大谷大学教育研究業績検索システム

教育研究業績の一覧

金 瑛
A 教育業績
教育実践上の主な業績 年月日概要
1 教育内容・方法の工夫(授業評価等を含む)
1 コメントシートの活用
映像資料の活用
2015/04/01 ~ 学生の理解度向上のため、授業内のコメントシートにて質問を受け付け、授業内で回答している。
学生が授業内容をより理解しやすいように、授業内でドキュメンタリーや映画などの映像資料を必ず活用している。
2 作成した教科書、教材、参考書
1 補助資料の作成(抜粋集、質問回答) 2015/04/01 ~ 授業時間外の発展的な学習のために、関連する文献の抜粋集や、授業内で回答しなかった質問の紹介と回答を補助資料としてLMSなどのシステムにアップし活用している。
2 『社会学の基本 デュルケームの論点』(学文社) 2021/01/15 デュルケーム社会学のガイドブック。項目「社会形態学」とコラム「デュルケーム学派と社会学年報」を執筆した。
3 教育方法・教育実践に関する発表、講演等
4 その他教育活動上特記すべき事項
B 職務実績
1 日本学術振興会 科学研究費助成事業
基盤研究(B) 研究協力者
2015/04/01 ~
2020/03/31
「社会学のディシプリン再生はいかにして可能か――デュルケーム社会学を事例として」に研究協力者として従事した。
2 日本学術振興会 科学研究費助成事業 基盤研究(C) 研究協力者 2019/04/01 ~
2023/03/31
「『時間の社会学』の現代的創成――公理論化と学説・応用研究を総合した社会的時間の解明」に研究協力者として従事した。
C 学会等及び社会における主な活動
所属期間及び主な活動の期間 学会等及び社会における主な活動
1 2011/03/31~ 関西社会学会 大会若手企画専門委員(2018年6月~2019年6月)
2 2011/03/31~ 日仏社会学会 研究活動委員(2018年11月~現在)、監事(2024年10月~現在)
3 2011/03/31~ 日本社会学会
4 2012/03/31~ デュルケーム/デュルケーム学派研究会
D 研究活動
著書、学術論文等の名称単著、
共著の別
発行又は
発表の年月
発行所、発表雑誌等
又は
発表学会の名称
概要
Ⅰ著書
1 記憶の社会学とアルヴァックス単著 2020/02/29晃洋書房 『記憶の社会的枠組み』と『集合的記憶』の読解を中心として、モーリス・アルヴァックスの集合的記憶論の現代的意義について論じた。博士論文を加筆修正し書籍化。
総頁数250頁
2 社会学の基本 デュルケームの論点共著 2020/12/31学文社 デュルケーム社会学のガイドブックにおいて項目「社会形態学」の解説を執筆した。
総頁数250頁。5頁(23~27頁)
以上2点
Ⅱ学術論文
1 アルヴァックスの集合的記憶論における過去の実在性 査読済 単著 2010/09/30『ソシオロゴス』第 34号(東京大学文学部・大学院人文社会系研究科) 「過去は現在の観点から絶えず再構成され続ける」というテーゼを中心に受容されてきたアルヴァックス理解の問題点を指摘し、アルヴァックスが過去の実在性やその現在への連続性を強調した議論を展開していた点を再評価した。
18頁(25~42頁)
査読あり。
2 集合的記憶と空間――アルヴァックスとトポグラフィー 単著 2011/02/28『社会システム研究』第14号(京都大学大学院人間・環境学研究科社会システム研究刊行会) 未邦訳のアルヴァックス『聖地における福音書の伝説地誌』の読解を中心に、集合的記憶と空間の関係について、物質的空間と象徴的空間という点から論じた。
11頁(169~179頁)
3 集合的記憶概念の再考――アルヴァックスの再評価をめぐって 査読済 単著 2012/04/30『フォーラム現代社会学』第11号(関西社会学会) 集合的記憶と歴史の区別に基づき集合的記憶を再定義するとともに、ピエール・ノラの「記憶の場」概念やマルセル・モースの贈与論を参照軸に、集合的記憶における想起と忘却について論じた。
12頁(3~14頁)
査読あり。
