教育研究業績の一覧

西川 幸余
A 教育業績
教育実践上の主な業績 年月日概要
1 教育内容・方法の工夫(授業評価等を含む)
1 英語学習図書紹介と放課後の
学習相談
2013-04-00
~2019-03-00
奈良工業高等専門学校の英語の授業で、TOEICや編入試験対策の自学自習に役立つ英語学習図書を適宜紹介し、教材の利点や活用方法例についてコメントした。オフィスアワーに限定せず、放課後、英語学習全般に関する学習相談に応じた。
2014年、2015年6月に、図書委員とボランティア教員対象の「ブックハンティング」(書店での図書館用書籍の購入活動)に参加し、自学自習に役立つ英語図書を選んだ。2017年に、英語科主任として英語科予算執行の際、自学自習用の英語推薦図書を英語科教員から募り、一覧表を作成し、図書館への配架を依頼した。学生に一覧表を配布し、英語図書の利用を促した。
この指導方法でのメリットは、以下のことが挙げられる。
・5年制教育を受ける学生が、自己に必要な英語学習に気づき取り組むきっかけとなり、更に、学習相談に来た学生は、必要な助言を得て、自発的に学習を進めていくことができたようである。
2 国際交流派遣プログラム事前・
事後指導と引率
2014-10-00
~2015-06-00
第3・4学年対象の「国際交流派遣プログラム(10日間)」で、選考会から修了書授与式まで担当し、学生(約20名)の事前・事後指導と引率を行った。事前指導では、(1)研修ノートを活用して訪問先の調べ学習の指導を行い、(2)グループ編成を行い、訪問先のシンガポール学生との共同プロジェクトの進め方について定期的にミーティングを開き指導した。グループ活動報告書を作成し、進捗状況(役割分担、進み具合、問題点など)の記入・提出を求め、困っていることは無いか確認し、必要に応じて助言した。(3)学校や文化に関するグループ・プレゼンテーションの指導を行った。帰国後、JASSOへの報告書作成と、学内報告会での英語発表の指導を行った。
・メリットは、交流相手にわかりやすい内容に編集するように助言を与え、リハーサルを行い発表内容に対し意見交換させたことで、参加者はプレゼンスキルを磨くことができたようである。グループワークが多かったので、グループワーク活動報告書の導入により、学生達がグループ活動の進み具合を把握するだけでなく、貢献度が明確となり、協力しながら進めていくように促せたと考える。
3 選択英語Vγ(英会話) 2015-04-00
~2019-03-00
第5学年対象の「選択英語Vγ」で、英会話とプレゼンテーションの練習を行った。(1)身近な話題について、ペアやグループで会話練習をした。書き込み式の補助教材を作成し、役立つ表現を提示し、参照してもらった。(2)ペアで、「(夢の)新製品」企画のタスクに取り組み、自作のワークシートを用い、製品の絵と紹介文を記述させた。新商品についてペアでポスター発表してもらい、相互評価を実施した。(3)卒業研究紹介のプレゼンテーションを行った。研究発表に役立つ表現を自作の記述式ワークシートで学習させ、稿作成時に参照してもらった。
・メリットは、将来、技術者や研究者を目指す学生が、自由な発想で役立つ新製品について検討し、英語で新製品の魅力を楽しく紹介するよい経験となった。
・卒業研究に関する英語プレゼンを行うことで、英語原稿を作成し発表できただけでなく、お互いにどのような研究を行っているのか、英語で発表を聞くことができ参考となった。(授業アンケートに複数のコメントがあった。)
・英語発表の相互評価で、簡単なコメントを記述するように指示したので、発表に関する良い点や改善点についての気づきを促すことができた。
4 国際交流派遣プログラム事前・
事後指導と引率
2015-10-00
~2016-06-00
第3・4学年対象の「国際交流派遣プログラム(10日間)」で、選考会から修了書授与式まで担当し、学生(約20名)の事前・事後指導と引率を行った。事前指導では、(1)研修ノートを活用して訪問先の調べ学習の指導を行い、(2)グループ編成を行い、訪問先のシンガポール学生との共同プロジェクトの進め方について定期的にミーティングを開き指導した。グループ活動報告書を作成し、進捗状況(役割分担、進み具合、問題点など)の記入・提出を求め、困っていることは無いか確認し、必要に応じて助言した。(3)学校や文化に関するグループ・プレゼンテーションの指導を行った。帰国後、JASSOへの報告書作成と、学内報告会での英語発表の指導を行った。
・メリットは、交流相手にわかりやすい内容に編集するように助言を与え、リハーサルを行い発表内容に対し意見交換させたことで、参加者はプレゼンスキルを磨くことができたようである。グループワークが多かったので、グループワーク活動報告書の導入により、学生達がグループ活動の進み具合を把握するだけでなく、貢献度が明確となり、協力しながら進めていくように促せたと考える。
5 英会話活動をもとにしたアカデミック・ライティング基礎の導入 2017-06-00
~2017-09-00
奈良工業高等専門学校で2017年に「グローバルエンジニア教育養成プログラム」が開講され、履修科目である「グローバルコミュニケーション」を担当した。第3学年の受講学生(5名)に英会話やプレゼンテーション、アカデミック・ライティングの基礎を指導した。与えられたテーマについて、最初に英語でディスカッションを行った。国際交流での異文化理解を想定し、意見交換するように助言した。教科書の役立つ表現を参照して、自分の意見を原稿にまとめ、次の時間に発表してもらった。最終授業では、プレゼン形式での発表をしてもらい、質疑応答も行った。
・メリットは、本学の国際交流派遣プログラムに参加する時に、派遣先学生との共同プロジェクトで、英語で意見を述べ、論理的に文章作成を行う必要があるため、基礎トレーニングになったと考えられる。
6 国際交流派遣プログラム事前・
事後指導と引率
2017-10-00
~2018-06-00
第3・4学年対象の「国際交流派遣プログラム(10日間)」で、選考会から修了書授与式まで担当し、学生(約20名)の事前・事後指導と引率を行った。事前指導では、(1)研修ノートを活用して訪問先の調べ学習の指導を行い、(2)グループ編成を行い、訪問先のシンガポール学生との共同プロジェクトの進め方について定期的にミーティングを開き指導した。グループ活動報告書を作成し、進捗状況(役割分担、進み具合、問題点など)の記入・提出を求め、困っていることは無いか確認し、必要に応じて助言した。(3)学校や文化に関するグループ・プレゼンテーションの指導を行った。帰国後、JASSOへの報告書作成と、学内報告会での英語発表の指導を行った。
