教育研究業績の一覧

ベルグマン カロリーネ A.
A 教育業績
教育実践上の主な業績 年月日概要
1 教育内容・方法の工夫(授業評価等を含む)
1 音楽やクイズなどによる授業導入 2014-04-00 ~ 私は「楽しむことこそ実り豊かな学習の鍵」という教育信条に基づいて授業を実践している。授業では、音楽、クイズ、典型的なイディオムを紹介することで効果的な学習へと誘っている。
2 アンケートの実施 2014-04-00 ~ 授業ではアンケートを実施し、学生の性質にあった授業を展開するよう心がけている。例えば、文法の学習やその応用では、個々の異なる学習タイプに応じて、抒情詩のパズルや紙芝居など多種多様な課題を駆使している。こうしたことにより、私を含む第三者とのコミュニケーションを円滑におこなうことが可能となる。これらの工夫の結果、私のクラスでは、学生が安心して互いに信頼感を寄せることができ、皆がレベルや性別に関係なく活発に発言できる空間を形成している。学生が学ぶことと同じくらい、講師自身も学生からも学んでいることは言うまでもない。
3 映像資料の使用 2014-04-00 ~ 私は自分自身をただ学期末に学生の成績を付けるだけの講師ではなく、ドイツ連邦共和国の一代弁者と捉えている。ドイツ語の知識だけでなく、ドイツやヨーロッパ社会について、特に若い世代の視点から見た現代のリアルな姿を伝えたいと思っている。そのために、教科書だけでなく、私の豊富な実務経験も活かし、常に補足教材としてインターネットを駆使し、その都度適切なドイツ語のビデオ素材、時事ニュースなどを使用している。
4 アクティブラーニングの実践 2014-04-00 ~ 上級クラスでは、学生同士が自らテーマを選択し、口頭でのプレゼンテーションに取り組んでいる。ドイツ語の基本的な知識を正しく使用してトピックを作成し、内容を創造的に伝えること、そして自立した学習を継続することを学ばせている。
2 作成した教科書、教材、参考書
1 オンデマンド・チュートリアル(On Demand Tutorials) 2020-04-00
~2020-07-00
パンデミックの影響で、世界中の教師が急遽デジタル授業への切り替えを余儀なくされた。当時、私はベルリンとの時差がある京都の立命館大学でドイツ語の授業を担当していた。そのうちのいくつかのクラスでは、オンデマンドのビデオレッスン教材を制作した。
2 教育的コンセプトのインスタグラム・アカウント(influ.sensei) 2020-04-00 ~ カロリーネ ベルグマンが運営する「@influ.sensei」のインスタグラム・アカウントでは、ドイツの最新トレンドを発信し、学生のドイツ文化理解に貢献している。
3 教育方法・教育実践に関する発表、講演等
4 その他教育活動上特記すべき事項
1 ゲーテ・インスティトゥート東京
『鎌倉』(メディア・ワークショップ)
(Kamakura: Videojournalistischer Feldversuch)
2014-09-00
~2014-11-00
カロリーネ・ベルグマンによる合同ビデオワークショップを実施し、北園町、テレッタ・グロース・ギムナジウム(Teletta-Groß-Gymnasium Leer)、フライホーフ・ギムナジウム(Freihof Gymnasium Göppingen)の生徒たちが、カメラを持って日本の鎌倉を探索し、撮影隊としてインタビューを行い、それらの成果を美しい作品に仕上げた。最終的にはカロリーネ・ベルグマンがこのクリップを編集した。
2 ゲーテ・インスティトゥート東京60周年記念プロジェクト
『#私のドイツ #meindeutschland
#私のドイツ語 #meindeutsch 』
2022-04-00
~2022-11-00
2022年7月17日および18日に開催されたゲーテ・インスティトゥートの記念行事『#私のドイツ/#私のドイツ語』に協力した。日本PASCH生(ドイツをキーワードに世界2000校以上をつなげるネットワークである「未来のパートナー学校」の生徒)たちはドイツのInstagramのトレンドを知り、それを日本のトレンドと比較し、インスタグラムのツールを学んだ。その後、『#私のドイツ #meindeutschland 』や『#私のドイツ語 #meindeutsch』という二つのテーマにちなんで独自のInstagramリールを作成するよう指導した。なお、15本のビデオ投稿と2日間にわたるワークショップの様子の一部は、講演者カロリーネ・ベルグマンによる「#meindeutschland #meindeutschの作り方」で閲覧することができる。
