 2011-04-00~2016-03-00 文科省科学研究費助成金・新学術研究領域「法と人間科学」高木班「虚偽自白発生防止を重視した被疑者面接法の開発」研究分担者
55 2012-02-06~2013-02-00 京都地方検察庁・知的障害被疑者取調べの録音・録画立ち会い助言
56 2012-02-08~2012-02-09 独立行政法人・国立重度知的障害者総合施設のぞみの園主催・福祉セミナー「福祉サービスを必要とする罪を犯した知的障害者等の地域生活支援に向けて」コーディネーター
57 2012-03-19~2012-03-19 最高検察庁・検察改革推進室主催・最高検知的障がい専門委員会に外部委員として出席
58 2012-03-20~2012-03-20 大阪脳損傷者サポートセンター主催、第13回高次脳機能障害地域生活サポート研究会フォーラム「生きる場での回復をめざして 現在の自分を生きる 他者と共に生きる」コメンテーター(大阪府立大学・中之島サテライト)
59 2012-04-00~2015-03-00 日本学術振興会・科研費基盤研究(C)「触法知的障害者の更生と地域定着を促進するピアサポートプログラムの開発と評価」(課題番号24530750)研究代表者
60 2012-10-22~2012-10-22 「知的障害、発達障害のある被疑者面接について」大阪弁護士会 法律相談部 高齢者・障害者総合支援センター運営委員会主催「障害者の刑事弁護活動に関する会員向け連続研修会」講師(120分)
61 2013-02-20~2013-02-20 天王福祉会茨木学園研修講師「障害特性の理解と対応」
62 2013-02-22~2013-02-22 国立重度心身障害者総合施設のぞみの園福祉セミナー講演「どのようなとき人は変わるのか」
63 2013-03-08~2013-03-08 京都地方検察庁検事向け研修「知的障害の疑いのある者の取調べ勉強会」知的障害被疑者取調べの録音・録画に関して、担当検事対象に研修を行った。
64 2013-03-16~2013-03-16 愛知県弁護士会取調べの可視化市民集会シンポジウム講師「取調べの心理学と被疑者面接法」
65 2013-05-25~2013-05-25 「知的障害者の取調べに関する法心理学的検討」大谷大学哲学会
66 2013-06-00~0000-00-00 三鷹事件・供述分析鑑定人(三鷹事件再審請求弁護人による依頼)
67 2013-06-01~2013-06-01 「司法と心理のはざまから 犯罪に巻き込まれる発達障害者―司法面接法・更生プログラム・地域定着支援」日本発達心理学会関西地区懇話会, 京都ノートルダム女子大学
68 2013-11-16~2013-11-16 触法行為から子どもたちをいかに守るか―加害と被害をめぐる法心理学―滋賀県立大学うみかぜセミナー
69 2014-01-18~2014-01-18 大阪弁護士会シンポジウム「あなたが裁判員になったとき、被告人に発達障がいがあったらどうしますか」基調講演「発達障がい者と刑事手続き」
パネルディスカッション「発達障がいと裁判員裁判」
70 2014-02-22~2014-02-22 国立重度知的障害者総合施設のぞみの園
福祉セミナー・シンポジウム・コーディネーター
71 2014-05-15~2014-08-03 大阪地裁堺支部平成26年(わ)第490号傷害致死等被告事件情状鑑定人2014年7月堺拘置支所被疑者面会、鑑定意見書提出
72 2014-11-12~2014-11-12 裁判員裁判における専門家証言大阪地裁堺支部平成26年(わ)台490号傷害致死等被告事件
73 2014-11-18~2014-11-25 N死刑囚との面会(心理査定と犯行要因調査)強盗殺人等控訴審被告人として大阪拘置所に収監中
74 2015-02-27~2015-03-04 関西テレビ「スーパーニュースアンカー」電話によるインタビュー(子どものコミュニケーション能力は低下したか)
75 2015-07-01~0000-00-00 日野町事件第2次再審請求鑑定人
76 2015-10-25~0000-00-00 法と心理学会理事、編集委員
77 2015-11-25~2015-11-25 大阪高裁強盗殺人等被告事件情状証人出廷・象印マホービン元副社長他2件の強盗殺人を犯して一審の裁判員裁判で死刑判決を受けたN被告人の情状鑑定について、専門家証人として法廷で証言
78 2016-02-23~2016-02-23 講演「再審無罪となった強姦等被告事件における被害者供述・目撃供述の検討」日弁連刑事弁護センター・2015年度第2回供述分析研究会(2時間)
79 2016-06-03~2016-06-03 情状鑑定のための接見等禁止決定に基づく被告人接見大阪地裁堺支部平成27年(わ)第702号傷害致死被告事件
80 2016-09-18~2016-09-18 市民シンポジウム「取調べの可視化と裁判員裁判 映像は真実を写し出せるか」(主催)京都弁護士会、えん罪救済センター、龍谷大学矯正・保護センター(講演および周防正行監督、指宿信教授とパネルディスカッション)
81 2016-10-17~2016-10-17 情状鑑定証人として裁判員裁判公判出廷傷害致死被告事件の情状鑑定証人として、大阪地裁堺支部の裁判員裁判に出廷し、裁判員らの前で被告人の心理学的鑑定結果についてプレゼンテーションを行い、その後検察官と相被告人からの反対尋問を受けた。
82 2016-11-25~2016-12-09 門真強盗殺人・死体損壊等被告事件被告人面会2017年春に裁判員裁判が予定されている門真強盗殺人・死体損壊等被告事件の被告人に対する情状鑑定を行うため、大阪拘置所で2時間余り2度にわたって面会を行い、心理テストを実施したり、聞き取り調査を行った。
83 2016-12-03~2016-12-03 国立のぞみの園主催研修会コーディネーター国立重度障害者総合施設のぞみの園が主催する「非行・犯罪行為に至った知的障害者を支援し続ける人のための双方向参加型研修会」(筑波大東京キャンパス)において、犯罪からの離脱分科会で水藤昌彦氏(山口県立大)とともにコーディネーターを務めた。
84 2016-12-07~2016-12-07 講演「東住吉事件における供述分析」日弁連刑事弁護センター・2016年度第1回供述分析研究会(2時間)
85 2017-02-03~0000-00-00 知的障害者に対する強姦被疑事件の被害者供述(ビデオ)の検討  中度知的障害のある女性が強姦被害を供述したとされる取調べビデオ等を視聴し、司法面接法や精神鑑定書の問題点を指摘するよう弁護側から要請を受けて検討していくことになった。
86 2017-06-05~2017-06-05 検察官対象に裁判員裁判公判出廷前の事前レクチャー2017年6月16日に予定されている強盗殺人・死体損壊等被告事件の裁判員裁判公判での専門家証人としての出廷前に、大阪地検検察官から証言内容を事前に知りたい旨の要望があり、解説を行った。
87 2017-06-16~2017-06-16 裁判員裁判における情状鑑定証人出廷:強盗殺人・死体損壊等被告事件の裁判員裁判において、情状鑑定証人として出廷し、弁護側主尋問で約1時間のパワーポイントを用いたプレゼンテーションを行い、その後約1時間の検察側反対尋問、裁判官からの補充質問20分の計約2時間余り尋問を受けて証言した(大阪地裁刑事第8部(わ)第1161号等)。
88 2017-06-30~2017-06-30 被疑者接見 知的障害を持つ現住居住物放火事件被疑者と京都拘置所にて接見し、心理学的特性のアセスメントを行った。
89 2017-07-14~2017-07-14 被疑者接見 中度の知的障害を有する現住居住物放火被疑者と京都拘置所において面会を行い、知的能力の特性についてのアセスメントと犯行動機や再犯可能性について検討するための調査を行った。
90 2017-08-03~2017-08-03 京都拘置所被疑者面接知的障害のある現住居住物放火被告事件の被告人に対して、裁判員裁判の証人としての資料を得るためにアクリル板越しに弁護人立会いのもとで3度目の面会を行った(13:00~15:00)。
91 2017-09-29~2017-09-29 専門家証人としての公判出廷強姦被告事件における知的障害のある被害者の供述生成過程に関して問題点を指摘した鑑定意見書および被害者や周辺人物の聴取過程に関する法廷証言に基づいて、大阪地裁刑事部の法廷で証人尋問を受けて証言を行った(約2時間)。
92 2017-10-17~2017-10-17 裁判員裁判における情状鑑定証人出廷:現住居住物放火等被告事件の裁判員裁判で、情状証人として出廷し、知的障害のある被告人の動機について心理学者として専門意見を述べた(京都地裁2時間)。
93 2017-11-15~2017-11-15 湖東記念病院事件再審請求に関するマスコミ取材湖東記念病院事件再審請求に関して、関西テレビ「みんなのニュース・報道ランナー」の取材を1時間半ほど受け、その様子は2017年11月22日放送の番組内で10分あまり放映された。
94 2017-11-27~2017-11-27 湖東記念病院事件再審請求に関する取材湖東記念病院事件再審請求に関して、中日新聞から2時間程取材を受けた。
95 2017-11-29~2017-11-29 湖東記念病院事件再審請求に関する取材湖東記念病院事件再審請求に関する取材を京都新聞から1時間ほど受けた。
96 2017-12-13~2017-12-13 強姦被告事件無罪判決を受けての共同記者会見大阪地裁における知的障害のある「被害者」の強姦被告事件で無罪判決が出されたことを受け、司法記者クラブにて14:30から15時過ぎまで弁護人とともにマスコミ各社の共同記者会見を受けた。
97 2018-01-20~2018-01-20 日本経済新聞東京編集局取材  供述分析や心理学的鑑定の裁判における扱いの変化について(3時間)
98 2018-02-12~2018-03-12 西日本新聞(鹿児島総局)記者取材2017年6月に鹿児島地裁で再審開始決定が出された大崎事件で、その後福岡高裁に係属した特別抗告審において2018年3月に決定が出される見込みであることを受けて、昨今の法曹界における供述の心理学的鑑定の扱いについて取材を受けた。
99 2018-02-15~2018-02-16 国立のぞみの園主催研修・基調講演、鼎談および分科会ファシリテーター国立のぞみの園が主催し、福祉職員を対象として「非行・犯罪行為に至った知的障害者を支援し続ける人のための双方向参加型研修会」において、基調講演「育ちを剥奪された人」(60分)を行い、鼎談(120分)を担当した。また翌日の分科会「福祉による離脱支援・意義と課題」において、コメンテーターおよびファシリテーターを務めた(5時間30分)。
100 2018-02-18~2018-02-18 京都大学YMCA地塩寮・先輩理事による話題提供 京大地塩寮で行われた先輩理事による話題提供において、現在携わっている活動を寮生に紹介し、学生時代から自己と社会の関係を見つめることの意義を述べた。(1時間)
101 2018-03-07~2018-03-08 朝日新聞・西日本本部記者取材大崎事件再審開始決定に対する即時抗告の決定が福岡高裁宮崎支部から間もなく出されるのを前に、供述分析や心理学的鑑定に関する質問に答えるかたちで取材を受けた。
102 2018-03-08~2018-03-12 毎日新聞・福岡本部記者による取材大崎事件・再審開始決定に対する特別抗告審の決定が、福岡高裁宮崎支部より出されるのに伴って、心理学的鑑定や本決定の意義についてのコメントを求められた。
103 2018-09-23~2018-09-23 中日新聞記事掲載湖東記念病院事件第2次再審請求に対する大阪高裁開始決定を受けて、2018年2月に中日新聞大津支局・成田記者の取材を受けた。中日新聞ではその後「供述弱者を守れ」と題したシリーズの連載を始め、湖東記念病院事件の一審から関わってきた24人の裁判官が、なぜ虚偽自白を見抜けなかったのかという観点から、裁判官による心理学的鑑定意見書に対する態度について「専門家の分析ないがしろ」と題した記事にした。
104 2019-02-23~2019-02-23 湖東記念病院事件再審開始決定に関する取材湖東記念病院事件再審開始決定を受けて、朝日新聞記者より2時間あまりの取材を受けた。
105 2020-02-04~2020-02-04 中日新聞コメント掲載湖東記念病院事件の再審にまつわって、中日新聞記者より電話取材を受け、2月5日付朝刊(web版)にコメントが掲載された。
106 2020-02-05~2020-02-05 信濃毎日新聞掲載湖東記念病院事件第1次再審請求において供述分析による心理学的鑑定を行い、請求人の虚偽自白を指摘したことについて紹介された。
107 2020-03-09~2020-03-09 京都新聞取材湖東記念病院事件の再審判決を前に京都新聞記者より供述心理分析結果が証拠から排除されたことへの意見について等、京都新聞社本社内で2時間半取材を受けた。
108 2020-10-16~2020-10-16 知的障害のある犯罪行為者への支援を学ぶ研修会・対象者理解の基本Ⅰ~Ⅲ 国立のぞみの園基礎研修会・京都市スペースマーケットにて教材録画配信,12月1日~3月31日オンデマンド配信(30分動画×3本)
109 2020-10-25~2020-10-25 #供述弱者を知る 自殺未遂騒動から一転 「獄中鑑定」の実現に与えた意外な影響Forbes Japan,オンライン
https://forbesjapan.com/articles/detail/37724/2/1/1
110 2020-12-18~2020-12-18 知的障害のある犯罪行為者への支援を学ぶ研修会・ふり返り講習会森久智恵氏、水藤昌彦氏と国立のぞみの園基礎研修会(キャンパスプラザ京都)の振り返り講習会で鼎談し、録画配信された。2020年12月18日ライブ配信(2021年1月18日~2月7日オンデマンド配信)
111 2020-12-18~2020-12-18 国立重度知的障害者総合支援施設のぞみの園主催「知的障害のある犯罪行為者への支援を学ぶ研修会」振り返り講習会(鼎談)オンラインライブ配信(120分)
112 2021-01-27~2021-01-27 障害のある人の供述特性 ―弁護人立会いで防げ!冤罪‼日本弁護士連合会主催の「罪に問われた障がい者等の刑事弁護に関する勉強会」において講演を行った。(Zoomにて開催)
113 2021-02-09~2021-02-09 虐待のリスクのある児童に寄り添うために ―児童への聞き取りの実習を通して考える 伊丹市子育て支援課主催の研修会でワークショップを含む講演を行った。(兵庫県伊丹市立総合教育センター・一部Zoom配信)
114 2021-02-17~2021-02-17 精神鑑定医に対する損害賠償請求事件で原告側証人として出廷大阪地裁
115 2021-03-05~2021-03-05 北日本新聞ウェブニュースwebun(共同通信取材),富山交番襲撃事件地裁判決に関するコメントhttps://webun.jp/item/7737674
116 2021-04-13~2021-04-13 読売新聞記者による電話取材検察庁による知的障害者等に対する代表者面接の施行にあたっての問題点について、30分程度の電話取材を受けた。
117 2021-07-15~2021-07-15 日本弁護士連合会会員向け研修「児童等に対する『協同面接』の現状と課題」オンライン開催・講演「供述心理学からみた司法面接・協働面接の問題点ー協働面接との付き合い方ー」とパネルディスカッション
118 2021-08-30~2021-08-30 国立重度知的障害者総合支援施設のぞみの園主催・知的障害のある犯罪行為者への支援を学ぶ基礎研修会(中級編)「対象者理解の実践」教材録画作成「Ⅰ支援の受ける人によく見られる障害特性」「Ⅱ支援を受ける人の育ちや体験から来る特性」「Ⅲどのような関係を築くか」(各30分)
119 2021-12-17~2021-12-17 国立重度知的障害者総合支援施設のぞみの園主催「知的障害のある犯罪行為者への支援を学ぶ研修会」振り返り講習会(鼎談)オンライン配信(120分)
120 2022-01-07~2022-01-14 知的障害が疑われる被告人に対する拘置所面会  強盗致傷被告事件で大阪拘置所に拘留中の被告人に対して情状鑑定のために特別面会し、心理テスト等を実施した。
121 2022-02-17~2022-02-17 国立重度知的障害者総合支援施設のぞみの園主催「矯正施設を退所した知的障害者等の支援に関する双方向研修」第一分科会「非行・犯罪行為からの離脱を支援する」ファシリテーターオンライン開催(6時間30分)
D 研究活動
著書、学術論文等の名称単著、
共著の別
発行又は
発表の年月
発行所、発表雑誌等
又は
発表学会の名称
概要
Ⅰ著書
1 『生み出された物語 目撃証言・記憶の変容・冤罪に心理学はどこまで迫れるか』共編 2003-05-00北大路書房 3年半を費やした甲山事件の再現実験結果のまとめ。幼児の共同想起において、大人の誘導にも関わらず認知的枠組みが働くことが明らかとなった。(共著者:山本登志哉、斎藤憲一郎、高岡昌子)〔総頁数219〕〔本人担当111頁〕
2 『子どもの面接法
司法手続きにおける子どものケア・ガイド』
(翻訳)
共訳 2004-10-00北大路書房 子どもの性的虐待被害で誤った供述を引き出さないための諸注意が記されたガイド。知的障害児に対する注意事項を担当。(仲真紀子編訳、斎藤憲一郎共訳)〔総頁数273〕〔本人担当84頁〕
3 「集合的表象としての虚偽自白:冤罪をめぐる実験的研究」『日本における心理学の応用』共著 2005-01-00百科事典出版社(ハノイ) 『生み出された物語』における実験をベトナム語に翻訳して紹介した。(共著者:山本登志哉、斉藤憲一郎、高岡昌子)〔総頁数340頁〕〔本人担当20頁〕
4 「発達の問題としての聴覚障害-それが問いかけるもの」
『よくわかる発達臨床心理学』 第Ⅲ章21
共著 2005-04-00ミネルヴァ書房 聞こえの障害はコミュニケーションの障害を引き起こす。特に早期からの失聴は認識と対人関係および自我形成に影響をおよぼす。このため様々な聾教育方法がある。(麻生武、浜田寿美男編)〔総頁数243頁〕〔本人担当4頁〕
5 「コミュニケーション場面における同調と嘘」『嘘とだましの心理学』
第4章2
共著 2006-07-00有斐閣 司法場面における嘘として、本人の意図に反した虚偽自白がある。暗示、迎合、同調など虚偽自白が起こる仕組みについて解説した。(箱田裕司、仁平義明編)〔総頁数264頁〕〔本人担当10頁〕