・メリットは、交流相手にわかりやすい内容に編集するように助言を与え、リハーサルを行い発表内容に対し意見交換させたことで、参加者はプレゼンスキルを磨くことができたようである。グループワークが多かったので、グループワーク活動報告書の導入により、学生達がグループ活動の進み具合を把握するだけでなく、貢献度が明確となり、協力しながら進めていくように促せたと考える。
7 英文読解I 2018-04-00
~2019-03-00
第2学年の英文法の授業で、授業用ノートとして利用する記述式ワークシートを単元ごとに作成し、授業で記入させ、復習利用を促している。教科書は左半分が文法説明、右半分が練習問題の構成のため、それに対応したワークシートを作成した。左半分は、例文の重要部分を空欄にしてディクテーション活動できるように工夫し、右半分は、練習問題の解答蘭を設け、解答を書かせている。ペアで問題に取り組み、回答を発表させ、重要点を確認しメモを取るよう指導している。
・メリットは、ディクテーション活動により集中して文法要点が押さえられ、英検やTOEIC等のリスニングで正確に聞き取り、文法の知識を活かして内容を正しく理解する力を養うことができる。また、授業中の言語活動を基にワークシートに重要点と練習問題の解答が書き込めるので、ポイントを押さえながら復習や試験勉強に用いることができる。
8 比較文化講義1,2 留学生とのディスカッション、学外調査を伴うグループ・プロジェクトの指導 2019-04-00 ~ 比較文化講義1,2の授業で、教育研究支援課の協力のもと学内外の留学生を招き、異文化理解や国際語としての英語に関するグループ・ディスカッションを実施して交流を図った。事前準備として、講義で得た知識を応用するための討議内容をグループで考え、当日各自1つ以上質問できるように指導した。学期後半に別のグループを編成して、学外で外国人にアンケート調査を行うグループ・プロジェクトを実施し、班員全員による結果報告発表と相互評価を行っている。
9 オープンキャンパスでのミニ講義  2019-08-04 オープンキャンパスで、国際文化学科紹介のミニ講義「海外留学について」を行った。参加学生にペアになってもらい、クイズ形式でイギリスの歴史と文化を紹介した後、留学の意義と本学の留学制度について話した。
10 English Workshop 2  英語自律学習サイト利用方法の説明、学外調査を伴うグループ・プロジェクトの指導 2019-09-00
~2019-01-00
パソコン教室で、English Workshop 2 受講生対象に、英語力向上に役立つ英語自律学習サイトの使用方法についてワークショップ形式で説明を行い、SDGs(持続可能な開発目標)関連サイトを閲覧して理解を深めさせた。グループ・プロジェクトの指導では、学外実習で外国人観光客への(1)京都観光案内、(2)SDGsに関連する調査の準備を進めるためにタスクを与えグループで取り組ませた。学外実習後、各班全員による結果報告発表とグループ・プロジェクトに関する相互評価を実施した。
11 オンデマンド型授業の実施 2020-04-00
~2020-09-00
コロナの影響のため、資料と課題のみでなく、音声付きPPTを作成し配信して学習を促した。
12 国際文化演習IV 2020-04-00 ~ 卒論中間発表では、学生による司会進行と質疑応答を行った。コメント・シートを作成し、各発表者に対する質問や助言を記述し提出させ、授業後に内容確認してから、本人にコメント・シートを手渡し参考にしてもらった。また、質問カードを作成し、挙手による質疑応答を促す工夫をした。卒論指導では、コメント機能を用いて提出論文全体に助言を書き、希望者に個別面談を実施して助言を与え、卒論完成に向け支援した。
13 中等科教育実習事前指導 2020-04-00 ~ 中学校・高等学校における教育実習を予定する学生への事前指導を行った。新学習指導要領で教員に求められる資質・能力について理解を深めながら、学校現場での学習指導や生徒指導に携わる際、教育実習生に必要な心構えと準備について、実務者の視点から講義した。教育現場での課題や問題に関するディスカッションや講義の振り返りノートへの記述を課し、思考の深化を図った。
14 English Workshop 2 グループ・プロジェクト(アンケート調査)の指導 2020-09-00
~2022-01-00
文化遺産についてSDGs(持続可能な開発目標)の観点から、グループで質問を考えて、英語によるアンケート調査をギリシャのVrachneika Junior High Schoolの生徒を対象に行った。得られた回答を分析し、各班全員による結果報告発表を英語で行い、グループ・プロジェクトに関する相互評価を実施した。
15 English Workshop 2 グループ・プロジェクト(アンケート調査)の指導 2023-09-00 ~ 文化遺産についてSDGs(持続可能な開発目標)の観点から、グループで質問を考えて、英語によるアンケート調査を(1)嵐山の外国人観光客と、(2)ギリシャのPatras 3rd Junior High Schoollの生徒を対象に行った。得られた回答を分析し、各班全員による結果報告発表を英語で行い、グループ・プロジェクトに関する相互評価を実施した。
2 作成した教科書、教材、参考書
1 英文読解III 2013-09-00
~2014-03-00
第3学年で、大学入試レベルの教科書を利用し、長文読解、文法、リスニングを授業で取り扱った。重要語句の確認を、自作のディクテーション・ワークシートで行ったり、記述式ワークシートに日本語や英英辞書からの定義を提示し、該当する語句を文中から見つける活動を行ったりして、長文読解の理解に役立てた。
2017年、英検2級ライティング対策に、記述式ワークシートを作成してタスク学習を行った。トピックを1つ提示し、グループで意見交換を行い、賛否両論を英語で記述させた。グループ代表に主な意見を1つ板書してもらい、クラス全体で意見のブレインストーミングを行った。最後に、英検2級ライティング解答例文を見て書き方を理解してもらい、自分の意見をワークシートに書いてもらった。
2 英語III 2013-09-00
~2014-03-00
