教育研究業績の一覧

浦山 あゆみ
A 教育業績
教育実践上の主な業績 年月日概要
1 教育内容・方法の工夫(授業評価等を含む)
1 漢語音韻学の実践をまじえた講義 2015-04-00
~2016-01-00
中国文学特殊講義において、漢語音韻学を講義する上で必要な工具書等を、受講生に実際に引いてもらうことにより、『広韻』『韻鏡』などの音韻に関する基礎資料の構造と利用法を理解し、漢語の中古音と日本漢字音の対応関係を身近に考えさせるよう工夫している。
2 リアクションペーパーの活用 2019-04-00 ~ 1年生向けの文学科演習では毎回リアクションペーパーを書いてもらい、学生の理解度をはかり、次の授業に活かしている。
3 携帯情報端末による中国語学習指南 2020-04-00 ~ スマートフォン(iOS・Android)で中国語を入力できるように解説したビデオを紹介するとともに、実際に中国語を入力してクイズ等に回答するよう教授している。
4 中国語学講義におけるビデオ教材の利用 2020-10-00 ~ 唐代漢字音にかかわるビデオ教材を利用し、漢字音および漢語の特徴等について、視聴覚的に解るよう工夫している。
2 作成した教科書、教材、参考書
1 フリーアプリを用いた単語教材 2011-04-00
~2012-01-00
iPad用フリーアプリを利用して、採用した教科書に応じたオリジナル教材を作成し、共通科目中国語の授業において実践を行った。
2 『基礎中国語の単語と例文』 2012-03-31 ~ 初修中国語で習得する単語約800語を選定し、簡体字・繁体字・品詞・例文・ピンイン・和訳などを付してインターネット上で広く公開した。http://www.las.osakafu-u.ac.jp/~kiyohara/PDF/kaken/#jiaocai2
作成代表者:浦山あゆみ、作成協力者:方紅・清原文代・田邉鉄。
3 『中国の大学生と話そう! — 让我们互相学习吧!』 2012-03-31 ~ 日本に来た中国人大学生と交流することを想定した会話教材の作成に協力した。http://www.las.osakafu-u.ac.jp/~kiyohara/PDF/kaken/
作成代表者:清原文代、作成協力者:韓艶玲・浦山あゆみ・田邉鉄
4 「初級中国語のための語彙比較」 2013-09-10 ~ その他の研究業績22で挙げた「初級中国語のための語彙表比較」に若干の修正を加え、利用の便宜のためにリンクを張り、単語を検索しやすいように語彙表部分をエクセル文書として、専用ホームページ上にアップロードした。http://www.las.osakafu-u.ac.jp/~kiyohara/PDF/kaken/
作成者:浦山あゆみ・一澤美帆・清原文代・田邉鉄
3 教育方法・教育実践に関する発表、講演等
1 初修中国語の教授法および学習法にかかわる発表 2011-00-00
~2012-00-00
その他の業績19・20・21に同じ。
4 その他教育活動上特記すべき事項
B 職務実績
1 人権センター員 2003-04-01
~2005-03-31
任期:2003年4月~2005年3月
2 高校模擬授業 2004-12-00 ~ 下記高校にて出張模擬授業を行った。
2004年12月20日 能登川高校・2005年10月24日 大阪市立東高校・2006年7月18日 上宮高校・2007年9月13日 光泉高校・2008年6月2日 京都産業大学付属高校・2008年10月30日 旭高校・2009年10月24日 光泉高校・2010年4月24日 福知山成美高校・2010年7月13日 吹田高校・2010年10月7日 光泉高校・2016年7月4日滋賀県立八幡商業高校・2016年12月15日兵庫県立吉川高校