6 「傷つけられやすい人には、どのように問うべきかー名張毒ぶどう酒事件の公判供述分析から」『敗北の意味論』

共著 2007-03-00批評社 名張毒ぶどう酒事件における奥西勝死刑囚の公判供述分析を中心に、子どもや障害者に対する取調べや尋問のあり方についてまとめた。(花園大学人権教育研究センター編)〔総頁数279頁〕〔本人担当56頁〕

7 「自らを受けとめるとはー」「犯罪に巻き込まれる障害者」「「障害」を持つことをめぐるメール討論」『京都大学講義「偏見・差別・人権」を問い直す』共著 2007-10-00京都大学学術出版会 京都大学における人権教育を紹介する一端として、障害児問題を担当している者として1章分(129~165頁)と、コラム(177~185頁)を執筆し、メール討論(211~262頁)を分担執筆。[総頁数283頁]
8 「他者の意向」に応えること 『マフィア資本主義の呪縛』 共著 2009-03-00批評社 名張毒ぶどう酒事件の鑑定人として、死刑囚奥西勝さんに2007年夏に名古屋拘置所にて3回面会して心理的特性をまとめ、日弁連支援の第7次再審請求の証拠書類として提出した経緯について講演した内容をまとめた。[総頁数220頁][本人担当34頁]
9 教育と人権―いじめが起きる前に、教師に考えてほしいこと共著 2010-10-00晃洋社 『教育の根源』所収。いじめの被害者と加害者の構図を検討しつつ、修復的司法とアサーティブコミュニケーションの考えを援用して教師がいじめに向き合う指針を提案した。[総頁数256頁][本人担当19頁]
10 知的障害をもつ被疑者の取調べ単著 2015-09-05新曜社「ワードマップ 法心理・司法臨床」
11 三鷹事件 ――竹内景助氏の主張の変遷単著 2017-03-31批評社 昭和24年7月の国鉄三鷹駅で列車が暴走脱線した三鷹事件で単独犯として死刑判決を受けた竹内景助氏は、取調べから公判にかけてその主張を7回も変遷させている。その背景や、現在進められている第2次再審請求の実情について述べた。『孤立社会からの脱出 始めの一歩を踏み出すために』所収[本人担当118頁~154頁]
以上11点
Ⅱ学術論文
1 保母から見た子ども像-許される/許されない個性-単著 1995-03-00立命館教育科学
プロジェクト研究
シリーズⅢ
保育者は独自の子ども像を抱いているとの見通しから、質問紙を用いて保育者の子ども観を探った。その結果、子どもの加齢に伴い独自性を見守ろうとする姿勢から急速に集団適応を求めていることがわかった。(pp.27-46)