第3学年で、大学入試レベルの教科書を利用し、長文読解、文法、リスニングを授業で取り扱った。重要語句の確認を、自作のディクテーション・ワークシートで行ったり、記述式ワークシートに日本語や英英辞書からの定義を提示し、該当する語句を文中から見つける活動を行ったりして、長文読解の理解に役立てた。
2017年、英検2級ライティング対策に、記述式ワークシートを作成してタスク学習を行った。トピックを1つ提示し、グループで意見交換を行い、賛否両論を英語で記述させた。グループ代表に主な意見を1つ板書してもらい、クラス全体で意見のブレインストーミングを行った。最後に、英検2級ライティング解答例文を見て書き方を理解してもらい、自分の意見をワークシートに書いてもらった。
3 英語IV 2014-04-00
~2015-03-00
第4学年で、科学技術に関する企業の英語ニュースリリースを紹介する教科書を用い、読解を中心に、4技能の言語活動を取り入れる授業を行った。(1)重要語句の意味確認では、英英辞書からの語彙の定義を提示し、本文から該当する語彙を見つける活動ができる記述式ワークシートを作成し、英英辞書の利用を促した。(2)高学年になると英語で書かれた論文を読む機会があるため、本文中のディスコースマーカーや論文で用いられる表現を空欄にしてワークシートを作成し、ディクテーション活動を行い、重要表現の定着を促した。
4 英文読解III 2015-04-00
~2016-03-00
第4学年で、TOEIC問題を取り扱う授業を担当した。教科書はすべて英語で記述されていたため、重要語句の確認ができる記述式ワークシートを単元ごとに作成し、学生に配布した。各ペアに問題を1問割り当て、一斉に5分間問題に取り組ませた。ペアワークの欄を設け、(1)日本語訳、(2)解答とその理由を記入させ、解答を発表してもらい、参加型の授業展開となるように工夫した。
5 英語III 2015-04-00
~2016-03-00
第3学年で、大学入試レベルの教科書を利用し、長文読解、文法、リスニングを授業で取り扱った。重要語句の確認を、自作のディクテーション・ワークシートで行ったり、記述式ワークシートに日本語や英英辞書からの定義を提示し、該当する語句を文中から見つける活動を行ったりして、長文読解の理解に役立てた。
2017年、英検2級ライティング対策に、記述式ワークシートを作成してタスク学習を行った。トピックを1つ提示し、グループで意見交換を行い、賛否両論を英語で記述させた。グループ代表に主な意見を1つ板書してもらい、クラス全体で意見のブレインストーミングを行った。最後に、英検2級ライティング解答例文を見て書き方を理解してもらい、自分の意見をワークシートに書いてもらった。
6 英語IV 2016-04-00
~2017-03-00
第4学年で、科学技術に関する企業の英語ニュースリリースを紹介する教科書を用い、読解を中心に、4技能の言語活動を取り入れる授業を行った。(1)重要語句の意味確認では、英英辞書からの語彙の定義を提示し、本文から該当する語彙を見つける活動ができる記述式ワークシートを作成し、英英辞書の利用を促した。(2)高学年になると英語で書かれた論文を読む機会があるため、本文中のディスコースマーカーや論文で用いられる表現を空欄にしてワークシートを作成し、ディクテーション活動を行い、重要表現の定着を促した。
7 英文読解III 2017-04-00
~2018-03-00
第4学年で、TOEIC問題を取り扱う授業を担当した。教科書はすべて英語で記述されていたため、重要語句の確認ができる記述式ワークシートを単元ごとに作成し、学生に配布した。各ペアに問題を1問割り当て、一斉に5分間問題に取り組ませた。ペアワークの欄を設け、(1)日本語訳、(2)解答とその理由を記入させ、解答を発表してもらい、参加型の授業展開となるように工夫した。
8 英語III 2017-04-00
~2018-03-00
第3学年で、大学入試レベルの教科書を利用し、長文読解、文法、リスニングを授業で取り扱った。重要語句の確認を、自作のディクテーション・ワークシートで行ったり、記述式ワークシートに日本語や英英辞書からの定義を提示し、該当する語句を文中から見つける活動を行ったりして、長文読解の理解に役立てた。
2017年、英検2級ライティング対策に、記述式ワークシートを作成してタスク学習を行った。トピックを1つ提示し、グループで意見交換を行い、賛否両論を英語で記述させた。グループ代表に主な意見を1つ板書してもらい、クラス全体で意見のブレインストーミングを行った。最後に、英検2級ライティング解答例文を見て書き方を理解してもらい、自分の意見をワークシートに書いてもらった。
9 英語II 2019-04-00
~2020-01-00
英語IIで使用の教科書「Can't Stop Writing」をもとに、(1)重要語句確認、(2)文法問題復習、(3) ライティング練習ができるワークシートを各単元ごとに作成し、タスク学習として活用した。
10 国際文化演習II,III 2019-04-00
~2020-01-00
パワーポイントを用いて、教科書内容に関連する写真や図の提示と映像の紹介を行い、視覚的に教科書内容の理解を深められるように工夫した。教科書の要点を簡潔にまとめたスライドを提示しながら解説を行い、途中で質問を与えペアで意見交換をして考える時間を設け、参加型学習になるようにスライドの作成を行った。質問に対する自己の考えをノートに書き授業後提出させた。
11 国際文化学科「国際文化演習I」教科書作成 2019-09-00
~2020-03-00
国際文化学科教員による2019年度学長裁量経費企画で、「国際文化演習I 共通テキスト」2019年度試用版を作成した。「文化」について執筆を担当した。

12 英語II 2020-04-00
~2022-01-00
英語IIの教科書「Children's Garden」の利用にあたり、学習用ワークシートを単元ごとに作成して、言語活動に活用した。記述終了後、提出させ評価をおこなった。
13 英語II 2023-04-00 ~ 英語IIで使用の教科書「Can't Stop Writing」をもとに、(1)重要語句確認、(2)文法問題復習、(3) ライティング練習ができるワークシートを各単元ごとに作成し、ペアワークを中心とした学習で活用した。
3 教育方法・教育実践に関する発表、講演等
1 「工業高等専門学校における英語
自律学習の模索」(科学英語教育研究会4回例会、大阪工業大学うめきたナレッジセンター)