3 高校説明会 2005-07-19 紫野高校にて、出張大学説明会を担当した。
4 科学研究費助成事業研究分担者 2010-04-01
~2013-03-31
「紙とe-Learningを繋ぐワンソース・マルチユース教材の開発」(基盤研究C 研究課題番号:22520574,研究代表者:清原文代)において、研究分担者として発表資料や語彙一覧表の作成、および中国語例文の検討等を担当した。その他の業績19・20・21・22はその成果の一部である。
5 グローバルスクエア勉強会担当 2011-05-00
~2012-07-00
中国語会話勉強会を担当した。
6 在外研究員 2013-04-01
~2014-03-31
在外研究を行った(北京大学中文系)。
C 学会等及び社会における主な活動
所属期間及び主な活動の期間 学会等及び社会における主な活動
1 1988-00-00~0000-00-00 大阪市立大学中国学会
2 1990-06-07~0000-00-00 日本中国語学会(大会運営委員 2020-12-01〜現在)
3 1995-00-00~0000-00-00 日本中国学会
4 1995-00-00~0000-00-00 中国文史哲研究会
5 2010-00-00~0000-00-00 東方学会
6 2011-05-20~0000-00-00 中国語教育学会
7 2016-04-01~2019-03-31 大学入試センター教科科目第一委員会委員
D 研究活動
著書、学術論文等の名称単著、
共著の別
発行又は
発表の年月
発行所、発表雑誌等
又は
発表学会の名称
概要
Ⅰ著書
以上0点
Ⅱ学術論文
1 『音韻須知』の反切改良について単著 1990-12-15『中國學志』需号 大阪市立大学中文学会 明末清初に編纂された『音韻須知』は、『中原音韻』の影響をうけた曲韻書であり、反切が注記されている。反切の付された曲韻書は少なく、この点において注目されてしかるべき著作である。小稿では反切、とりわけ反切改良史という視点から、『音韻須知』反切の特徴を考察し、反切改良史上、殿軍に位置するといわれる『音韻闡微』の体系的な反切用字と、『音韻須知』の反切用字を比較検討した。19頁(pp.1~pp.19)
2 ≪醒世姻縁伝≫の「己」「給」単著 1995-03-31『人文論叢』第23号 大阪市立大学大学院文学研究科 『醒世姻縁伝』において、普通話の「給gei」の前身と考えられる「己」が使用されている。小論ではまず、「己」の使用状況を「給」「與(与)」とともに分類し、「己」と「給」が同じ機能を担う口語であることを確認した上で、『醒世姻縁伝』の「己」と「給」は普通話の「給gei」ほど多様な機能を担っていないことを指摘する。また、『醒世姻縁伝』の中で「己」と「給」の使用情況は相補分布的であるといわれるが、『醒世姻縁伝』と同時代に改訂を繰り返されたと考えられる『老乞大』の一改訂本『重刊老乞大諺解』の中で、やはり「饋」が「給」と相補分布をなしていることを指摘し、そこから現行の『醒世姻縁伝』が原刻本ではなく、改訂本の一つである可能性を示した。13頁(pp.77~pp.89)
3 『音韻須知』音注における書きかえについて単著 1995-11-30『集刊東洋學』第74号 中国文史哲研究会 本稿は平成7年5月、第44回東北中国学会大会にて口頭発表(その他の業績7参照)した内容を修正・加筆した論文である。13頁(pp.146~pp.158)
4 『問奇一覧』ノート-韻図の声母について単著 1996-09-30『文藝論叢』第47号 大谷大學文藝學會 清・李書雲の文字学書『問奇一覧』に収められた韻図と、明・沈寵愛綏の戯曲理論書である『度曲須知』所収の韻図との相違について検討し、本稿では特に声母に着目し、『度曲須知』の三十六字母が『問奇一覧』の二十三字母にどのように対応するかをとりあげて論じた。13頁(横pp.1~pp.13)