4 ポリス的空間と集合的記憶――アーレントの記憶観をめぐって 単著 2012/10/31『レスプブリカとしての「公共圏」とその批判』(京都大学グローバルCOEプログラム「親密圏と公共圏の再編成をめざすアジア拠点」) 『人間の条件』におけるアーレントの「公共圏」論を記憶論の観点から再解釈し、行為(action)によって形成されるポリス的空間と想起の関係を論じた。
9頁(19~27頁)
5 記憶における時間意識――アルヴァックスの記憶観をめぐって 査読済 単著 2013/10/31『日仏社会学会年報』第24号(日仏社会学会) 過去の連続性の意識が言語や空間によって支えられるあり方を、野家啓一の物語り論との比較によって論じた。
13頁(103~115頁)
査読あり。
6 記憶の私秘性と集合性――ベルクソンの記憶論をめぐって(1) 単著 2014/02/28『Becoming』第 33号(BC出版) アンリ・ベルクソンの記憶論の検討を通じて、動物と人間の記憶構造の違いや、社会制度に還元できない集合的な記憶の次元について論じた。
12頁(61~82頁)
7 記憶と社会 ――モーリス・アルヴァックスの記憶の社会学をめぐって(博士論文) 単著 2017/02/28京都大学 『記憶の社会的枠組み』前半部の理論的考察と、『集合的記憶』の時間論・空間論を内在的に読み解くことによって、集合的記憶論の現代的意義を論じた。
総頁数184頁
8 デュルケーム学派と心理学――デュルケームとアルヴァックスを中心に 単著 2020/02/29『デュルケム社会学の成立と受容:ディシプリンとしての社会学を考えるために』( 社会学のディシプリン再生はいかにして可能か――デュルケーム社会学を事例として) デュルケーム学派における心理学の重要性について、セルジュ・モスコヴィッシのデュルケーム解釈や、アルヴァックスの集合心理学を中心に検討を行い、心理学と社会学の生産的統合の重要性について論じた。
13頁(105~117頁)
9 時間・空間・象徴――アルヴァックスの時間論をめぐって 単著 2020/06/30『社会学雑誌』第37号(神戸大学社会学研究会) ベルクソンとデュルケームとの比較からアルヴァックスの時間論を検討し、空間と象徴(経済・法・宗教)という観点から時間を論じる展望について論じた。
16頁(112~127頁)
10 フランス社会学と心理学――デュルケーム学派を中心に 単著 2020/10/31『日仏社会学会年報』第31号(日仏社会学会) デュルケーム学派における心理学の受容や展開について、デュルケームの自殺論とアルヴァックスの集合心理学を中心に論じた。
13頁(33~45頁)
招待あり。
11 時間の「社会性」とは何か:デュルケームの時間論から 単著 2022/05/31『社会の時間:新たな「時間の社会学」の構築へ向けて』(「時間の社会学」の現代的創成――公理論化と学説・応用研究を総合した社会的時間の解明) 社会学的時間論の古典であるデュルケームの時間論を、『宗教生活の基本形態』の読解によって検討し、共同性を生み出す時間が成立する機制を「聖なるもの」や「集合的沸騰」という概念によって説明することが、デュルケームの時間論の核心だということを明らかにした。
9頁(21~29頁)
12 贈与論と負債論――モースの『贈与論』を手掛かりに 査読済 単著 2023/04/30『フォーラム現代社会学』第22号(関西社会学会) マルセル・モースの『贈与論』の読解を中心として、贈与を「負債」という観点から論じた。
14頁(5~18頁)
査読あり。
13 『贈与論』における「法権利と利害関心の規則」―社会思想との接点― 単著 2024/10/31『日仏社会学会年報』第35号(日仏社会学会) デヴィッド・グレーバーの『価値論』やモースの『政治評論』における社会主義論について検討し、『贈与論』をナシオン論と接合して検討する意義を論じた。
13頁(1~13頁)
招待あり。
以上13点
Ⅲ 口頭発表・その他
1 記憶における時間意識――アルヴァックスの記憶論をめぐって口頭発表(テーマセッション) 2012/10/312012年度日仏社会学会大会テーマセッション「時間が社会生活にもたらすもの」 (於西南学院大学、福岡市) ベルクソンや野家啓一の時間論との比較から、アルヴァックスの時間論が記憶論において有する意義について論じた。
発表時間 25分