2016-10-01 科学英語教育研究会4回(大阪工業大学うめきたナレッジセンター)例会で、奈良工業高等専門学校の5年制教育システムの紹介と、英語自律学習を促す学習指導の事例(英字新聞の活用)について説明した。本校図書館で利用できる英字新聞とインターネット上の英字新聞サイトの紹介を行い、英字新聞の特徴を解説した。課題として、興味のある記事を3つ選び、ワークシートに英字新聞の内容を紹介してもらい、提出させた。アンケートで、数名の学生からこれをきっかけに英字新聞を(TOEIC対策も兼ねて)閲覧するようになったと報告があった。
4 その他教育活動上特記すべき事項
1 北米ロボコン派遣プログラム参加学生プレゼンテーション指導 2014-02-00
~2014-04-00
NHKロボットコンテスト参加者代表(2名)が、アメリカの大学を訪問して、ロボットのプレゼンテーションをすることになり、パワーポイントと原稿作成や発表練習の指導を行った。
2 近畿地区高専英語プレゼンテーションコンテスト、スピーチ部門参加
学生指導
2014-09-00
~2014-11-00
近畿地区高専英語プレゼンテーションコンテスト、スピーチ部門の参加学生に、スピーチ原稿の作成やスピーチ発表の指導を行った。週1回の面談形式で、原稿内容のブレインストーミング、論理的文章構成に基づく原稿作成の支援を行い、発音や話し方を確認しながら発表練習を指導した。
2015年11月実施のコンテストでは、全国大会に出場が決まり、発表練習の指導と引率を行った。
3 カリキュラム改訂に係わる試行
授業 「イギリス文化紹介」
2015-02-06 特別活動の時間を利用し、第2学年電子制御工学科で、4人1グループの班を編成して、イギリスの文化や歴史についてクイズ形式で紹介した。終了後、アンケートを実施し、学生から国際交流では、英語、国語、コミュニケーション力や異文化理解などが大切であると回答があった。
4 学級担任 2015-04-00
~2016-03-00
機械工学科第3学年(2015年)、機械工学科第4学年(2016年)、電気工学科第3学年(2018年)に学級担任を担当している。4月に全員対象の個人面談を放課後に実施した。生活・学習・進路について個をよりよく知るだけでなく、健康や学習面で配慮の必要な学生がいないか把握に努め、個別指導に役立てた。7月は全保護者対象に個別保護者懇談会を実施し、学習や生活について話をした。保護者の進路に関する質問は、専門学科主任に回答をもらい保護者へ電話回答を行った。11月は希望保護者、1月は学業不審学生の保護者と、個別保護者懇談会を行い、学習状況と今後の学習への取り組みについて話をした。成績表の担任記述欄に、学校生活での活躍や貢献、学習の取り組みに関する助言を記述し、学生の励みとなる文章作成を心がけた。
5 学生チャレンジプロジェクト
 ~ Flowery NNCT ~
2015-06-00
~2016-03-00
第4学年電子工学科女子学生が校内美化プロジェクトを企画し、学内の「学生チャレンジプロジェクト」で採択され、予算を獲得した。担任教員と協力し、花壇への苗の植え付けや管理作業の支援を行った。
6 近畿地区高専英語プレゼンテーションコンテスト、スピーチ部門参加
学生指導
2015-09-00
~2015-11-00
近畿地区高専英語プレゼンテーションコンテスト、スピーチ部門の参加学生に、スピーチ原稿の作成やスピーチ発表の指導を行った。週1回の面談形式で、原稿内容のブレインストーミング、論理的文章構成に基づく原稿作成の支援を行い、発音や話し方を確認しながら発表練習を指導した。
2015年11月実施のコンテストでは、全国大会に出場が決まり、発表練習の指導と引率を行った。
7 社会科、政治経済での試行授業
 「貿易ゲーム」
2015-12-17 第3学年機械工学科(2015年)、第3学年物質化学工学科(2017年)のクラスで、社会科教員主導による貿易ゲームを行った。事前学習で、TOEIC学習に役立つ政治経済に関する英単語の記述式ワークシートを作成し、英語の授業で学習した。「貿易ゲーム」は、グループで与えられた条件に従い貿易活動を行い、国際経済の流れを理解するゲームである。条件に「公用語が英語になる」と提示し、英語の必要性を疑似体験してもらった。社会科教員と共同で記述式ワークシートを英語で作成して活用した。授業アンケートに、「英語を話すのは難しい」という感想や「英語の必要性を理解した」という記述があった。
8 近畿地区高専英語プレゼンテーションコンテスト、スピーチ部門参加
学生指導
2016-01-23
~2016-01-24
近畿地区高専英語プレゼンテーションコンテスト、スピーチ部門の参加学生に、スピーチ原稿の作成やスピーチ発表の指導を行った。週1回の面談形式で、原稿内容のブレインストーミング、論理的文章構成に基づく原稿作成の支援を行い、発音や話し方を確認しながら発表練習を指導した。
9 学級担任 2016-04-00
~2017-03-00
機械工学科第3学年(2015年)、機械工学科第4学年(2016年)、電気工学科第3学年(2018年)に学級担任を担当している。4月に全員対象の個人面談を放課後に実施した。生活・学習・進路について個をよりよく知るだけでなく、健康や学習面で配慮の必要な学生がいないか把握に努め、個別指導に役立てた。7月は全保護者対象に個別保護者懇談会を実施し、学習や生活について話をした。保護者の進路に関する質問は、専門学科主任に回答をもらい保護者へ電話回答を行った。11月は希望保護者、1月は学業不審学生の保護者と、個別保護者懇談会を行い、学習状況と今後の学習への取り組みについて話をした。成績表の担任記述欄に、学校生活での活躍や貢献、学習の取り組みに関する助言を記述し、学生の励みとなる文章作成を心がけた。
10 近畿地区高専英語プレゼンテーションコンテスト、スピーチ部門参加
学生指導
2016-09-00
~2016-11-00
近畿地区高専英語プレゼンテーションコンテスト、スピーチ部門の参加学生に、スピーチ原稿の作成やスピーチ発表の指導を行った。週1回の面談形式で、原稿内容のブレインストーミング、論理的文章構成に基づく原稿作成の支援を行い、発音や話し方を確認しながら発表練習を指導した。
11 第5回 全国学生英語プレゼンテーションコンテスト参加専攻科生指導 2016-11-00 第5回 全国学生英語プレゼンテーションコンテスト出場専攻科生へ、原稿内容への助言と原稿作成の指導を行った。
12 社会科、政治経済での試行授業
 「貿易ゲーム」