2 初期コミュニケーションの発達研究序説-規範の生成論に向けて単著 1996-02-00立命館大学大学院
文学研究科博士後期課程研究報告書集
記号形成過程の探求に意味内容と当事者視点の必要性を主張し、対人関係レベルと記号形成のそれぞれに規範の生成をその原型として論じていく見通しを得た。(pp.1-10)
3 想起における暗示の受けやすさは、性格類型とどのような関連を持つか単著 2001-03-00花園大学社会福祉学部研究紀要
第9号
グッドジョンソンの被暗示性・迎合性テストを実施し、YG性格検査の結果との関連を探索し、被暗示性テストはYG性格検査上の諸特性と異なる因子であることを明らかにした。(pp.43-52)
4 False Memories in Children created through a series of interview. Who took a boy away?共著 2002-02-00International Journal of Police Science and
Management 4(1)
幼児10名に大人が聞き取るうちに、事実とは異なる想起を行う理由として、子どもの認知的枠組みの機能が寄与していることを指摘した。(pp.62-72)(共著者:高岡昌子、斉藤憲一郎、山本登志哉)
5 子どもの非名義的概念による関連づけ単著 2002-03-00花園大学社会福祉学部研究紀要 
第10号
3~8歳の子どもは名義的概念の獲得に伴って、非名義的概念は理解しても適用しなくなる傾向が、著明であることが明らかとなった。(pp.45-63)
6 体験に基づくことのない想起 由良冤罪事件の「共犯者」と「目撃者」の供述が一致していく過程(1)単著 2003-03-00花園大学社会福祉学部研究紀要 
第11号
海水浴中の事故死を2年半後の捜査過程で傷害致死事件として供述し始めた事が疑われる由良事件において、関係者や目撃者の供述生成過程を丹念に追うと、互いに引きずられるように一致していくことがわかった。(pp.46-59)
7 体験に基づくことのない想起 由良冤罪事件の「共犯者」と「目撃者」の供述が一致していく過程(2)単著 2004-03-00花園大学社会福祉学部研究紀要
第12号
上の事件供述のうち、特に第三者目撃供述の生成過程を分析すると、あいまいな記憶がいくつかのキーワードを基点として形成されていく様相が明らかとなった。(pp.35-50)

8 ある精神鑑定書の批判的検討(1)単著 2004-03-00人権教育研究第12号(花園大学人権教育研究センター) 音声言語を持たないろうあ者の責任能力や訴訟能力について、綿密な精神鑑定を経て公訴停止の手続きが取られた事案を紹介した。(pp.71-97)
9 証言態度の変容を数量的に分析する試み単著 2005-01-00法と心理
第4巻1号
(日本評論社)
ある殺人被告事件の証人の約8年の公判証言内容の変遷について、一定の指標に基づいて集計、分析の上検討した。(pp.92-106)
10 ある精神鑑定書の批判的検討(2)単著 2005-03-00人権教育研究第13号(花園大学人権教育研究センター) ろうあ者の常習累犯窃盗被告事件における精神科医による鑑定書の問題点を指摘した。(pp.191-228)
11 東住吉事件におけるB供述の分析-否認時期(1)-単著 2006-03-00花園大学社会福祉学部研究紀要
第14号
保険金目当ての現住居住物放火・殺人・詐欺を疑われた被告人の、否認時期における自筆を含む供述を分析。(pp.33-58)
12 隠蔽された供述意図(1)-「暴行被害者」が真実を述べて偽証罪に問われた事案-単著 2006-03-00人権教育研究
第14号
(花園大学人権教育研究センター)
暴力団組長からの暴行被害を訴えた元組員の被害供述が、実際の体験に基づくものとしては不可解な側面を数多く有している事を指摘した。(pp.79-119)
13 「名張毒ぶどう酒事件」請求人の公判供述分析1.どのような尋問が請求人の供述を引き出したか単著 2007-03-00立命館大学人間科学研究13(立命館大学人間科学研究所) 日弁連人権擁護委員会より鑑定依頼を受けた心理学的鑑定書の前半部分。請求人の公判供述の特徴を抽出し、尋問特徴と照らし合わせながら、公判において尋問者と請求人の間に成立していたコミュニケーション・パターンを明らかにした。(pp.59-101)
14 高次脳機能障害者がピアサポートシステムにおいて自己を再形成するプロセスー徹底した当事者主義は何をもたらすのかー単著 2007-03-00福祉と人間科学17
(花園大学社会福祉学会)

カナダの当事者団体をフィールド調査した結果を中間報告の形でまとめた。ピアサポートや個人ネットワークなど当事者主義によって自己の認識を高めて受容し、主体的に生きなおすという自己変容がもたらされることが示唆された。(pp.53-75)
15 隠蔽された供述意図(2)-「暴行被害者」が真実を語って偽証罪に問われた事案―単著 2007-03-00人権教育研究15(花園大学人権教育研究センター) 暴力団組長からの暴行被害を訴えた元組員の被害供述が、実際の体験に基づくものとしては不可解な側面を数多く有している事を指摘した。(pp.183-285)
16 ある強制わいせつ事件の被害者供述(1)単著 2007-03-00花園大学文学部研究紀要39 強制わいせつ事件の被害者供述が、実況見分に沿って作られた疑いが強い事を指摘した。(pp.54-95)
17 東住吉事件におけるB供述の分析-否認時期(2)、放火供述の生成プロセス-単著 2007-03-00花園大学社会福祉学部研究紀要15 現住居住物放火・殺人・詐欺未遂事件被告人の否認時期供述と自白について分析。(pp.35-69)
18 「名張毒ぶどう酒事件」請求人の公判供述分析2..請求人の持つコミュニケーション・パターンと虚偽自白の契機単著 2007-09-00立命館大学人間科学研究15(立命館大学人間科学研究所) 日弁連人権擁護委員会から鑑定依頼を受けた心理学的鑑定書の後半部分。請求人の公判供述は、そのコミュニケーション・パターンから取調べ段階の自白が虚偽であると示唆されるとの結論に達した。〔pp.47-114.〕