2 記憶の社会学の問題設定をめぐって――アルヴァックスを中心に口頭発表(一般発表) 2013/04/30第64回関西社会学会大会(於大谷大学、京都市) アルヴァックスの記憶の社会学の問題設定に関して、集合的記憶論以外の社会形態学や集合心理学の成果も含めて再検討を行った。
発表時間 25分
3 後期アルヴァックスの集合心理学について口頭発表(一般発表) 2018/08/31第91回日本社会学会大会(於甲南大学、神戸市) 後期アルヴァックスの主題である集合心理学について、社会形態学との関連から再検討し、集合的記憶論との接点について論じた。
発表時間 15分
4 「ポスト真実」の時代における「記憶」と「記録」の関係口頭発表(シンポジウム、招待あり) 2019/01/31日仏会館・フランス国立日本研究所国際シンポジウム「メディアと公共空間――メディアは誰のものか」(於日仏会館、東京都渋谷区恵比寿) 誰もが情報発信できると同時に、事実に基づかない言説が流布している現代社会を、ハンナ・アーレントの「嘘」をめぐる議論を参照しながら「記憶・記録」の観点から論じた。
発表時間 30分
5 【翻訳】『記憶の社会的枠組み』序文・結論(1)単訳 2019/02/28『社会システム研究』第22号(京都大学大学院人間・環境学研究科社会システム研究刊行会) モーリス・アルヴァックス『記憶の社会的枠組み』の序文と結論(一部)の翻訳。
18頁(311~328頁)
6 共同研究:体育会系の社会学――われらの内の体育会系なるもの 第4報告:体育会系とクラブの論理口頭発表(一般発表) 2019/02/28第28回日本スポーツ社会学会大会(於福岡大学、福岡市) F・L・シューが『比較文明社会論』で行った「クラブ」と「イエモト」の対比に基づき、R・ホワイティングが考察したプロ野球界の助っ人外国人選手たちの不適応の事例を、体育会系組織の問題点を象徴するものとして分析した。
発表時間 15分
7 複雑性理論と社会学理論――古典は乗り越えられたのか口頭発表(若手シンポジウム、招待あり) 2019/05/31第70回関西社会学会大会 若手企画部会「21世紀の社会学理論の課題を考える――複雑性理論を経由して」(於関西学院大学、西宮市) ジョン・アーリを中心とした社会学における複雑性理論の受容を整理し、その中で再評価されているゲオルク・ジンメルの社会学理論が有する現代的な意義を再検討した。
発表時間 25分
8 デュルケーム学派と心理学――デュルケームとアルヴァックスを中心に口頭発表(シンポジウム、招待あり) 2019/09/302019年度日仏社会学会大会 シンポジウム「フランス社会学と隣接諸科学」 小坂井敏晶が指摘する社会学と心理学の分裂状況の克服のヒントを、デュルケーム学派のデュルケームとアルヴァックスの社会学構想の中に探る報告を行った。
発表時間 25分
9 時間を論じる視角としての空間――モーリス・アルヴァックスの集合的記憶論を中心に口頭発表(テーマセッション) 2019/09/30第92回日本社会学会大会 テーマセッション(4)「『時間の社会学』の現代的展開」(於東京女子大学、東京都杉並区善福寺) アルヴァックスの集合的記憶論を中心に、時間を空間という観点から論じる意義について検討した。
発表時間 20分
10 【翻訳】『記憶の社会的枠組み』結論(2)単訳 2020/02/29『社会システム研究』第23号(京都大学大学院人間・環境学研究科社会システム研究刊行会) モーリス・アルヴァックス『記憶の社会的枠組み』の結論(一部)の翻訳と解題。
15頁(271~285頁)
11 デュルケーム時間論の再考――宗教論と象徴論を中心に口頭発表(テーマセッション) 2020/09/30第93回日本社会学会大会 テーマセッション(7)「『時間の社会学』の現代的展開Ⅱ」(於松山大学、松山市、オンライン開催) デュルケームが社会生活のリズムを活性化・刷新する時間の次元を探究し、産業化の進んだ近代社会における「時間からの疎外」とは別の「生きられる時間」を論じていた点を明らかにした。
発表時間 20分
12 アルヴァックス『記憶の社会的枠組み』再考―前半部4章を中心に―口頭発表(一般発表) 2020/09/30第71回関西社会学会大会(於龍谷大学、京都市、オンライン開催) 『記憶の社会的枠組み』前半部4章における夢や失語症をめぐる議論に着目し、フロイトの夢論やマルセル・グラネの言語学を踏まえてアルヴァックスの言語論を再考する意義について論じた。