2017-02-03 第3学年機械工学科(2015年)、第3学年物質化学工学科(2017年)のクラスで、社会科教員主導による貿易ゲームを行った。事前学習で、TOEIC学習に役立つ政治経済に関する英単語の記述式ワークシートを作成し、英語の授業で学習した。「貿易ゲーム」は、グループで与えられた条件に従い貿易活動を行い、国際経済の流れを理解するゲームである。条件に「公用語が英語になる」と提示し、英語の必要性を疑似体験してもらった。社会科教員と共同で記述式ワークシートを英語で作成して活用した。授業アンケートに、「英語を話すのは難しい」という感想や「英語の必要性を理解した」という記述があった。
13 近畿地区高専英語プレゼンテーションコンテスト、スピーチ部門参加
学生指導
2017-09-00
~2017-11-00
近畿地区高専英語プレゼンテーションコンテスト、スピーチ部門の参加学生に、スピーチ原稿の作成やスピーチ発表の指導を行った。週1回の面談形式で、原稿内容のブレインストーミング、論理的文章構成に基づく原稿作成の支援を行い、発音や話し方を確認しながら発表練習を指導した。
14 学級担任 2018-04-00
~2019-03-00
機械工学科第3学年(2015年)、機械工学科第4学年(2016年)、電気工学科第3学年(2018年)に学級担任を担当している。4月に全員対象の個人面談を放課後に実施した。生活・学習・進路について個をよりよく知るだけでなく、健康や学習面で配慮の必要な学生がいないか把握に努め、個別指導に役立てた。7月は全保護者対象に個別保護者懇談会を実施し、学習や生活について話をした。保護者の進路に関する質問は、専門学科主任に回答をもらい保護者へ電話回答を行った。11月は希望保護者、1月は学業不審学生の保護者と、個別保護者懇談会を行い、学習状況と今後の学習への取り組みについて話をした。成績表の担任記述欄に、学校生活での活躍や貢献、学習の取り組みに関する助言を記述し、学生の励みとなる文章作成を心がけた。
15 教員免許状更新講習 講師 2021-08-04 「自律英語学習を促す「仕組み作り」への提言―無料オンライン学習サイトの活用」
応用言語学の観点から学習意欲や自律学習について理解を深め、個別最適な学びを促す学習の仕組み作りへの提言として、無料オンライン学習サイトの活用について講演した。
JSPS科研費16K02906の助成を受け作成した「専門分野留学を目標とするグローバル人材育成用「ムーク利用学習」プログラムの構築」成果報告書から、学校英語教育に役立つ学習サイトを抽出して活用した。
講演時間90分 場所:大谷大学
B 職務実績
1 和歌山県有田市立箕島中学校
第1学年学級担任:不登校生の対応
1999-04-00
~2000-03-00
担当学級で、1学期から複数名の不登校生への対応が必要となり生徒の自宅を週1回のペースで家庭訪問した。保護者から家庭の様子について話を聞き、学校へ報告した。定期的にスクールカウンセラーを訪れ情報共有を行い、助言を受け、生徒と保護者により良い対応ができるように努めた。
2 和歌山県有田市立箕島中学校
第1学年学級担任:総合学習の指導
1999-04-00
~2000-03-00
総合学習で「職業体験」を実施することになり、グループで職業について調べ学習を行い、発表会を開いた。わかりやすい発表内容になるように助言した。学校から地元事業所へ体験学習の依頼通知後、訪問先となる事業所を訪れ、職業体験の打ち合わせを行った。生徒に職業体験先の希望調査を行い、事前指導を行った。礼儀作法だけでなく、受け入れ先の方々への感謝の態度も大切であると理解し、体験学習に臨むように指導した。
3 和歌山県有田市立箕島中学校
英語科教育実習生の指導担当
2000-06-00 教育実習生(1名)の指導を行った。第1週に、他教科を含む複数の授業を見学する事は、授業展開を考える際に参考となるため、時間割を調整し見学してもらい、学習指導に役立ててもらった。特色ある学校教育の一環として、英語科では(1)日本人英語教員によるチーム・ティーチング、(2)ALTとのチーム・ティーチング、(3)単独授業の3形態で授業を実施していたので、授業準備や授業展開について、具体例を踏まえて説明を行い、次週の授業計画案を立ててもらった。第2週は、実習授業後、授業中の良い点を指摘し、授業改善点についてはなぜそうしたのか尋ね、わかりやすい教え方や生徒への対応方法を助言し、次の授業指導の参考にしてもらった。
(2週間)
4 和歌山県有田市立箕島中学校
英語科教育実習生の指導担当
2001-06-00 教育実習生(1名)の指導を行った。第1週に、他教科を含む複数の授業を見学する事は、授業展開を考える際に参考となるため、時間割を調整し見学してもらい、学習指導に役立ててもらった。特色ある学校教育の一環として、英語科では(1)日本人英語教員によるチーム・ティーチング、(2)ALTとのチーム・ティーチング、(3)単独授業の3形態で授業を実施していたので、授業準備や授業展開について、具体例を踏まえて説明を行い、次週の授業計画案を立ててもらった。第2週は、実習授業後、授業中の良い点を指摘し、授業改善点についてはなぜそうしたのか尋ね、わかりやすい教え方や生徒への対応方法を助言し、次の授業指導の参考にしてもらった。
(2週間)
5 和歌山県吉備町立吉備中学校
英語科教育実習生の指導担当
2003-06-00 教育実習生(1名)の指導を行った。第1週の授業見学で、複数教員の授業を見学してもらい、学習習指導の参考にしてもらった。英語科では3形態の英語指導:(1)JETのチーム・ティーチング、(2)ALTとのチーム・ティーチング、(3)単独授業を実施していたので、授業準備や授業展開について、具体例を踏まえて説明した。実習授業に言語活動を取り入れ教案作りをするように助言した。第2週は、実習授業後、理解を促せた指導や改善点について振り返り、次の授業の指導改善に役立ててもらった。(2週間)
6 和歌山県吉備町立吉備中学校
姉妹都市高校生と教員の中学校
訪問受け入れ活動
2003-07-00 オーストラリアのダーウィン市ドリップストーン高校(Dripstone High School)から生徒と教員による学校訪問があった。英語科主任として歓迎会、授業参観や交流活動の計画を、教頭や関係教員と相談しながら進め、当日、受け入れ活動担当教員と協力して、交流活動を行った。(1週間)
7 和歌山県吉備町立吉備中学校
姉妹都市高校への中学生海外研修
事前指導・引率担当