19 隠蔽された供述意図―「暴行被害者」が真実を語って偽証罪に問われたと思われる事案単著 2007-10-00法と心理6(1). 「暴行被害者」とされた被害供述が、実況見分後に大きく変遷しており、体験に基づいた記憶とは言いがたいこと指摘した鑑定書について解説し、公判において無罪に至ったことを報告した。〔本文3頁〕
20 供述や証言の真偽判断における2つの心理学的手法の検討単著 2007-10-00法と心理6(1) 法と心理学会第6回大会でワークショップを行なった企画趣旨と、供述分析の可能性と限界についてコメントした。〔本文3頁〕
21 名張毒ぶどう酒事件死刑囚・奥西勝さんとの面会で明らかになったこと単著 2008-03-00人権教育研究16(花園大学人権教育研究センター) 名張毒ぶどう酒事件の第7次再審請求で、日弁連人権擁護委員会から鑑定補充依頼を受けて3回にわたり名古屋拘置所で面会して明らかになった奥西勝さんの人格傾向と公判状況を記し、先に提出した心理学的鑑定書を裏付けるものであったことを報告した。[pp.139~170.]
22 ある強制わいせつ事件の被害者供述(2)単著 2008-03-00花園大学文学部研究紀要40. 強制わいせつ事件の被害者供述が、実況見分に沿って作られた疑いが強い事を指摘した。(pp.45‐81.)
23 20 高次脳機能障害者が社会へつながるために共著 2008-03-00福祉と人間科学18.(花園大学社会福祉学会) カナダの当事者団体をフィールド調査した結果について、その後日本においてもピアサポーター養成を進めた状況を踏まえつつ、主に家族関係の「回復」に焦点を当てて報告した。(pp.71‐93.)
24 広汎性発達障害を初期コミュニケーションの発達過程からとらえなおすための前提1 
対象を共有していく過程における相互変化に着眼する意義
単著 2008-06-00大谷大学教職支援センター研究紀要3号 記号形成過程の探求に、意味内容と当事者視点を取り入れる必要性を主張し、対人関係レベルと記号形成のそれぞれについて、解釈学的な手法を用いることの可能性について考察した。結論として、コミュニケーション研究は規範の生成をその原型として論じていく見通しを得た。
(pp.77-98)
25 広汎性発達障害を初期コミュニケーションの発達過程からとらえなおすための前提2
幼児教育の現場において個別対応的に社会適応を促す試みに向けて
単著 2008-06-00大谷大学教職支援センター研究紀要3号 幼児期の広汎性発達障害児を含む軽度発達障害児の特性を知覚や行動上の特性から見抜き、彼らの特性に見合った社会適応のあり方をどのように促したらよいのかについて、脇中(平成7年)「保母から見た子ども像 許される/許されない個性」を参照しつつ、具体的な着目点や社会的モデル提示も射程に入れながら展望した。(pp.99-109)
26 共犯者の供述から殺人の共謀を認定された事案単著 2009-03-00人権教育研究17(花園大学人権教育研究センター) 大学生が集団で2名を殺害した事件で、その場に居合わせたものの見張りや運転等で関与の度合いが低い被告人が、直接殺人に関与したと事実認定された事案の供述分析。事件関与型の裁判においても供述分析の意義があると考えられる。[pp.43~80.]
27 心理学鑑定をめぐる実務家と心理学者のよきコラボレーションをめざして単著 2009-10-00法と心理8.(日本評論社) 法曹実務家と心理学者が心理学的鑑定をめぐって互いに求めるものを出し合い議論した法と心理学会第8回大会ワークショップの報告と総括。(pp.98-102.)
28 痴漢冤罪の可能性がある事案(1)単著 2010-03-00人権教育研究18.(花園大学人権教育研究センター) 強制わいせつ被告事件の被害者供述を分析し、供述内容に作話誘導性を指摘した上で、被害者供述を得る方法について考察した。(pp.113-152.)
29 刑事手続きにおけるアドボカシー単著 2010-03-00哲学論集56.(大谷大学哲学会) 知的障害のある触法女性が刑事手続きを受けるにあたって訴訟能力を有するか否かについて会話分析を行った。(pp.13-35.)
30 痴漢冤罪の可能性がある事案(2)単著 2011-03-00人権教育研究19.(花園大学人権教育研究センター) 強制わいせつ被告事件の被害者供述を分析し、供述内容に作話誘導性を指摘した上で、真の被害者支援について考察した。(pp.87-117.)
31 自白とわずかな情況証拠のみで有罪となった殺人被告事件
単著 2011-03-00法と心理10.(日本評論社) 看護助手による患者殺人事件の供述分析手法について紹介した。(pp.144-146.)
32 日本の供述分析のいま共著 2011-10-00法と心理11.(日本評論社) 法と心理学会第11回大会ワークショップにおいて発表した被害者供述の捉え方について、浜田寿美男、村山満明と分担執筆。(pp.93-98.)
33 ある性的被害者の供述分析(1)単著 2012-03-00人権教育研究,花園大学人権教育研究センター,20号 ある強姦・強制わいせつ被告事件における被害者供述分析を紹介し、被害者の主張を鵜呑みにすることが真の被害者支援には必ずしもつながらないことを指摘した。(pp.29‐74.)
34 「高次脳機能障害者とその家族のピアサポートによる事故と関係の変容に関する発達的研究」単著 2012-03-31『大谷大学真宗総合研究所研究紀要』, 第30号, 大谷大学真宗総合研究所,pp.103~ 109.
35 被害者供述に対する3つのアプローチ ―真の被害者支援をめざして共著 2012-10-00法と心理12.(日本評論社) 供述分析、司法面接、心理カウンセリングの3つの面接法の立場から、被害者に対していかなる支援が可能かを検討した上で、犯罪被害者支援と冤罪被害者支援が対立する事案を含めて、供述分析の識別力を高めるための方策を検討した。72‐77.
36 触法知的障害者の更生と地域生活定着を促進するピアサポートプログラムの開発と評価単著 2013-00-00大谷大学真宗総合研究所研究所報,第62号,大谷大学真宗総合研究所 科研費基盤研究2012年度~2014年度の研究経過報告。pp.17~18.
37 知的障害者の取調べに関する法心理学的検討単著 2013-03-00哲学論集59. 最高検の知的障害被疑者取調べの録音・録画に関する提言のうち、個別事案に関わらない個所をまとめた。(大谷大学哲学会22ページ)
38 ある性的被害者の供述分析(2)単著 2013-03-00人権教育研究21号 花園大学人権教育研究センター ある性的被害を訴えた少女の被害供述が、限定された状況下における虚偽の被害供述であることを指摘し、被害者支援のあり方について考察したもの。pp.1-22.
39 「被疑者面接のコミュニケーション・デザイン~Reidテクニック、PRACEアプローチ、日本型取調べの比較検討~」共著 2013-03-31『文部科学省科学研究費補助金・新学術領域研究「法と人間科学」中間報告書』,北海道大学大学院文学研究科法と人間科学総括支援室, pp.32~37. 被疑者取調べ手法の開発にあたり、アメリカのReidテクニック、イギリスのPEACEアプローチ、日本型の取調べの特性を整理したうえで比較検討した。pp.32-37
40 あるアスペルガー障害等を有する被告人の犯行経緯および更生に関する発達心理学的鑑定意見書単著 2014-03-00人権教育研究22. あるアスペルガー障害等を有する殺人事件被告人の控訴審段階において提出した発達心理学に基づく犯行経緯と更生について論じた鑑定意見書。(pp.55-76.)
41 公判廷における尋問者と供述者のディスコミュニケーションその他 (分担執筆) 2014-10-25法と心理14(1) 法と心理学会第14回大会ワークショップのまとめ(pp.63-70.)
42 ある傷害致死等被告事件の情状鑑定単著 2015-03-31人権教育研究 23号 pp.75-102.
43 狭山事件・請求人の取調べ段階における言い回しの変化単著 2016-03-31人権教育研究第24号, 1-37. 狭山事件第3次再審請求における三者協議において2010年5月に証拠開示された取調べ段階の録音テープを分析して2014年9月に東京高裁に提出した筆者による心理学的鑑定書のうち、請求人の言い回しに関する数値的分析を施した箇所について紹介した。供述内容ではなく、請求人の言い回しという形式的な分析を行った場合でも、犯行の非体験者としての徴候を見せていることが明らかとなった。
44 供述分析と情状鑑定(報告1)
単著 2016-10-30法と心理16(1) 事実認定と量刑判断の手続きが二分されていない日本の刑事手続きにおいては、情状鑑定においても事実認定に関わる検討がしばしば必要となる。(pp.75-76.)
45 矯正施設を退所した知的障害者等の住まいの変遷に関する研究 ―全国地域生活定着支援センターに対する実態調査から―共著 2017-06-30国立重度知的障害者総合施設のぞみの園 紀要第10号 矯正施設で特別調整の対象となり、地域生活定着支援センターがコーディネートを行った知的障害等のある矯正施設退所者の帰住先以降の住まいの変遷について、全国48か所にある地域生活定着支援センターにアンケート調査を行った。その結果、継続した支援の入りにくいアパートでの自立生活の後に再犯に至るケースが目についた。〔pp.90-107.〕
46 ある死体損壊等被告事件の情状鑑定を通して単著 2017-11-20大谷学会、大谷学報97. 強盗殺人・死体損壊等を犯したとして起訴された被告人の情状鑑定で、心理査定等から公判において解離性障害の疑いを主張した結果、事実関係について争わざるを得なくなった経験を通じて、情状鑑定のあり方について考察した。pp.1-23.
47 知的障害のある放火犯に関する心理学的鑑定単著 2018-03-01人間形成論研究 第8号 中等度知的障害のある現住建造物放火被告事件の被告人に対して、弁護側の依頼に基づいて心理学的鑑定を行い、裁判員裁判の法廷で証言を行った経緯を報告するとともに、司法の場で心理学的鑑定がどのように扱われたかに関して考察した。(63-81.)
48 【要旨】矯正施設における知的障害者等を対象としたクラウニング講座の意義 -第10クール質問紙調査を通して-共著 2018-03-31大谷大学真宗総合研究所研究紀要 第35号 播磨社会復帰促進センター特化ユニットの受刑者を対象としたクラウニング講座の効果検証の一環として、受刑者及び担当刑務官に質問紙調査を行った結果の要旨。(83-88.)
49 矯正施設における知的障害者等を対象としたクラウニング講座の意義 -第10クール質問紙調査を通して-共著 2018-03-31大谷大学学術情報リポジトリ
http://id.nii.ac.jp/1374/00006342/
播磨社会復帰促進センター特化ユニットの受刑者を対象としたクラウニング講座効果検証の一環として、受講者及び担当刑務官に行った質問紙調査の結果を報告し、考察した。(総頁数20頁)
50 矯正施設を退所し自宅等で地域生活をしている知的障害者等の生活実態調査 -全国地域生活定着支援センターに対するアンケート調査から―共著 2018-06-00国立のぞみの園紀要第11号 矯正施設を退所した特別調整対象者に対して地域生活定着支援センターがコーディネートを行いながら、その後自宅に帰住している知的障害者等の住まいの変遷過程をアンケート調査した結果、福祉関連の居住サービスを受けている対象者は45%に過ぎないことが明らかとなった。〔103-123.〕
51 「事例報告:共同生活中のけじめ行為から傷害致死罪に問われた被告人Aの心理学的鑑定」
共著 2018-10-31「法と心理」第18巻第1号,法と心理学会編(日本評論社) 共同生活を営む3人の間で暴行等によって一人が死亡した経緯について、被告人の口から真実が語られるまで実態が不明だったが、やがて実態が明らかになり裁判員裁判で心理学的鑑定として報告するに至った過程とその課題を、共同鑑定した大倉得史氏と担当した弁護人とともに記した資料論文。〔117-122.〕
52 当事者が矯正施設入所中から行う地域生活定着支援センターの支援の実態調査共著 2019-06-01国立のぞみの園紀要第12号 矯正施設入所者が退所時に特別調整対象者となり地域生活支援センターがコーディネートを行った事例に関して、アンケートおよびヒアリング調査を行い実態調査及び先駆的事例の収集を行った。その結果、支援員の専門性向上のための体制構築や、地域支援ネットワークの構築が業務を下支えしている実態が明らかとなった。(pp.91-106.)
53 事例報告:共同生活中のけじめ行為から 傷害致死罪に問われた被告人Aの心理学的鑑定共著 2020-04-00法と心理 第18巻 DOI https://doi.org/10.20792/jjlawpsychology.18.0_117
54 矯正施設を退所した女性の知的障害者等の地域生活の支援に関する調査研究共著 2020-06-00独立行政法人国立知的障害者総合支援施設のぞみの園, 国立のぞみの園紀要13号, pp.78-91,(2020)
DOI https://doi.org/10.34334/nozominosonokiyou.0.13_78
55 日野町事件 ―アリバイ証人の言い回しの変化に関する心理学的鑑定意見書―単著 2021-03-00大谷学報,第100巻第2号 pp.1~43
56 保安員の証言および被告人の行為に関する心理学的鑑定意見書単著 2021-03-00人権教育研究, 花園大学人権教育研究センター, 第29号 pp.143~180
以上56点
Ⅲ 口頭発表・その他
1 幼児・児童の「非概念的関係づけ」(口頭発表要旨)口頭発表 1987-10-00日本教育心理学会
第29回総会発表論文集
類似的・近接的関係に基づく絵カードを独自に作成し、幼児では理解を概括に適用するが児童は理解と適用が分化していることを明らかにした。この研究は教育心理学年報27(1988)において取り上げられた。〔pp.300-301〕
2 幼児の動作と発語(ポスター発表要旨)
言語産出過程における幼児のGesture(ポスター発表要旨)
口頭発表 1988-11-00日本教育心理学会
第30回総会発表論文集〔pp.78-79〕
第31回総会発表論文集〔pp.85〕
第32回総会発表論文集〔pp.175〕
以下3点の一連の研究は、幼児が発話に伴って生起させる動作(ジェスチャー)が、発話行動とどのような関連を持つものなのかを分析したものである。言語化することが困難な映像を独自に作成して幼児に報告させ、ビデオに収録した。その結果、年少児は発話と動作が一体となっているのに対し、年長児は発話と動作の機能を使い分けていた。なおこれらの研究は茂呂(1991)および岡本・吉村(1994)において取り上げられた。
3 0歳後半の乳児の対人的コミュニケーション –人みしりを経た「ものの受け取り」と「自発性」-(ポスター発表要旨)口頭発表 1995-03-00日本発達心理学会
第6回大会発表論文集
他者からものを受け取る行為を記号の分節化の原初的な形態とみて、養育者の関与の変容が、乳児の自発性の高まりと連動していることを示した。〔pp.185〕
4 0歳後半の乳児の対人的コミュニケーション(口頭発表)口頭発表 1995-04-00発達臨床研究会 乳児は、人みしりの出現を経て、記号の分節化の一端であるものの受け取りが可能になることを示した。
5 (1)初期コミュニケーションの発達過程序説 –存在論的意味と関係論的意味 (2)障害の帰属とその逆転(口頭発表)