発表時間 25分
13 【翻訳】書評 : M. アルヴァックス『記憶の社会的枠組み』単訳 2021/02/28『社会システム研究』第29号(京都大学大学院人間・環境学研究科社会システム研究刊行会) シャルル・ブロンデルによるアルヴァックス『記憶の社会的枠組み』の書評の翻訳。
11頁(399~409頁)
14 自著を語る~MY FIRST BOOK 2.『記憶の社会学とアルヴァックス』口頭発表(テーマセッション) 2021/05/31第72回関西社会学会大会 自著を語る~MY FIRST BOOK(於京都産業大学、京都市、オンライン開催) 2020年に出版した著作の問題意識や今後の展望について報告し、登壇者との議論を行った。
発表時間 20分
15 【翻訳】モーリス・アルヴァックス『聖地における福音書の伝説地誌』序論共訳 2021/09/30『聖学院大学論叢』第34巻1号 モーリス・アルヴァックス『聖地における福音書の伝説地誌』序論の翻訳。
13頁(147~159頁)(該当頁はすべて共同訳)
共訳者:横山寿世理、金瑛、柳田洋夫
16 【翻訳】モーリス・アルヴァックス『聖地における福音書の伝説地誌』第9章 結論(1)共訳 2022/09/30『聖学院大学論叢』第34巻1号 モーリス・アルヴァックス『聖地における福音書の伝説地誌』結論(一部)の翻訳。
12頁(97~108頁)(該当頁はすべて共同訳)
共訳者:横山寿世理、金瑛、柳田洋夫
17 モース『贈与論』の問題圏―交換、循環、負債―口頭発表(一般発表) 2023/04/30第74回 関西社会学会大会(於京都先端科学大学、京都市) モースの『贈与論』をゴドリエやサルトゥー=ラジュ、グレーバーらの負債論、マルク・アンスパックの互酬性論を経由して再検討し、贈与に好循環をもたらす要素としての信頼の重要性について論じた。
発表時間 25分
18 『贈与論』における「法権利と利害関心の規則」――社会思想との接点口頭発表(シンポジウム、招待あり) 2023/09/302023年度日仏社会学会大会シンポジウム「経済的なものと社会的なもの―マルセル・モースからデヴィッド・グレーバーへ」 モースの『政治評論』における社会主義論に着目し、『贈与論』における「法権利」と「利害感心」というキーワードを軸に再検討することで、贈与論を社会思想と接合する報告を行った。
発表時間 25分
19 【翻訳】モーリス・アルヴァックス『聖地における福音書の伝説地誌』第9章 結論(2)共訳 2023/09/30『聖学院大学論叢』第36巻1号 モーリス・アルヴァックス『聖地における福音書の伝説地誌』結論(一部)の翻訳。
17頁(105~121頁)(該当頁はすべて共同訳)
共訳者:横山寿世理、金瑛
20 『時間の比較社会学』における「実存」の問題:フランス文学・哲学の受容に着目して口頭発表(テーマセッション) 2024/08/31日本社会学理論学会第19回大会【テーマセッション(1)】「見田宗介=真木悠介『時間の比較社会学』再考」 (於東京大学、東京都文京区本郷) 真木悠介『時間の比較社会学』におけるフランス文学・哲学の受容に着目し、真木のニヒリズム論を再検討した。そこでは真木自身が到達した「コンサマトリー(現在充足)」というニヒリズム克服の道とは別に、サルトルやミンコフスキーから示唆を得た未来論、インストゥルメンタリズムには回収されない未来論にこそ可能性があると論じた。
発表時間 20分
21 【書評】漏れ落ちる生を「生きる」(書評対象書;岡崎宏樹著『作田啓一 ――生成の社会学』)単著 2025/02/28『現代社会学理論研究』第19号(日本社会学理論学会) 岡崎宏樹『作田啓一 ――生成の社会学』の書評。
5頁(92~96頁)
22 【翻訳】モーリス・アルヴァックス『聖地における福音書の伝説地誌』第9章 結論(3)共訳 2025/02/28『淑徳大学教育学部・経営学部・地域創生学部研究年報』第8号 モーリス・アルヴァックス『聖地における福音書の伝説地誌』結論(一部)の翻訳。
14頁(275~288頁)(該当頁はすべて共同訳)
共訳者:横山寿世理、金瑛
以上22点

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