B 職務実績
C 学会等及び社会における主な活動
所属期間及び主な活動の期間 学会等及び社会における主な活動
D 研究活動
著書、学術論文等の名称単著、
共著の別
発行又は
発表の年月
発行所、発表雑誌等
又は
発表学会の名称
概要
Ⅰ著書
以上0点
Ⅱ学術論文
以上0点
Ⅲ 口頭発表・その他
1 『越境者』(Grenzgänger)共著 2014-04-00ゲーテ・インスティトゥート東京 2014年4月
2014年6月
2014年8月
2014年11月
ゲーテ・インスティトゥート東京の委託で、ウェブマガジン『越境者』のコーナー担当し、以下の8点の制作に携わった。「エピソード1:写真家マルティン・ホルト・カンプがファッションジャングル東京を撮る」(2014年11月、3分46秒)、「エピソード2:野性的な60年代の回帰― 演歌を蘇らせる歌手Manami・N」(2014年11月、4分52秒)、「エピソード3:ルーシー・フリッケ―音と静寂について語る」(2014年11月、5分48秒)、「エピソード4:建築の痕跡を求めて―ドキュメンタリー映画監督ステファニー・ガウスとフォルカー・サッテル」(2014年8月、4分49秒)、「エピソード5:人間とうさぎについて―ウサギニンゲンの神秘的なパフォーマンスの世界」(2014年8月、5分13秒)、「エピソード6:小野寺綾(画家)と海の鼓動」(2014年8月、4分26秒)、「エピソード7:世界を巡る芸術探訪の旅の途上―千葉県市原市月出地区に滞在して」(2014年6月、6分2秒)、「エピソード8:Play it like Bach― ヨシミ・ヴィッターマン」(2014年4月、6分)。これらはいずれも、芸術家をとおしての日独文化比較となっている。
2 『キック・オフ!』
(Kick off!)
共著 2014-07-00ドイチェ・ヴェレ 2014年7月
2019年1月
2019年7月
2023年8月
ドイチェ・ヴェレの『キック・オフ!』 というYouTubeチャンネルでは、顕微鏡から覗くような見方でサッカーという名の美しいスポーツを検証している。特別派遣員カロリーネ・ベルグマンはビデオジャーナリストとして、最初のアイデアから最後の仕上げまで、以下の4点の制作に携わった。「ユア・ファイナル - 世界がサッカー
を見る」 (YOUR FINAL - die Welt
schaut Fußball / JAPAN) (2014年7月、
26 分),「日本サッカー、世界制覇への道―アジアカップ2019」(Japan’s path to world football domination: AFC Asian Cup 2019)(2019年1月、11分47秒)、「女子ワールドカップ2019―日本はフランスで栄光を取り戻せるか?」(Women’s World Cup 2019: Can Japan return to glory in France?)(2019年7月、9分35秒)、「世界で最もフェアなサッカー国家はどこか?」(Who is the fairest football nation?)(2023年8月、14分29秒)。
3 『スポーツ・ライフ』(SPORTS LIFE・Overcoming Challenges with Sport)単著 2020-01-00ドイチェ・ヴェレ 2020年1月
2023年6月
2024年2月
スポーツで困難を克服することをテーマにしたドイチェ・ヴェレの企画『スポーツ・ライフ』の編集を担当した。これまでに制作した番組は、「空手 ― 東京2020五輪でデビューへ」(Karate to debut at the 2020 Tokyo Olympics)(2020年1月、12分35秒)、「グッドゲーム!  日本のEスポーツファイター」(Good Game! Japanese E-Sports Fighters)(2023年6月、12分36秒)、「女子相撲―神聖な土俵に挑む」(Breaking the Holy Ring: Women take on Sumo)(2024年2月、12分35秒)である。スポーツは成功と失敗、幸福と絶望など人生のあらゆる側面を映し出す。『スポーツ・ライフ』は、スポーツをとおして自己成長を遂げ、社会的・政治的不平等に挑戦し、自分自身や他の人々の人生を変えていくアスリートの姿を描いたものである。私はビデオジャーナリストとして、最初のアイデアから最終的な作品に仕上げるまでの制作工程を基本的に一人で行った。