口頭発表 1996-09-00京都女子大学発達研究会 (1)記号形成過程の探求に、意味内容と当事者視点を取り入れ、存在論的意味と関係論的意味の異動について論じた。(2)障害の概念を関係論的に検討し、能力や障害は個体に帰属し得ない可能性について検討した。
6 幼児の共同想起(口頭発表)口頭発表 1996-10-00発達研究会 集団のレベルで社会的現実として構成される「物語」が形成される過程を実証的に示すため、幼稚園で行なった実験結果の報告。(共同発表:山本登志哉、斎藤憲一郎、高岡昌子)
7 生み出された「物語」(上)幼児と大人の共同想起実験から共著 1997-01-00発達69
(ミネルヴァ書房)
集団のレベルで社会的現実として構成される「物語」が、いかにして形成されるのかを調べるため、幼稚園で4ヶ月にわたって実験を行なった。(共著者:斎藤憲一郎、高岡昌子)(pp.41-57)
8 野村庄吾編「人はかく笑う・笑学第1歩」(書評)単著 1997-03-00花園大学社会福祉学部研究紀要
第5号
感情の心理学の多くは、個体に対する刺激と反応によって記述されているのに対し、関係論的視点から笑いをとらえた本書は、発達概念を紘げる意義をもつことを指摘した。(pp.87-92)
9 生み出された「物語」(下)幼児と大人の共同想起実験から共著 1997-04-00発達70
(ミネルヴァ書房)
実験の結果、大人の意図がなくても事実と異なる「物語」が形成され、その要因として日常の生活スクリプトや役割スキーマが関与していることが明らかとなった。(共著者:斎藤憲一郎、高岡昌子、山本登志哉)(pp.58-65)
10 北野組長再審請求に関する意見書単著 1998-05-00平成10年(た)第1号再審事件・和歌山地裁刑事部提出 ある殺人事件の聴覚障害のある証人に日本で初めて被暗示性テストを行ない、被暗示性は高くない事を示した。〔本文42頁〕

11 ある殺人教唆事件における犯人識別供述について(口頭発表)口頭発表 1998-07-00日弁連第19回目撃証言研究会 殺人教唆を示唆する供述でも、虚偽を実証しうる発言が見出せることを、具体例をあげて紹介した。
12 北野組長再審請求に関する補充意見書単著 1998-07-00平成10年(た)第1号再審事件・和歌山地裁刑事部提出 証人のコミュニケーション特性を詳しく分析した結果、証人は相手の発話を聞き取れないままやりとりをこなしている事が明らかとなった。〔本文115頁〕
13 証人脇中洋尋問調書 1998-10-00和歌山地裁刑事部
(原本番号平成9年刑第16号の5)
北野事件再審請求で提出した意見書に基づいて行なわれた法廷における専門家証言。弁護側主尋問に対して2時間余り証言した。(本文43頁)
14 証人脇中洋尋問調書 1998-11-00和歌山地裁刑事部
(原本番号平成9年刑第16号の6)
北野事件再審請求で提出した意見書に基づいて行なわれた法廷における専門家証言。検察側の反対尋問に対する約2時間の証言。(本文29頁)

15 北野組長再審請求に関する再・補充意見書単著 1998-12-00平成10年(た)第1号再審事件・和歌山地裁刑事部提出 証人の供述調書分析から、その内容は取調べにおいて情報保障なしに得られた事を実証した。〔本文15頁〕
16 証人脇中洋尋問調書 1998-12-00和歌山地裁刑事部
(原本番号平成9年刑第16号の7)
北野事件再審請求で提出した意見書に基づいて行なわれた法廷における専門家証言。検察側の反対尋問に対して約2時間証言した。(本文20頁)
17 証人脇中洋尋問調書 1999-01-00和歌山地裁刑事部
(原本番号平成9年刑第16号の8)
北野事件再審請求で提出した意見書に基づいて行なわれた法廷における専門家証言。検察側の反対尋問に対して約2時間証言した。(本文15頁)
18 「唇が聞こえ、声が見える」`Hearing Lips and seeing Voices`(翻訳)翻訳 1999-02-00平成10年(た)第1号再審事件・和歌山地裁刑事部提出

聴覚心理学において著名な論文(Nature264. pp.746-748)の翻訳。音声とは異なる口形を見せると、提示された視聴覚のいずれとも異なる音声認知が起こる。
19 ある難聴者の聴覚認知とやりとりの特性-北野事件再審請求の供述・証言分析にみた「未理解同調性」-(ポスター発表要旨)単著 1999-03-00日本発達心理学会
第10回大会
発表論文集
聴覚障害をもつ証人は、推定を駆使してその聞こえを補い特徴的なやりとりを見せる。一見するとスムーズなやりとりができて障害が隠蔽されるが、このコミュニケーション特性は普遍的なものでもある。(pp.137)
20 わからないのに、やりとりができるのはなぜか(口頭発表)口頭発表 1999-06-00北海道大学発達臨床センター相互行為分析研究会 暗示や誘導ではなく未理解のままの同調行動がなぜ生じるのかについて、難聴者の特性を例に解説した。(120分)
21 わからなくてもやりとりはできる 北野事件再審請求の供述・証言分析に見た「未理解同調性」単著 1999-10-00刑事弁護20
科学鑑定の動き
(現代人文社)
被告人の声を聞いた聴覚障害を有する証人がを鑑定するうちに、ヒトはわからなくてもやりとりを続ける特性をもつものであることを見出し、「未理解同調性」と名づけた。(pp.139-144)
22 河崎佳子「対人関係でトラブルをくり返したろう女性の事例」(コメント)単著 1999-10-00発達80
(ミネルヴァ書房)
本事例は聴覚障害者の青年期における自立の問題ではなく、コミュニケーションそのものが成立していない点にあると正しく認識している事を指摘した。(pp.101)
23 浜田寿美男著「いま子どもたちの生きるかたち」(書評)単著 2000-03-00花園大学社会福祉学部研究紀要
第8号
子どもたちの状況に関して、著者の考えに共感しつつも、無力感を覚えざるを得ないと指摘した。(pp.99-102)
24 幼児のふりかえり行動に見る母親の要因:評定者との一致度(ポスター発表要旨)共著 2000-03-00日本発達心理学会
第11回大会発表論文集
1歳児の社会的参照行動に対して、養育者が解釈したカテゴリーと3人の評定者との一致の度合いを検討し、養育者は乳児の表出に左右されにくいことがわかった。(共著者:小沢哲史、後安美紀)(pp.345)
25 生み出された物語-幼児と大人の共同想起実験-(ポスター発表)共著 2000-11-00法と心理学会 
第1回大会
幼児が大人から聞き取りを受けて、事実と異なる証言を始めるプロセスについて検討した。(共同発表者:斎藤憲一郎、高岡昌子、山本登志哉)
26 障害者の裁判を受ける権利と司法制度改革(口頭発表)

口頭発表 2001-06-00野田事件関西教授会 知的障害者の供述を未理解同調行動として捉える可能性について述べた。(90分)
27 証言の形式的特徴から読み取れるもの(口頭発表)口頭発表 2002-01-00日弁連刑事弁護センター第55回目撃証言研究会 6620回におよぶ証言の変化を、口ごもりや特定の言い回しなどで集計・検討した結果を報告した。(90分)
28 由良事件における捜査段階の供述の心理学的鑑定単著 2002-04-00大阪高裁平成12年(う)第822号傷害致死被疑事件弁護団提出 海水浴中の事故を2年半後に警察・検察が事件として立件しようと供述を取ったものの、体験性の希薄さが随所に見られることを指摘した。〔本文101頁〕
29 ある難聴者とのやりとりの特性と証言の信頼性(パネリスト)パネリスト 2002-10-00法と心理学会
第3回大会ワークショップ2 偽りの記憶と裁判
公判供述の体験性の有無を判断する基準について、科学者と法曹実務家の判断基準は何かについてパネリストとして意見を述べ、議論を交わした。(150分)
30 平成10年(あ)第474号・川口事件における古川証言の心理学的鑑定単著 2003-01-00神戸地裁尼崎支部提出 証人の公判証言6649回の応答の形式を徹底して分析し、応答文字数変化や口ごもりの頻度から、殺人教唆供述は虚偽の蓋然性が高いと判明。〔本文59頁〕
31 「平成13年(わ)第423号精神鑑定書」に対する意見書単著 2003-03-00那覇地裁提出 ろうあ者の責任能力と訴訟能力を鑑定したある精神鑑定書の方法上の問題点を指摘した。〔本文12頁〕
32 大城徳子・後藤真吾「人との関係に問題を持つ子どもたち:『ゴー』お母さん、明日はこんな勉強をするんだよ:T君の12年間」(コメント)単著 2003-04-00発達94
(ミネルヴァ書房)
自閉症児が対人関係を確立していく過程の事例報告に対して、音声言語理解の弱さを補いながら視覚支援する重要性を指摘する一方で、一般に自閉症児が三項関係を確立する困難さについてコメントした。(pp.103)
33 平成11年(う)第678号・東住吉事件における朴龍哠供述の心理学的鑑定単著 2003-12-00平成11年(う)第678号殺人現住居住物等放火等被告事件弁護団提出 自筆供述書が残されていても、否認時期、自白転落時期、自白展開期のいずれの時期においても被災者としての言述を含んでいること、逆行的構成が著しいこと等を指摘した。〔本文267頁〕
34 乱気流に揺さぶられた心と身体(エッセイ)単著 2004-12-00花園大学人権教育研究センター報6