2003-08-00 オーストラリアダーウィン市ドリップストーン高校訪問の海外研修参加生の事前指導と引率を担当した。渡航前に、日常英会話と文化紹介の練習を指導し、国際交流活動の準備を行った。訪問先では、現地教員と協力し生徒に授業交流や校外学習活動で指示を与え、生徒の健康と安全に注意し引率を行った。(約10日間)
8 和歌山県吉備町立吉備中学校
第2学年学級担任:不登校生への対応
2004-04-00
~2005-03-00
担当学級で欠席がちな生徒がおり、保護者と電話連絡を行っていたが、後半から不登校となり、生徒の自宅を週1回家庭訪問した。保護者から家庭での様子について話を聞き、学校への報告とスクールカウンセラーとの面談相
談を行い、保護者と生徒に必要な対応ができるように努めた。
9 科学研究費助成事業の採択 2018-04-00 ~ 科学研究費助成事業(基盤研究C)「タスク条件がもたらす日本人英語学習者のスピーキングへの影響」(研究課題番号: 18K00862 2018.4.1 ~ 2021.3.31 )の研究者代表として単独で研究を進めている。
参加学生の募集を行い、希望学生に個別面談形式でスピーキング・タスクに取り組んでもらい、タスク終了後、日本語インタビューを実施している。英語発話データとインタビューデータは、専門業者に書き起こしを依頼し、データ分析を進めている。継続して参加学生の募集を行っている。
10 人権センター相談員 2021-04-01
~2023-03-31
人権センター相談員として、個別相談の対応、学内行事の企画・運営を行った。
11 教職支援センター員 2021-04-01 ~ 教育支援センター員として、教職志望学生に対する支援の議論や報告を行った。
12 学生支援委員 2022-04-01 ~ 学生支援委員として、学生生活に関する議論や、交通安全啓発活動への参加を行った。
13 図書館委員会委員 2022-04-01 ~ 図書委員として、図書購入に関する審議をおこなった。
14 語学学習支援室室員 2022-04-01 ~ 外国語学習や留学、国際交流に関するイベントなどの学生支援や企画・検討を行った。
C 学会等及び社会における主な活動
所属期間及び主な活動の期間 学会等及び社会における主な活動
1 2006-04-00~0000-00-00 大学英語教育学会会員
2 2008-01-00~0000-00-00 英国応用言語学会会員
3 2008-03-00~2008-07-00 英国The LAEL Postgraduate Conference, ランカスター大学 実行委員
4 2009-04-00~2009-04-00 英国The LAEL Postgraduate Conference, ランカスター大学 要旨査読員
5 2009-09-13~2009-09-16 英国The 3rd Biennial International Conference on Task Based Language Teaching, ランカスター大学 運営補助員
6 2012-07-00~2012-08-00 米国Graduate School of Education, University of Pennsylvania, 修士課程EDUC528-927受講生の研究課題ポスターへ評価基準に基づき助言 ボランティア
7 2013-08-00~2019-03-00 全国高等専門学校英語教育学会会員
8 2013-09-16~2013-09-18 The 7th International Symposium on Advances in Technology Education運営補助員
9 2014-05-00~2015-03-00 近畿地区高専英語プレゼンテーションコンテスト実行委員
10 2015-11-27~2015-11-27 奈良工業高等専門学校主催 文化探訪講座 引率補助員 ボランティア
11 2015-12-00~2024-03-31 科学英語教育研究会会員
12 2016-06-00~2016-08-00 The Asian Conference on Education 2016 要旨査読員:General peer reviewer
13 2016-11-23~2016-11-23 奈良工業高等専門学校主催 文化探訪講座 引率補助員 ボランティア
14 2017-06-00~2017-08-00 The Asian Conference on Education 2017要旨査読員:Senior peer reviewer
15 2017-07-00~2019-03-00 科学英語教育研究会 科研費プロジェクト教材ツール集作成 研究協力者
16 2017-07-00~0000-00-00 海外の外国語教育研究会会員
17 2019-08-00~2021-08-00 The International Association for Task-Based Language Teaching (IATBLT)
18 2023-04-01~0000-00-00 JACET SIG「海外の外国語教育研究会」副代表
D 研究活動
著書、学術論文等の名称単著、
共著の別
発行又は
発表の年月
発行所、発表雑誌等
又は
発表学会の名称
概要
Ⅰ著書
以上0点
Ⅱ学術論文
1 The Impact of Mode of Input and Task Repetition on Story Retellings in Second Language Learning
(博士論文)
単著 2012-05-00英国ランカスター大学 本研究は、2つのインプット(oral input, written input)と繰り返し学習の発話への影響を検証した。日本人大学生(n=24)を2集団に分け、第1週は、各々のインプットを受け取り、同じストーリーリテリングを行った。第2週は、タスクを繰り返してもらい、タスクについてインタビューした。発話データは定量的に、インタビューデータは定性的に分析した。結果は、oral input 集団は毎分より多くの音節を発話し、繰り返し学習で発話の流暢さと正確さが向上した。
総頁数373頁