5 『問奇一覧』附切韻捷法考単著 1996-10-25『中国語学』第243号 日本中国語学会 『問奇一覧』(1690)に附される「切韻捷法」の韻図(「四声経緯転音経緯図」)の部分は『音韻須知』とペアとなるものと考えられ、そこに示された反切と韻図を使って音を探し求める方法は、当時流行した「射標法」に由来し、沈寵綏『度曲須知』経緯図説に基づくものである。けれども『度曲須知』経緯図説の韻図は、『問奇一覧』の韻図とは様相を異にしており、この相異は『度曲須知』の作者沈寵綏が『皇極図韻』に対して抱いていた不満によるものと考えられ、『問奇一覧』の韻図と『度曲須知』所収韻図との相異は、むしろ沈寵綏の遺志を継ぐためであった可能性があることを考察した。9頁(pp.171~pp.179)
6 『音韻須知』『問奇一覽』の音韻的研究
(学位論文)
単著 1998-03-24大阪市立大学大学院文学研究科 『音韻須知』ならびに『問奇一覽』について、テクストの整理をし、さらに音韻についての記述を総合的に研究し、反切の改良や既存書からの継承関係等を明らかにした論文である。142頁(pp.1〜pp.142)。
7 『音韻闡微』の反切作成法について単著 2000-07-31『大谷學報』第79巻第3号 大谷学会 反切改良の最高峰に達したと評される『音韻闡微』は、満洲字母の原理に基づいて反切の改良が行われたと考えられている。しかし反切改良史という視点から見れば、『音韻闡微』の反切作成法は一つの流れの延長上に現れた方法であり、むしろ、時代という制約から満洲字母の原理の影響を強調せざるを得なかったのではないかと考えられることを指摘した。13頁(pp.21~pp.33)
8 『類音』所収の旧音注について単著 2002-03-19『文藝論叢』第58号 大谷大學文藝學會 『類音』に収められた音注を考察することにより、著者である潘耒がどのような韻書等を参照し、この書物を編んだのかを解明しようと試みた。7頁(横pp.1~pp.7)
9 『度曲須知』の三字切法に関する一考察単著 2004-03-18『河内昭円教授退休記念中国文学論叢』大谷大學文藝學會編 朋友書店 明代の戯曲理論書である『度曲須知』に見られる音節構造分析を検討し、本書に示された三字切法について、先行研究を踏まえたうえで、新たな見解を提示した。17頁(pp.334~pp.350)
10 陳景元の音注―『南華真経章句音義』と『荘子音義』との異同を中心に単著 2007-03-16『若槻俊秀教授退休記念中国学論叢』大谷大學文藝學會編 朋友書店 北宋の道士陳景元の『南華真経章句音義』に収められた反切と、陸徳明『経典釈文』の『荘子音義』の反切は相当数が合致するが、異なる反切も認められる。本稿では、陳景元の音注を検討するために、それらの異なる反切を抽出・列挙し、音注の相違を明らかにした。19頁(pp.384~pp.402)
11 陳景元の音注―『南華真経章句音義』と『上清大洞真経玉訣音義』について―単著 2008-03-18『大谷大学研究年報』第60集 正統『道藏』に収められる陳景元の著書『南華真経章句音義』の義注音注の両面から、本書には宋の官定韻書『集韻』の影響が色濃く見られることを証明した。さらに同じく陳景元の著書『上清大洞真経玉訣音義』の音注についても、先行研究に指摘されるような明瞭な反切改良の痕跡が見いだせないことを示した。53頁(pp.1~pp.53)