沖縄国際大に軍用ヘリが墜落した直後に訪れ、沖縄の平和は本土とつながっていることに言及した。(pp.46-50)
35 人よりも状況を問題にしてください(エッセイ)単著 2005-04-00花園大学人権教育センター報7 司法人権問題の現状に触れ、最近心の問題において状況要因が置き去りになっていると言及した。(pp.71-74)

36 三島事件における岡部民雄の供述および証言に関する心理学的鑑定単著 2005-04-00大阪高裁平成16年(う)第1713号奉公被告事件弁護団および検察官提出 暴行被害を訴えた供述が、実際の体験性を反映しておらず、自らの覚せい剤取締法違反容疑から逃れるための利益誘導に乗ってなされた疑いが強いことを指摘した。〔本文88頁巻末資料31頁〕
37 外側のものさしと内側のものさし-異質な他者へのアプローチ-

単著 2005-05-00花園大学人権教育資料シリーズ19 新入生向けのガイダンスとして異質な他者とどのようなスタンスで関わればいいのかを語った講演録。(pp.1-57)
38 三島事件における岡部民雄の供述および証言に関する心理学的鑑定・補充書単著 2005-05-00大阪高裁平成16年(う)第1713号奉公被告事件弁護団および検察官提出

鑑定書作成時点で明らかでなかった新証拠を加味して検討し、実況見分によって虚偽の体験性を含む証言が形成されたという結論に至った。〔本文12頁〕
39 供述や証言の真偽判断における2つの心理学的手法の検討(企画、パネリスト)口頭発表 2005-10-00法と心理学会
第6回大会ワークショップ3
法心理学において供述の内容分析と形式分析の2つの手法がある。これらの手法のうち内容分析の可能性と問題点について述べるとともに刑事弁護人の意見も交えながら議論した。(120分)
40 取調べの可視化をめぐって(シンポジウム司会)口頭発表 2005-10-00法と心理学会
第6回大会シンポジウム
取調べ可視化をめぐり、法曹関係者と心理学者の期待と懸念について話し合った。(150分)
41 鑑定書:「名張毒ぶどう酒事件」請求人の公判供述分析

単著 2006-02-00日弁連人権擁護委員会を介して名古屋高裁第7次再審請求意異議審提出 請求人の公判供述の特徴を、尋問との相互作用として検討した。請求人は弁護する力に乏しく、尋問方法にも問題があることを指摘した。〔本文154頁〕
42 高次脳機能障害者がピアサポートシステムにおいて自己を再形成するプロセス-徹底した当事者主義は何をもたらすのか-(ポスター発表要旨)共著 2006-03-00日本発達心理学会
第17回大会
発表論文集
科研費萌芽研究で海外調査を行なった報告。カナダの当事者主義がもたらしたピアサポートシステムとネットワークに関するインタビュー結果を中心にまとめた。(共同発表者:中塚圭子)(pp.647)
43 大阪高裁平成17年(う)第1629号強制わいせつ被告事件「被害者供述の心理学的鑑定」単著 2006-04-00大阪高裁提出 強制わいせつの被害者とされる女子中学生の供述が具体性に欠けており、実況見分にも現実に起こり難い動作を含んでいることを指摘した。〔本文51頁〕
44 学力による入試選抜が、なぜ差別とされないのか(エッセイ)

単著 2006-04-00花園大学人権教育センター報9 人権科目において出題したレポートの学生による反応から、競争と差別の違いについて論じた。(pp.48-51)
45 「非暴力的危機介入法」トレーニングの研修を行なって(エッセイ)単著 2007-04-00花園大学人権教育センター報11

非暴力的身体介入法のワークショップを行なって、そのプログラムには「一人で抱え込まない」という理念が貫かれている事を指摘した。(pp.61-64)
46 三原芳一著「少年犯罪の心的ストーリー」(書評)単著 2007-04-00花園大学文学部研究紀要39 少年非行について、自我の心的ストーリーをキーワードに論考することについてコメントした。(pp.137-147)