2 Learners’ Awareness of the Role of Input and Task Repetition on L2 Speech Production 単著 2014-03-00Innovación Educativa, 14 本研究は、スピーキング活動で、(1)インプットの役割について学習者の認識に違いがあるか、(2)繰り返し学習で活動中の認識に変化があるか調査した。大学生(n=24)を2集団(oral input, written input)に分け、第1週は、異なるインプットを与え、同じストーリーリテリングを行い、第2週は、タスクを繰り返し、インタビュー(n=12)をした。2集団のインプット認識に違いがあり、繰り返し学習は、内容理解が増え多くの発話につながったと気づく傾向があった。 22頁(pp.157-178)
3 新学習指導要領に基づく英語科学習指導案の作成上の留意点 単著 2019-03-00大谷大学教職支援センター 
研究紀要 第10号 大谷大学
新学習指導要領に基づく英語科学習指導案の作成方法に関して、主な改訂点を指摘し、指導案作成で取り入れたい工夫点について言及している。学校現場における実践事例を提示し、各項目の記述に関して注意すべき点を具体的に説明している。18頁(pp.9-26)
4 英語科年間指導計画の作成上での注意点 単著 2019-03-00大谷大学教職支援センター
研究紀要 第10号 大谷大学
英語科年間指導計画の作成方法に関して、新学習指導要領の改訂点で特に留意すべき点について言及し、年間指導計画の各項目で包含すべき内容や留意点について説明している。具体的に作成した年間指導計画を提示し、学校の特色や学習者の実態を考慮した指導計画の重要性について述べている。17頁(pp.27-43)
5 プロジェクトワークに関する高等専門学校卒業生の意識調査 単著 2022-09-20工学教育 70巻 5号 本研究は、問題解決型学習(PBL)による協働学習の学びに対する意識を調査した。高専卒業生(10名)にインタビューを実施し、データを質的分析した。主に工学技術向上の必要性とプロジェクトを通じたネットワーク拡大に関する気づきが示唆された。6頁 (pp.2-7)
6 The Impact of Immediate Task Repetition on L2 Learners' Narrative Speech Production 単著 2023-09-15大谷学会
大谷学報 第102巻 第2号
本研究では、(1)異なるインプット(textual input, pictorial input)と(2)即時繰り返し学習による英語発話への影響を調査した。大学生(n=24)を2集団に分け、各々のインプットを与え、ストーリーリテリングを3回繰り返してもらい、発話データを定性分析した。Textual input集団よりpictorial input集団の方がつなぎ言葉(fillers)を多く使う傾向があり、即時繰り返し学習は学習者の「気づき」を促し発話の正確さに向上につながったようである。10頁(pp.51-60)
本研究はJSPS科研費18K00862の助成を受けたものである。
以上6点
Ⅲ 口頭発表・その他
1 The Impact of Two Different Modes of Input on L2 Speech Production of Adult Japanese Learners ポスター発表(一般発表) 2008-07-03The LAEL Postgraduate Conference, 英国ランカスター大学 予備調査として、異なるインプットを用い日本人学習者(n=4)にスピーキングタスクに取り組んでもらい、発話データを定量的に分析した。インプットが学習者の発話に影響を及ぼす可能性があるのか、調査結果をもとに検討した。
発表時間90分
2 L2 Production: Fluency and the Role of Oral Input 口頭発表(一般発表) 2008-11-02The 34th JALT International Conference, 東京 スピーキング活動を行う際に、異なるインプットを用いると、流暢さに違いがみられるのか調査するために、日本人学修者(n=24)にスピーキングタスクに取り組んでもらい、発話データを定量的分析した。リスニングの後のスピーキング活動は、流暢さの向上に役立つことが明らかになった。
発表時間25分
3 The Impact of Two Modes of Input and Task Repetition on Story Retellings 口頭発表(一般発表) 2009-09-14The 3rd Biennial International Conference on Task Based Language Teaching, 英国
ランカスター大学
異なるインプットと繰り返し学習を条件に、学習者に発話してもらうことでどのような影響が発話に見うけられるか、CAF(複雑さ、正確さ、流暢さ)測定値を用いて発話データを定量的分析した。学習者の発話に見られる“tradeoff effect” (Skehan & Foster, 1999)について、結果をもとに議論した。
発表時間30分
4 Learners’ Awareness of the Role of Input and Task Repetition 口頭発表(一般発表) 2012-05-20The Task Based Language Teaching in Asia, 大阪樟蔭女子大学 学習者に異なるインプットを提供し、繰り返し発話するタスク学習を課すると、どのような気付きがみられるのか、インタビューデータの定性的分析結果もとに討議した。
発表時間25分
5 The Role of Input and Task Repetition on L2 Oral Narrative Production 口頭発表(一般発表) 2012-10-07The JALT Fukui Chapter meeting, Open University of Japan 福井キャンパス 学習者がスピーキング活動を行う際、タスク条件に、(1)異なるインプットの使用と、(2)繰り返し学習を取り入れると、学習者の発話変化を促せるのか、可能性と課題について議論し、スピーキングタスク・デザインの提言を行った。
発表時間60分
6 タスク条件がもたらす英語学習者のスピーキングへの影響 ポスター発表(一般発表) 2014-12-14独立行政法人国立高等専門学校機構 女性研究者研究交流会 タスク学習がスピーキング力向上に効果的な学習方法であることに着目し、タスク条件が学習者の発話にもたらす影響について研究結果を報告し、学習指導への応用について議論した。
発表時間60分