12 陳景元の音注―『上清大洞眞経玉訣音義』の協音について―単著 2010-03-13『文藝論叢』第74号 大谷大學文藝學會 陳景元『上清大洞眞経玉訣音義』には佚書である史崇『一切道音義』の音注が引用される。本稿はそれら引用された史崇音義を含む協音を仔細に検討することにより、陳景元が協音と称する音注には二類あることを明らかにした。10頁(pp.30~pp.39)
13 陳藎謨『元音統韻』をめぐって—『皇極統韻』との比較を中心に—単著 2014-10-14『文藝論叢』第83号 大谷大學文藝學會 河南省図書館所蔵『皇極統韻』は『元音統韻』の原著であるが、両書の収録内容が若干異なっている。本稿では、両書の総目に見られる条目を比較検討することにより、『元音統韻』をめぐる問題点について指摘・検討した。15頁(pp.1〜pp.15)
14 『元音統韻』未収の部分について―『皇極統韻』「字有三合曲有四合」を中心に―単著 2016-03-14『文藝論叢』第86号 大谷大學文藝學會 明・陳藎謨『元音統韻』は、その原著である『皇極統韻』を縁の者たちが梓行した音韻書である。『皇極統韻』の方は闕本であるが、その残存巻と『元音統韻』とを比較してみると、『元音統韻』には見られない部分が複数存在する。本稿では、それら『元音統韻』未収の部分について紹介するとともに、そこからみえてくる問題点・陳藎謨の漢字や字音に対する考え方などを読み取ろうと試みた。13頁(横pp.1〜pp.13)。
15 『元音統韻』における増補字について単著 2018-10-14『文藝論叢』第91号 大谷大學文藝學會 『元音統韻』の一部分は明時代の字書である『字彙』を底本として所収字を並べた韻書と考えられるが、『字彙』の所収字とは若干の異同が認められる。本稿どの程度の異同があるのか、また異同が何によって生じたのかを検討した。13頁(横pp.22〜pp.34)
16 『大唐三蔵取経詩話』の俗字「䖝」について単著 2020-03-18『文藝論叢』第94号 大谷大學文藝學會 『大唐三蔵取経詩話』は孤本であるため対校が困難である。大字本と比べることが主要な手がかりとなるが、大字本が欠く箇所もある。『大唐三蔵取経詩話』の中で、話の流れにおいて違和感のある文字を、俗字譜や俗字「䖝」の使用状況ならびに仏典での出現数から検討を試みた。9頁(pp.144〜pp.152)
以上16点
Ⅲ 口頭発表・その他
1 『礼記』注疏檀弓篇訳注(二)共著 1989-12-20『中國學志』蒙号 大阪市立大学中文学会 一連の本訳注は、大阪市立大学中国語中国文学専攻関係者が研究班を結成し、長期にわたって継続されてきた研究成果の一端である。十三経のひとつである『礼記正義』「檀弓篇」の訳注作業を通して、中国文化の根幹をなす儒教に対する理解を深めることを目的としている。蒙号では「事親有隱無犯」章に訳注を施した。14頁(pp.69~pp.82)
2 『礼記』注疏檀弓篇訳注(三)共著 1990-12-15『中國學志』需号 大阪市立大学中文学会 一連の本訳注は、大阪市立大学中国語中国文学専攻関係者が研究班を結成し、長期にわたって継続されてきた研究成果の一端である。十三経のひとつである『礼記正義』「檀弓篇」の訳注作業を通して、中国文化の根幹をなす儒教に対する理解を深めることを目的としている。需号では「季武子成寝」章と「子上之母而不喪」章に訳注を施した。14頁(pp.l03~pp.116)
3 『礼記』注疏檀弓篇訳注(四)共著 1991-12-14『中國學志』訟号 大阪市立大学中文学会 一連の本訳注は、大阪市立大学中国語中国文学専攻関係者が研究班を結成し、長期にわたって継続されてきた研究成果の一端である。十三経のひとつである『礼記正義』「檀弓篇」の訳注作業を通して、中国文化の根幹をなす儒教に対する理解を深めることを目的としている。訟号では「孔子曰拝而後稽顙」章に訳注を施した。13頁(pp.35~pp.47)