47 高次脳機能障害者が社会へつながるために(2)家族と地域社会における「関係の回復」(会報原稿)共著 2007-09-00頭部外傷や病気による後遺症をもつ「若者と家族の会」
NEWS.24
高次脳機能障害者にとって、元の状態に戻ることが本当の意味の回復ではなく「新たな自己」を構築する必要があり、「関係の場」が必要であることを指摘した。〔本文6頁〕
48 人なつこい自閉症の享志さんと、味わいある語り口の昌江さん単著 2008-01-00発達113.(ミネルヴァ書房) 週1回大学に一度も休むことなく15年間通い続けた自閉症者の育ちについて研究会で母親に語っていただいた内容をまとめ(pp.96‐103.)、コメントを加えた(pp.104.)。
49 名張毒ぶどう酒事件鑑定書補充書単著 2008-02-00日弁連人権擁護委員会を介して最高裁提出 日弁連人権擁護委員会から鑑定補充依頼を受けて3回にわたり名古屋拘置所で面会して明らかになった奥西勝さんの人格傾向と公判状況を記し、先に提出した心理学的鑑定書を裏付けるものであったことを報告した。(本文50頁)
50 障がい者の近くに立っているあなたへ(エッセイ)単著 2008-03-00花園大学人権教育研究センター報13. 障がい当事者に対して、その傍らで介助や支援に関わる準当事者の関与の仕方は多様であり、そこで必要な支援は何かについて問題を提起した。(pp.58‐60.)
51 高次脳機能障害者のピアサポートに関する実践的研究
(ポスター発表要旨)
共著 2008-03-00日本発達心理学会第19回大会発表論文集 高次脳機能障害者のピアサポーター養成プログラムを実施し、当事者間のやりとりの中から参加者の自己変容過程を抽出して、社会適応における自己内適応の重要性を考察し、医療が果たせないピアサポートの機能を提示した。(pp.659)
52 福岡事件の共犯者供述にかかわる鑑定意見書―「共犯者」とされた7人の供述についての供述心理学的検討―共著 2008-03-00福岡高裁提出 戦後間もなく起こった殺人事件の再審請求に当たり弁護団から依頼された7人の共犯者供述の信用性を検討するための供述分析。共犯者間の謀議は存在せず、突発的に起こった可能性が高いことを示した(浜田寿美男と分担執筆)。(本人担当pp.80‐92.)
53 高次脳機能障害者が社会へつながるために アレックスを日本に迎えて (会報原稿)共著 2008-06-00頭部外傷や病気による後遺症をもつ「若者と家族の会」News.25 過去3年間にわたるカナダでの高次脳機能障害者のピアサポート調査と日本におけるピアサポーター養成の実践のまとめとして、2008年3月にカナダから当事者を招いて開催したフォーラムの報告。(6頁)
54 ピアサポートで確実に変わるらしい共著 2008-09-00JTBIAつうしん2008.vol.3.当事者活動特集(脳外傷友の会) 独立行政法人福祉医療機構の助成を受けて高次脳機能障害ピアサポート事務所を開き、当事者たちと活動を共にする中から生じた数々の変化について紹介した。(pp.22‐23.)
55 一人ひとりの多様性が面白い(エッセイ)単著 2008-12-00花園大学人権教育研究センター報14. 最近の学生がしばしば口にする「空気読めない(KY)」とは、集団の中で自己を埋没させる自信のなさを反映しており、多様性に満ちた個を否定するものとして学生向けに警告したエッセイ。(pp.86-88.)
56 〈平成19年(う)第1558号傷害、暴力行為等処罰に関する法律違反、監禁、殺人被告事件〉小林竜司供述に係る心理学的鑑定意見書(白銀版)単著 2008-12-00大阪高裁提出 少年を含む学生ら9人のグループが3人の被害者に暴行を加え、内2人を生き埋めにして殺害した事件の共犯者の一人とされた白銀氏の原審における事実認定は、主犯格である小林竜司の供述を証拠としている。だが小林供述に見られる数々の供述変遷には、体験記憶の特性を反映しない虚偽供述の徴候がいくつも見られることを指摘した。(本文49頁)
57 〈平成19年(う)第1558号傷害、暴力行為等処罰に関する法律違反、監禁、殺人被告事件〉小林竜司供述に係る心理学的鑑定意見書(廣畑版)単著 2008-12-00大阪高裁提出 少年を含む学生ら9人のグループが3人の被害者に暴行を加え、内2人を生き埋めにして殺害した事件の共犯者の一人とされた廣畑氏の原審における事実認定は、主犯格である小林竜司の供述を証拠としている。だが小林供述に見られる数々の供述変遷には、体験記憶の特性を反映しない虚偽供述の徴候がいくつも見られることを指摘した。(本文49頁)
58 高次脳機能障害者とその家族のピアサポートによる自己と関係の変容に関する発達的研究共著 2009-03-00日本発達心理学会第20回大会発表論文集 高次脳機能障害当事者たちがピアサポーター養成から実践の過程で著しい回復を見せた要因として、新しい自己の承認、多様で抑圧的でない役割モデルとして機能すること、対等な関係の中で自発性が引き出されることがあげられる。 (pp.554)
59 人とのかかわりを通してのAくんの12年間の育ち(コメント)単著 2009-04-00発達118.(ミネルヴァ書房) 問題行動の絶え間なかった自閉症児への12年間の関わりを記した事例報告に対するコメントとして間合いを取ることの重要性を指摘した。(pp.97)
60 「草食系」男子諸
  君!(エッセイ)
単著 2009-04-00花園大学人権教育研究センター報15. 草食系男子やオタクを卒論のテーマにした女子学生を紹介し、異質な他者への探求を勧めたエッセイ。(pp.51-52.)
61 神戸地裁尼崎支部平成19年(わ)第679号器物損壊住居侵入被告事件被告人の対人コミュニケーション能力に関する意見書単著 2009-11-00神戸地裁尼崎支部提出 深夜自宅近くの自転車風防に火をつけたり他人の家に上がり込むなどした知的障害者の対人コミュニケーション能力を、ビデオテープ録画の会話分析から指摘し、訴訟能力に欠けることを示した。(本文22頁、分析資料34頁)
62 平成21年(あ)第1125号強制わいせつ被告事件被害者供述の心理学的鑑定意見書単著 2009-11-00最高裁提出 電車内での強制わいせつ(痴漢)事件の被害者供述の体験性について分析し、実況見分によって擬似的体験性を付与された供述であることを指摘した。(本文64頁)
63 「同じ人間として」はどこまで通用するのか(エッセイ)単著 2009-12-00花園大学人権教育研究センター報16. 当事者性をめぐって、差異を強調する立場と共通性を強調する立場があり、それぞれの利点と問題点をめぐって考察した。(4頁)
64 大阪高裁平成21年(う)第850号強制わいせつ強姦被告事件被害者および証人の供述に関する心理学的鑑定書単著 2010-01-00大阪高裁提出 同居していた義理の祖父から強制わいせつ行為と強姦を訴えていた当時中学生の事件で、子どもが周囲の家族等から問い詰められると作話や誘導によって事件のストーリーが形成されることを指摘し、具体的供述の生成過程を分析した。(本文70頁)
65 とにかく続けて出て来いよ(エッセイ)単著 2010-04-00花園大学人権教育研究センター報17. 最近の学生指導の困難さについて述べたエッセイ。(pp.53-55.)
66 高次脳機能障がい者地域生活サポート研究会2009年度報告集編著 2010-07-00NPO法人大阪脳損傷者サポートセンター 平成21年8月から隔月で行ってきた高次脳機能障害者の事例検討会の報告集。(本文46頁)
67 人との関係に問題をもつ子どもたち(コメント)単著 2010-08-00発達123.
(ミネルヴァ書房)
特別支援学校を卒業するまでの自閉症児の事例報告に対するコメント。彼らが見せる一方的なコミュニケーションは、実は彼ら自身が侵襲されていると感じているからで、いかにして相互不信に陥ることなく対象を共有できるかについて述べた。(pp.91.)
68 最高裁平成18年(あ)第2193号殺人被告事件受刑者の捜査段階供述に関する心理学的鑑定意見書単著 2010-08-00最高裁提出 病院の看護助手が勤務中に人工呼吸器のチューブを引き抜いたとされた殺人被告事件の再審請求に伴い、捜査段階の供述が体験に基づいていないことを分析した鑑定意見書。(本文68頁)
69 専門家たるもの、ホントはかくありたし(エッセイ)単著 2010-12-00花園大学人権教育研究センター報18. 発達障害の専門家と称して大学の現状に応えられずにいることに危惧の念を抱き、本来専門家のあるべき姿について述べた。(pp.113-115.)
70 キミ、「持ってる」ね。(エッセイ)単著 2011-04-00花園大学人権教育研究センター報19. サッカー日本代表の活躍と絡めて、大学新入生が自分の持ち味を活かしていくよう勧めたエッセイ。(pp.60-63.)
71 最高裁(あ)第1464号強制わいせつ致傷被告事件に係る再現実験結果に基づいた心理学的鑑定意見書単著 2011-06-00最高裁提出 平成20年那覇市で発生した強制わいせつ致傷事件で誤認逮捕が疑われた状況を大学の教室で再現(教員の鞄を取って退室した人物を別の人物が連れて来て、それが別人であることに受講生の何割が気付くか)し、その結果をまとめた。(本文23頁)
72 最高裁(く)第140号特別抗告申立事件請求人の捜査段階供述に関する心理学的鑑定補充意見書単著 2011-07-00最高裁提出 殺人被告事件に関する再審請求に伴う筆者の鑑定意見書を評価した大津地裁および大阪高裁の認識に著しい誤りがあることを指摘した特別抗告添付書類。(本文7頁)
73 「ヒトは分け与える生物」であってほしい。単著 2012-04-01花園大学人権教育研究センター報 第21号 ヒトは自分の資源を他者にどの程度分け与えるものなのかを実験的に実証した結果を受けて、東日本大震災等における人間の愛他的行動がどの程度普遍的なのかを述べたエッセイ。(pp.54~55.)
74 「知的障害者への取調べ録画記録」の法心理学的検討分担執筆 2012-06-18最高検察庁・検察改革推進室提出 高木光太郎、大橋靖史、森直久と分担執筆で、「4事前および導入段階にみられる特徴と問題点」「<補論>知的障害をもつ被疑者に対する取調べに関する留意事項」の節を担当(総頁34頁中、13頁担当)
75 〈平成24年大阪高裁(う)第1159号殺人被告事件〉アスペルガー障害等を有する被告人の犯行経緯および更生に関する発達心理学的鑑定意見書単著 2013-01-25大阪高等裁判所提出 実姉を殺害し、裁判員裁判で求刑懲役16年だったのが判決で懲役20年になったアスペルガー障害等を有する被告人の犯行の要因や、内省を深めて更生する条件について述べた鑑定意見書。本文22頁
76 ヒアリング調査を通して単著 2013-03-31『福祉の支援を必要とする矯正施設等を退所した者の地域生活支援に関する調査研究報告書』,独立行政法人国立重度知的障害者総合施設のぞみの園,pp.31~34. 障害者支援施設における矯正施設等を退所した知的障害者等の受入れ・支援の実態および職員研修についての調査研究において、ヒアリング調査を行なった考察。
77 知的障害取調べの法心理学的検討口頭発表 2013-05-25大谷大学哲学会
78 司法と心理のはざまから 犯罪に巻き込まれる発達障害者―司法面接法・更生プログラム・地域定着支援口頭発表 2013-06-01日本発達心理学会関西地区懇話会, 京都市・京都ノートルダム女子大学
79 法廷における尋問者と供述者のディスコミュニケーション口頭発表 2013-10-12法と心理学会第14回大会ワークショップ
80 刑務所で笑いを!単著 2014-04-00花園大学人権教育研究センター25. pp.66-69.
81 〈大阪地裁堺支部平成26年(わ)第490号傷害致死等被告事件〉被告人の犯行に至った要因および更生可能性に関する心理学的鑑定意見書単著 2014-08-03大阪地裁堺支部提出 拘置所で被告人に面会していくつかのテストを行い、情状鑑定書としてまとめた。(本文22頁)
82 〈大津地裁平成24年(た)第3号再審請求事件〉請求人の捜査段階供述に関する心理学的意見書単著 2014-08-28大津地裁提出 湖東記念病院看護助手だった請求人の殺人被告事件の第二次再審請求において、請求人が虚偽自白に陥った要因について心理学的に検討した。(本文13頁)
83 〈東京高裁平成18年(お〉第4号再審請求事件〉狭山事件・再審請求人の捜査段階取調べ録音テープに関する心理学的鑑定意見書単著 2014-08-31東京高裁提出 2010年5月に新規証拠開示された狭山事件の請求人の捜査段階取調べ録音テープ15時間余をこれまでの供述調書と対照しながら分析し、自白が真の体験記憶に基づくものであるかどうかを考察した。(本文251頁)
84 「日本型取調べコミュニケーションの特性に関する研究 社会・文化的背景を視野に入れた検討」共著 2014-10-26法と心理学会第15回大会(関西学院大学) ポスター発表(高木光太郎、大橋靖史、森直久、脇中洋、渡辺由希)