4 『東京2020』(Webvideo Serie Tokyo2020)共著 2020-03-00ドイチェ・ヴェレ 2020年3月
2021年2月
2021年5月
2021年7月
2021年8月
2021年9月
カロリーネ・ベルグマンは「東京2020オリンピック・パラリンピック」の期間中、ビデオジャーナリストとして、市民、ファン、対戦相手へのインタビューに基づく一連のウェブビデオを制作した。具体的には、以下の9点の制作を担当した。「エピソード1:東京2020 オリンピックの危機?」(IOC set to
discuss coronavirus)(2020年3月、2分06 秒),「エピソード2:日本の街が南スーダン人ランナーを応援」(Japanese city roots for South Sudanese runner) ( 2021年2月、1分50秒),
「エピソード3:東京オリンピック― 80%が中止を支持」(Tokyo Olympics: 80% back cancellation)( 2021年5月、2分12秒)、「エピソード4:五輪大ファン、滝島一統に傷心(Heartbreak for Olympic Superfan Kazunori Takishima)(2021年7月、2分25秒),「エピソード5:東京2020に観光客は来ない? 地元のツアーガイドなら問題なし」(No tourists at Tokyo 2020? No problem for these local tour guides)(2021年7月、2分34秒)、「エピソード6:東京2020のボリビア人ボランティア、ミゲルとの出会い」(Meet Miguel: The only Bolivian volunteer at the Tokyo 2020)(2021年8月、2分23秒)、「エピソード7:村山紘一との出会い―チャンピオンのための朝食、昼食、夕食の料理!」(Meet Koichi Murayama: Cooking Breakfast, lunch and dinner for champions!)( 2021年8月、2分30秒)、「エピソード8:パラリンピック開催都市での車いす生活とは?」(What is life like in a wheelchair in the host city of the Paralympics?)(2021年9月、2分19秒)、「エピソード9:義足ランナー須川真紀子との出会い」(Amputee Runner Makiko Sugawa)(2021年9月、2分31秒)
5 『震災後の東北にみる文化の持続可能性』(Kulturelle Nachhaltigkeit im Nordosten Japans)共著 2022-02-00ゲーテ・インスティトゥート東京 2022年2月
2022年3月
2011年3月11日、国内観測史上最大規模の東日本大震災が発生した。このウェブマガジンでは、アーティスト、アクティヴィスト、そしてキュレーターたちが、この状況といかに向き合っているかを表現した。災害に見舞われた地で、新たに生活を立て直すことは何を意味するのだろうか。カロリーネ・ベルグマンは、この問いに取り組む3名にインタビューを行い、以下の動画を制作した。「みんなが集う100のツリーハウス―斉藤道有の震災後の取り組み」(2022年2月、3分44秒)、「〈なおす〉ことについて―青野文昭とのインタビュー」(2022年3月、3分23秒)、「震災で変わった美術館の役割について―山内宏泰とのインタビュー」(2022年3月、6分6秒)。
6 Beijing 2022: The DW
reporters' perspectives
共著 2022-02-00ドイチェ・ヴェレ 本稿は、パンデミック下で実施された
北京オリンピックの印象を記したインタビュー記事である。共著者:
Caroline Bergmann, Jonathan Crane,
Davis VanOpdorp.
(https://www.dw.com/en/beijing-2022-
the-dw-reporters-perspectives/a-
60855578 )
以上6点

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