4 『礼記』注疏檀弓篇訳注(五)共著 1992-12-19『中國學志』師号 大阪市立大学中文学会 一連の本訳注は、大阪市立大学中国語中国文学専攻関係者が研究班を結成し、長期にわたって継続されてきた研究成果の一端である。十三経のひとつである『礼記正義』「檀弓篇」の訳注作業を通して、中国文化の根幹をなす儒教に対する理解を深めることを目的としている。師号では「孔子既合葬於防」章と「孔子哭子路於中庭」章・「曾子曰朋友之墓有宿草」章に訳注を施した。17頁(pp.91~pp.l07)
5 『礼記』注疏檀弓篇訳注(六)共著 1993-12-18『中國學志』比号 大阪市立大学中文学会 一連の本訳注は、大阪市立大学中国語中国文学専攻関係者が研究班を結成し、長期にわたって継続されてきた研究成果の一端である。十三経のひとつである『礼記正義』「檀弓篇」の訳注作業を通して、中国文化の根幹をなす儒教に対する理解を深めることを目的としている。比号では「子思曰喪三日而殯」章と「孔子少孤」章・「隣有喪」章に訳注を施した。21頁(pp.57~pp.77)
6 『礼記』注疏檀弓篇訳注(七)共著 1994-12-24『中國學志』小畜号 大阪市立大学中文学会 一連の本訳注は、大阪市立大学中国語中国文学専攻関係者が研究班を結成し、長期にわたって継続されてきた研究成果の一端である。十三経のひとつである『礼記正義』「檀弓篇」の訳注作業を通して、中国文化の根幹をなす儒教に対する理解を深めることを目的としている。小畜号では「有虞氏瓦棺」章に訳注を施した。11頁(pp.65~pp.75)
7 『音韻須知』音注における書きかえについて口頭発表 1995-05-28第44回東北中国学会大会(於東北大学) 『音韻須知』には二種の版本(早稲田本と京大本)があり、京大本の方が古いと思われるが、二版本の反切は著しく異なっている。京大本は葉以震『重訂中原音韻』(葉本)を底本としたと思われるが、葉本の直音音注は、『音韻須知』では全て反切に書きかえられている。このように書きかえられた理由は、『音韻須知』とセットで刊行された『問奇一覧』の「切韻捷法」に示されているように、韻図を使って反切用字を探し求めるという方法に合わせるためであったと想定される。さらに早稲田本と京大本の二版本の反切を比較検討した結果、早稲田本の反切の方が、口唱しやすい文字を採っており、反切の改良が行われたといえる。総じれば、『音韻須知』二版本における音注の書きかえは、如何に音をとりだしやすくするかの試行錯誤の結果であると考える。[30分]
8 『問奇一覧』切韻捷法について口頭発表 1995-12-13大谷大学特別研修員研究発表会 清の李書雲著『問奇一覧』は文字学書であるが、『音韻須知』とセットで発行された書物であり、韻図を備えている。韻図と韻書がセットとなっている理由について、とくに明代の切韻捷法と「射字法」を検討し、沈寵綏の『度曲須知』との継承関係の可能性を示した。(要旨:『大谷學報』第七十五巻第四号平成八年三月三十一日pp.90)
9 『礼記』注疏檀弓篇訳注(八)共著 1996-02-09『中國學志』履号 大阪市立大学中国学会 一連の本訳注は、大阪市立大学中国語中国文学専攻関係者が研究班を結成し、長期にわたって継続されてきた研究成果の一端である。十三経のひとつである『礼記正義』「檀弓篇」の訳注作業を通して、中国文化の根幹をなす儒教に対する理解を深めることを目的としている。履号では「夏后氏尚黒」章に訳注を施した。18頁(pp.125~pp.142)