85 YSの情状に関する心理学鑑定書共著 2014-11-30神戸地裁尼崎支部提出(平成24年(わ)第987号等逮捕監禁殺人等被告事件 (共著者:村山満明、大倉得史、松島恵介、稲葉光行、浜田寿美男)本文84頁
86 〈大阪高裁平成26年(う)第476号強盗殺人被告事件〉被告人が犯行に至った要因に関する心理学的鑑定意見書単著 2015-01-15大阪高裁提出 本文41ページ
87 大学で味わってほしいこと単著 2015-04-00花園大学人権教育研究センター報27号 54~56頁
88 特集うそを発達的に理解する単著 2015-06-25発達教育2015年7月号 4~11頁
89 供述分析と情状鑑定(報告者) 2015-10-24法と心理学会第16回大会ワークショップ4 事実関係を争う供述分析に対して、量刑判断につながる情状鑑定はどうあるべきかについて、報告するとともにフロアを含めた議論をした。[2時間]
90 矯正施設におけるクラウニング講座の意義口頭発表 2015-10-25法と心理学会第16回大会 播磨社会復帰促進センターには障害受刑者のための特化ユニットがあり、そこで行われている教育プログラムに「クラウニング講座」がある。このプログラムの紹介と、受講者や刑務官に対して行った質問紙の結果を報告した。[予稿集p.3][40分]
91 再審無罪となった強姦等被告事件における被害供述・目撃供述の分析 2015-11-28第73回関西自白研究会 [2時間]
92 〈大阪高裁 第2刑事部 平成26年(う)第476号 強盗殺人、営利・生命身体加害略取、逮捕・監禁、死体損壊・遺棄、窃盗、住居侵入、窃盗未遂被告事件〉
被告人が犯行に至った要因に関する心理学的意見・補充書
単著 2015-11-29大阪高裁第2刑事部提出 本文40頁
93 ある死刑囚の情状鑑定に取り組んで単著 2016-04-01花園大学人権教育研究センター報29.
pp.50‐53.
94 傷害致死に至った仲間内でのけじめ行為の心理的背景共同発表 2016-07-02第77回関西自白研究会 3時間
95 三鷹事件 竹内景助氏の主張の変遷口頭発表 2016-07-15花園大学人権教育研究会第96回例会 2時間
96 日野町事件・再審請求における証人供述の分析口頭発表 2016-10-24大谷学会 日野町事件第2次再審請求におけるアリバイ証人の主張内容から体験性の有無を判断するための分析方法を紹介した。(40分)
97 〈東京高裁第4刑事部平成23年(お)第6号再審請求事件〉三鷹事件・竹内景助氏の「停電時の行動」供述に関する心理学的意見書単著 2016-11-17三鷹事件再審請求弁護団 2012年に遺族が請求人となった三鷹事件の再審請求では三者協議が続いており、竹内氏のアリバイを示しうる事件発生直後に発生した停電前後の竹内氏の行動に関する供述証拠の新規明白性をめぐって供述分析的な検討を加えた。(本文11頁)
98 ある傷害致死被告事件の情状鑑定の心理学的・法学的意義共同発表 2016-12-10第80回関西自白研究会
99 〈東京高裁第4刑事部平成23年(お)第6号再審請求事件〉三鷹事件・竹内景助氏の初期供述に関する心理学的意見書 2017-01-25三鷹事件第2次再審弁護団提出 三鷹事件で死刑判決を受けた竹内景助氏の取調べ初期の供述について変遷等の分析を行った。(本文33頁)
100 大阪地裁平成28年(わ)第3622号強姦被告事件に関する心理学的意見単著 2017-02-24弁護人(大阪弁護士会・奥田昌宏氏)提出 中程度知的障害のある「被害者」の供述(ビデオ)の証拠としての意義に疑問があることを提起し、司法面接法に則ったと見られるDVDの分析と、被害者から最初に聞き取りを行った施設職員とのやり取りの経過を確認することの必要性を述べた。(本文2頁)
101 〈大阪地裁平成28年(わ)第1161号強盗殺人、有印私文書偽造・同行使、詐欺、窃盗、電磁的公正証書原本不実記録・同共用、死体損壊、死体遺棄被告事件〉被告人の情状に関する鑑定意見書単著 2017-02-28大阪地裁刑事第8部提出 被害者の死体損壊、死体遺棄は認めているが、強盗殺人に関しては否認している被告人と拘置所で面会し、いくつかの心理テストや聞き取りを行った結果から、被告人の生育歴や人格的特性を考察した上、被告人が解離性健忘を引き起こしている可能性や、被告人の再犯と更生の可能性について論じた。(本文51頁)
102 〈東京高裁第4刑事部平成23年(お)第6号再審請求事件〉三鷹事件:竹内景助氏および政氏の「停電時の行動」供述に関する心理学的鑑定意見書単著 2017-03-10三鷹事件第2次再審請求弁護団提出 昭和24年に発生した三鷹事件で死刑判決を受けた竹内景助氏と妻政氏の事件当日の停電前後の行動に関する供述とその変遷を分析し、当日は入浴まで自宅に居た可能性が最も高いと結論づけた。[本文22頁]
103 〈東京高裁第4刑事部平成23年(お)第6号再審請求事件〉三鷹事件:竹内景助氏および政氏の「停電時の行動」供述に関する心理学的鑑定意見書単著 2017-04-14三鷹事件第2次再審弁護団提出 昭和24年7月に発生した三鷹事件の犯人とされ死刑判決を受けた竹内景助氏と妻・政氏の事件当時の行動供述を、「三鷹事件停電状況図解」の時刻と照らし合わせて、景助氏には事件当時アリバイがあった可能性が高いと結論付けた。(本文23頁)
104 「司法面接を装った誘導的な取調べ ―または強いられた任意性」口頭発表 2017-04-24第13回修復的司法セミナー 知的障害のある被疑者あるいは被害者の取調べにおいて、一見すると司法面接法を用いていると思われる取調べだが、実際には巧妙に誘導しているとみなさざるを得ない2事案を紹介し、本来の任意性を担保した取調べについて検討した(2時間)。
105 〈大阪地裁平成28年(わ)第3622号強姦被告事件〉被害者供述生成に関する心理学的鑑定意見書単著 2017-05-10弁護人(大阪弁護士会・奥田昌宏氏)提出 知的障害のある女性の強姦被害供述は、一見すると司法面接を装った検察官聴取により引き出されているが、本人の口から語られる供述から犯罪の構成要件を成す一部のみを引き出しており、また出来事から間もない時期に身近な支援者から誘導を受けて形成された供述でもあることを明らかにした。司法面接法は、外形的な聴取方法のみを取り入れても、誘導を避けることはできないと言うことができる。[本文37頁]
106 「ある強姦被害者供述の生成過程―知的障害のある成人女性は何を言いたかったのか」口頭発表 2017-05-27第81回関西自白研究会 ある強姦被告事件における「被害者」供述の検察官による聴取方法は、一見すると司法面接法を踏襲しているように見えるが、巧妙に誘導を行っている。そもそも司法面接法以前に、「被害供述」は最初に話を聞き取った支援者の思い込みに基づく聞き取りに端を発しており、その後司法面接を装った聴取で体験記憶を引き出すことは出来ない旨を説明した。(3時間)
107 矯正施設を退所した知的障害者等の住まいの変遷に関する研究―全国地域生活定着支援センターに対する実態調査から―ポスター発表(共著) 2017-08-12発達障害学会第52回研究大会 国立重度知的障害者総合施設のぞみの園の研究検討委員として、全国地域生活定着支援センターが関与した事例のアンケート調査をまとめたもの。矯正施設退所後に支援が途絶えてアパート等での自立生活にいきなり入った場合に、再犯を引き起こしやすい傾向が明らかとなった。なおこの発表は、第52回研究大会の優秀発表賞を受賞した。
108 大阪地裁平成28年(わ)第3622号証人尋問調書単著 2017-09-29大阪地方裁判所 知的障害のある「被害者」の強姦被害証言は、その聴取過程に多大な問題があり、その証言は体験に基づいていないことについて、弁護側主尋問・検察側反対尋問、裁判官質問に応答しながら説明した。[2時間]
109 日野町事件証人・東澤光子氏の言い回しの変化に関する心理学的鑑定意見書単著 2017-12-18日野町事件第2次再審請求弁護団提出 日野町事件証人である東澤光子氏の発言を記録した公判証言調書など7点の資料を精査し、光子氏の発言の形式的特徴やアリバイに関する発言内容の分析を行った。その結果、光子氏は一般的質問に対して否定的応答を返す傾向が強く、具体的な場面を特定しながら、問わず語りに語った内容は、一次知覚的で唯一無二性を持った体験記憶を想起しているとみなすのが妥当であると判断した。[総頁数32頁]
110 コメント 司法面接法もどきの被害者聴取単著 2018-04-20季刊 刑事弁護 第94号 介護士が知的障害者を強姦したとして起訴された事件において被害者および支援者の供述を分析し、体験に基づかない供述である可能性が高いとして公判証言した結果、無罪となった事例に関する担当弁護人の報告に対してコメントした。(137-140.)
111 知的障害のある放火犯に対する情状鑑定について口頭発表 2018-04-27発達臨床研究会 知的障害のある放火犯に対して心理学的査定を行った結果、延焼の認識を持っていなかったという結論を得て公判で証言し、その内容が判決にも反映されたが、具体的に注意に関する認知能力をどのように査定することができたのかを問題提起した。(2時間30分)
112 カナダBC州ヴィクトリアにおける更生保護施設の実態口頭発表 2018-10-07法と心理学会第19回大会(関西国際大学尼崎キャンパス) カナダの仮釈放制度においてデイパロールを担う民間更生保護施設(CRF)3か所の紹介を行い、できるだけ社会内処遇を図ろうとする中でも、それぞれの特性の違いを提示し、犯罪からの離脱を目指す際の、ピアサポーティブな支援のあり方について問題提起をした。(30分・共同発表者:安田三江子)
113 日野町事件・HM氏の言い回しの変化に関する心理学的鑑定意見書単著 2018-10-11日野町事件第2次再審請求弁護団提出 大津地裁平成24年(た)第1号再審請求事件、大阪高裁平成30年(く)第251号事件に係るアリバイ証言を行ってきたHM氏の24年間、7回におよぶ証言内容や形式の変化を分析し、その特徴の変容から体験性のある証言内容について論述した。(本文35頁)
114 〈大阪高裁平成30年(う)第935号窃盗被告事件〉保安員の証言および被告人の行為に関する心理学的鑑定意見書単著 2018-12-18弁護団提出 歩道上の陳列棚に商品を並べた店頭で、保安員から声を掛けられた被告人が、万引きの疑いで逮捕され、一審で有罪判決を受けた事案。保安員の目撃供述の非体験性を供述分析により指摘し、被告人が供述できなかったのは、中等度知的障害によって遂行機能が障害され注意の飽和状態であったことを示した。(本文47頁)
115 〈大阪高裁平成31年(う)第257号傷害致死被告事件〉証人THによる目撃証言の体験性に関する心理学的鑑定―予備考察―単著 2019-05-31弁護団提出 乳児に対する虐待死亡事件の被告人の行為を目撃したというの目撃証言に関して、虚偽を述べる可能性が窺われ、供述に体験性を欠いているという指摘をした予備考察(本文21頁)。
116 日野町事件証人・MH氏の言い回しの変化
に関する心理学的鑑定意見書
単著 2020-01-05日野町事件第3次再審請求弁護団提出 日野町事件第3次再審請求弁護団の求めに応じて、証人の言い回しに関してこれまでに分析した結果を再検討し、形式的分析および内容的分析のいずれにおいても証人が語る内容を適切に引き出すためには尋問・応答形式ではなく、問わず語りに述べる必要があると結論付けた。(本文39ページ)
117 日野町事件証人・MH 氏の言い回しの変化に関する心理学的鑑定意見書単著 2020-08-00日本弁護士連合会提出 本文39ページ, 資料89ページ
118 精神鑑定医に対する損害賠償請求事件で原告側証人として大阪地裁に陳述書を提出単著 2020-09-01大阪地裁提出
119 〈大阪高裁令和2年(う)第1053号暴行,傷害,強制性交等致傷被告事件〉被害者供述の体験性に関する心理学的意見書単著 2021-03-04大阪高等裁判所提出 本文7ページ
120 関西自白研究会シンポジウムパネリスト 2022-04-09関西自白研究会第101回 2008年に開始した関西自白研究会が100回を重ねたことを記念して、浜田寿美男氏の講演を行い、その後3名のパネリストの一人としてコメントや質疑を行った。
121 刑法学会ワークショップパネリスト 2022-05-22日本刑法学会第100回大会 刑法学会第100回大会のワークショップ6「司法面接の現状と課題」においてパネリストとして登壇し、講演で司法面接に関わる事件鑑定を紹介した後に質疑応答に参加した(3時間)。
122 強盗致傷被告事件における情状鑑定証人 2022-06-24大阪地方裁判所 知的障害が疑われる強盗致傷被告事件の被告人に対して情状鑑定を行い、裁判員裁判の公判廷でプレゼンテーションを行った後、弁護側主尋問、検察側反対尋問、裁判所尋問を受けて証言した。(約4時間)
以上122点

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