7 Joint-Nanyang Polytechnic-National Institute of Technology Nara College Enhanced Student Exchange Programme: Planning, Observation and Evaluation using the Community of Inquiry Framework 共著査読有 2015-09-00Transactions of ISATE 2015 NITNC(奈良工業高等専門学校)短期派遣プログラムの報告と分析。本研究では、国際交流プログラムに「共同プロジェクト」を取り入れ、(1)事前のオンライン共同作業、(2)現地の共同作業、(3)成果発表について、両校参加学生の意識調査を行った。アンケートを実施し、The Community of Inquiry (CoI)の観点から学生のプログラム評価について分析した。異なる言語でのコミュニケーションの難しさがあったが、共通目的の共同プロジェクトと成果発表のために活動した事が、学生の意欲を高める要因であることが明らかとなった。
6頁(pp.576-581)
本人担当2頁(pp.579-580) 参加者の評価・感想の分析と総括。
共著者:Wong Chin Sai Raymond, Katsumi Katakura, Judy Yip Yue Mana, Sachiyo Nishikawa, Kenji Kodama, Yukinori Taniguchi
8 The Impact of Modes of Input and Immediate Repetition on L2 Story Retellings ポスター発表(一般発表) 2016-06-25The Task Based Language Teaching in Asia, 龍谷大学 予備調査として、異なるインプットを用い、タスクをすぐに繰り返すことで、学習者の発話にどのような影響が見られるのか調査するために、日本人学習者(n=4)にスピーキングタスクに取り組んでもらい、発話データを定量的に分析し調査の結果をもとに検討した。
発表時間60分
9 工業高等専門学校における英語自律学習の模索 口頭発表(一般発表) 2016-10-01科学英語教育研究会第4回, 大阪市大阪工業大学 うめきたナレッジセンター 奈良工業高等専門学校の5年制教育システムの紹介と英語自律学習を促す指導の事例(英字新聞の活用)を報告した。
発表時間30分
10 L2 Learners’ Awareness through a Joint Student Exchange Program 口頭発表(一般発表) 2016-10-22The Eighth Asian Conference on Education 2016, 神戸市, Art Center Kobe 共同プロジェクトを柱とした国際交流プログラムを体験した学生が、英語学習者として自己の語学力や異文化理解に関してどのような気付きがあるのか調査を行った。アンケート調査(n=15)とインタビュー(n=4)を実施し、前者は定量的分析を、後者は定性的分析を行い、調査結果をもとに議論した。
発表時間30分
発表要旨(The Eighth Asian Conference on Education 2016 (ACE2016), Official Conference Proceedings 2016) 10頁(pp.297-306)
11 奈良工業高等専門学校の英語教育の取り組みの現状と課題 口頭発表(一般発表) 2017-09-30JACET関西支部 「海外の外国語教育研究会」2017年度 第2回研究会, 京都市, 同志社大学 奈良工業高等専門学校の教育システムや、外国語教育のカリキュラムと実践例について説明した。教員や学生の外国語教育への声を一部紹介し、英語学習指導上の課題について報告した。
発表時間30分
12 専門分野留学を目標とするグローバル人材育成用「ムーク利用学習」プログラムの構築 共著 2018-03-00平成28年度~平成30年度科学研究費補助金(基礎研究(C))成果報告書) 工学系学生を対象としたe-learning教材をリスト化し、電子ブック作成のプロジェクトに研究協力者として参加し、5つのサイト紹介と活用例に関して執筆した。5頁(pp.52-56)
電子ブックのサイトを用い、奈良工業高等専門学校での「無料オンライン学習ツール・サイト紹介と英語学習に関するアンケート調査」に関する実践報告をまとめた。5頁(pp.92-96)
13 これから求められる教員の資質・能力について 単著 2021-02-00大谷大学教職支援センター 大谷教師塾教員養成ナビゲーター第127号に執筆した。「生きる力」を育む学校教育では、Society5.0の到来で、ICT活用の推進や「GIGAスクール構想」の実現に向け取組が始まっている。「学びの楽しさ」を伝える授業の仕組み作りは、教員の専門性の向上が鍵となる。新学習指導要領で、ICTの利用やアクティブ・ラーニングの導入など、新たに教員にもとめられる資質・能力の点検が必要であると述べた。1頁(p.1)
14 L2 Learners' Awareness of the Role of Input and Immediate Task Repetition ポスター発表(一般発表) 2021-09-09British Association for Applied Linguistics 2021 Conference,
英国 Northumbria University
[オンライン開催]
学習者に異なるインプットを分割提供し、繰り返し発話するタスク学習を課すると、インプットの特徴や繰り返しの取り組みについて、どのような気づきが見られるのか、インタビューデータの定性分析結果をもとに考察した。本研究はJSPS科研費18K00862の助成を受けたものである。
発表時間60分
15 即時繰り返し学習による英語発話への影響 口頭発表(一般発表) 2022-10-222022年度大谷学会研究発表会 タスクの繰り返し学習は、英語スピーキング力の向上に効果的な学習方法である。文字あるいは絵のインプットを用い、ストーリー・リテリングタスクを即時に繰り返すことで、学習者の英語発話にどのような変化があるのか、発話文を定性分析して考察した。本研究はJSPS科研費18K00862の助成を受けたものである。
発表時間30分
以上15点

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