10 『礼記』注疏檀弓篇訳注(九)共著 1996-12-14『中國學志』泰号 大阪市立大学中国学会 一連の本訳注は、大阪市立大学中国語中国文学専攻関係者が研究班を結成し、長期にわたって継続されてきた研究成果の一端である。十三経のひとつである『礼記正義』「檀弓篇」の訳注作業を通して、中国文化の根幹をなす儒教に対する理解を深めることを目的としている。泰号では「穆公之母卒」章に訳注を施した。9頁(pp.101~pp.109)
11 『音韻闡微』の反切法をめぐって口頭発表 1996-12-16大谷大学特別研修員研究発表会 清の官定韻書である『音韻闡微』の反切の体系について整理し、その反切作成法が表面的には満州字母に基づいていると称しているものの、その根底には戯曲作家のあいだで用いられてた音韻理論の影響がある可能性を示した。[30分](要旨:『大谷學報』第七十六巻第三・四合併号 平成九年三月三十一日pp.116〜pp.117)
12 大唐大安国寺故大徳浄覚禅師碑銘并序分担執筆 1998-03-31『唐代釈教文選訳注』(滋賀高義編 朋友書店) 大谷大学真宗総合研究所の共同研究である「三朝高僧伝の比較研究」班(代表者滋賀高義氏)による成果報告である。総355頁。担当部分「大唐大安国寺故大徳浄覚禅師碑銘幷序」22頁(pp.97~pp.118)
13 蒋寅著「批評家としての厳羽」単著(翻訳) 1999-03-18『文藝論叢』第52号 大谷大學文藝學會 厳羽の『滄浪詩話』は詩学理論書として優れたものであり、その方面での研究もすすめられているが、そもそも中国の昔の詩論家は理論というよりもむしろまず批評という立場から詩を論ずるのが常である。蒋寅氏の論文は、詩歌理論家としての厳羽ではなく、批評家としての厳羽のあり方とその問題点を論ずることは、単に厳羽を見直すだけでなく、中国の詩史を考える上でも重要な視点を持つものである。本稿は蒋寅氏の研究論文を翻訳し、若干の訳注を施したものである。17頁(pp.1〜pp.17)
14 唐代仏教石刻文の研究(一)大内文雄編分担執筆 2000-03-31『真宗総合研究所研究紀要』第17号 大谷大学真宗総合研究所 大谷大学真宗総合研究所の共同研究である唐代仏教石刻文の研究班(代表者大内文雄氏)による成果報告である。総38頁。担当部分「崇義寺思言禅師塔銘」「六度寺侯莫陳大師寿塔銘文」7頁(pp.15~pp.21)
15 金石文献による中国華厳宗の研究(二)織田顕祐編分担執筆 2003-09-01『真宗総合研究所研究紀要』第20号 大谷大学真宗総合研究所 大谷大学真宗総合研究所共同研究である「金石文献による中国華厳宗の研究」班(代表者織田顕祐氏)による成果報告である。総98頁。担当部分「唐杭州霊隠山天竺寺大徳詵法師塔銘幷序」7頁(pp.5~pp.11)
16 『法苑珠林』の総合的研究―主として『法苑珠林』所録『冥祥記』の本文校訂並びに選注選訳 若槻俊秀編分担執筆 2008-03-31『真宗総合研究所研究紀要』第25号 大谷大学真宗総合研究所 大谷大学真宗総合研究所共同研究である「『法苑珠林』の総合的研究」班(代表者若槻俊秀氏)による成果報告である。総224頁。担当部分「晋沙門支法衡」4頁(pp.67~pp.70)
17 韻書を〝読む〟口頭発表 2009-07-08大谷大學文藝學會2009年度学術公開講演会 既に亡失してしまった切韻系韻書の、他書に引用された義注を拾い集め、それらより読み取ることのできる唐代の社会的背景を考察し、特に姓氏にかかわる義注から、韻書の複雑な状況の一端を検討した。[80分]
18 蘭茂本『韻略易通』考口頭発表 2010-10-21大谷学会研究発表会 蘭茂の『韻略易通』の諸テクストを整理し、それらの異同を比較検討することによって、目睹できるテクストの系統および伝播状況をひもとくことができる。また、テクストの系統が明らかになることにより、明代の官話と雲南方言との関係の一端をうかがうことが可能なことを示した。[30分](要旨:『大谷學報』第九十巻第二号pp.46~pp.52)
19 大学におけるCSPと入門教育は両立するか
―中国人観光客の接遇を目的とした中国語ポータル構築と教材蓄積の試み―
口頭発表(資料作成) 2011-03-19第9回e-Learning教育学会(於大阪大学) 外国語の入門教育に必要なデータの共有を目的としたウェブサイトの立ち上げ、ならびにその活用法について試行的発表を行った。中国語のみに限定せず、第二外国語教育にたずさわる研究者へ、教材共有の方法と応用的利用に関する利点と問題点を指摘した。[30分] 登壇発表者:田邉鉄、資料分担作成者:清原文代・浦山あゆみ。
20 「タグ付け」を利用した言語教材開発・共有のためのフレームワーク口頭発表(資料作成) 2011-08-07CIEC2011PCカンファレンス(於熊本大学) 従来の教材は、個人で工夫をこらしても、標準的な文法シラバスという文脈からの逸脱は認められていなかったが、発表者達は言語教材開発・共有のためのフレームワークと、その利用モデルとして中国語語彙教材構築システムを開発した。本フレームワークでは、語彙や文法項目と言った学習素材は切片化され、「タグ」によって属性が与えられる。素材とタグ、またタグ同士の関係を複数のビューで可視化し、並べ替えや結合、分割などの操作を通して切片を脱文脈化することで、セオリーにない新たな教材が生み出される可能性を検討した。[20分] 登壇発表者:田邉鉄、資料分担作成者:清原文代・浦山あゆみ。(要旨:『2011PCConference 論文集』pp.198〜pp.199)
21 みんなで育てる教材
―クリエイティブ・コモンズ・ライセンスによる中国語教材公開の試み
口頭発表(資料作成) 2012-06-02中国語教育学会第10回全国大会(中国語教育学会10周年・高等学校中国語教育研究会30周年記念合同大会)(於神田外国語大学) 表示・非営利・改変可能・継承を基本とするライセンスの、全く新しい中国語教材(会話集と単語集)をインターネット上で公開・配布し、各中国語教員が個別に行っていた授業補足教材を共有しようとする試みについて、実践を交えて発表した。[40分] 登壇発表者:清原文代、資料分担作成者:浦山あゆみ・田邉鉄。
22 初級中国語のための語彙表比較―中国語教育学会「中国語初級段階学習指導ガイドライン」と新HSK一~三級―共著 2013-03-14『文藝論叢』第80号 大谷大學文藝學會 中国語初修者が学ぶ単語を抽出する際に参考とした表(「中国語初級段階学習指導ガイドライン」所収の表)に、新HSK一~三級に出現する単語を対応させ、さらに中国で最も標準的な辞書である『現代漢語詞典』第5版ならびに第6版の品詞も対応させた一覧表を作成した。共著者:浦山あゆみ・一澤美帆・清原文代・田邉鉄。53頁(横pp.36~pp.88)。
23 明末清初の学者陳藎謨の試み〜『元音統韻』を中心に〜口頭発表 2016-12-03第七十九回市大中国学会(於大阪市立大学) 陳藎謨が著した『元音統韻』の構成から、『元音統韻』を研究する際の注意点、および『元音統韻』が他の書等から受けた影響・『元音統韻』が他の書に与えた影響等について指摘した。[40分]
24 「陳藎謨の『元音統韻』と『五車韻府』〜科学と音韻のかかわり〜」 口頭発表 2018-06-16日中医学史セミナー2018 in Kyoto(於京都大学人文科学研究所) 陳藎謨が編纂した音韻書『元音統韻』とその一部分である『五車韻府』とを取り上げ、それらの音韻書にみえる易学や科学の影響等について発表した。[30分]
以上24点

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