教育研究業績の一覧

野末 幸子
A 教育業績
教育実践上の主な業績 年月日概要
1 教育内容・方法の工夫(授業評価等を含む)
1 授業評価アンケート(近畿大学) 2008-04-00
~2014-09-00
年2回(前期・後期終了後) 実施の授業アンケートでは、在職中の6年間を通して毎回「講義での説明が丁寧」という項目で特に高い評価を得た。授業全体の満足度もおおむね高評価だった。
2 通訳訓練法を取り入れたTOEICの授業
(近畿大学)
2009-04-00
~2014-09-00
TOEICの授業で、音声を集中的に聞いて再現する通訳訓練法(フォロー、リプロダクション、ディクテーション等)を取り入れ、試験テクニックだけでなく、総合的な英語運用能力の向上を目指した。
3 学生の主体的な授業参加を促す工夫
(天理大学)
2016-04-00
~2017-09-00
英語が苦手な学生が多く、できるだけ学生同士で楽しみながら学び合う授業作りを心がけた。ペアでダイアローグを暗唱する会話練習を中心に授業を組み立て、学期末には、演技を交えてクラス全員の前で発表する「暗唱パフォーマンス発表会」を行った。
4 自学自習を促す取り組み
(天理大学)
2016-04-00
~2017-09-00
「音読筆写シート」という授業の復習課題を毎回出した。教科書付属のCDを聞いてダイアローグを書き取り、音読するという課題だが、具体的な勉強方法は学生に考えてもらうようにした。この「シート」にはコメント欄を設け、自習の内容(例: リピート5回、シャドウィング10回など)や課題に取り組んで気がついたことなどを記入してもらい、学生の積極的な学習態度を評価するようにした。
2 作成した教科書、教材、参考書
3 教育方法・教育実践に関する発表、講演等
1 大学受験予備校が行う全国模試等の作問 2003-02-00
~2014-02-00
大学入試の英語問題等を研究・分析し、模擬試験等の問題の作成を担当した。(著作権は予備校買い取りの為、教材名は明記できない。)
4 その他教育活動上特記すべき事項
1 CALL教室での授業実践(天理大学)
2017-04-00
~2018-01-00
リスニングとスピーキング中心の授業において、英語に苦手意識を持つ学生たちが主体的に学習に取り組めるよう、CALLシステムを活用した授業方法を研究、実践した。
2 「アメリカ音楽カフェ」(大谷大学) 2018-12-00 2018年度大谷大学国際文化学科イベント「アメリカ音楽カフェ」の企画・運営、およびプログラムI「アメリカのミュージカル」講演。
大谷大学 任期制助教 教育研究報告書『響流』(KoRu)第6号(2019年3月15日発行)、pp.18-19
B 職務実績
1 ティーチングアシスタント
(京都大学)
2010-04-00
~2013-03-00
文学部アメリカ文学専修4回生の卒業論文の英語添削を3年間担当。英文の誤りを指摘するだけでなく、小説を英語で論じる際の時制や、MLAスタイルによる引用の方法など、論文の形式面にも注意した添削を心がけた。
C 学会等及び社会における主な活動
所属期間及び主な活動の期間 学会等及び社会における主な活動
1 2011-06-00~0000-00-00 日本アメリカ文学会、日本アメリカ文学会関西支部所属
2 2012-04-00~0000-00-00 日本英文学会、日本英文学会関西支部所属
D 研究活動
著書、学術論文等の名称単著、
共著の別
発行又は
発表の年月
発行所、発表雑誌等
又は
発表学会の名称
概要
Ⅰ著書
1 『言葉という謎―英米文学・文化のアポリア』共著 2017-03-00大阪教育図書 WhartonのThe House of Mirth (1905)の小説冒頭に主要登場人物が発する「ごみの山から何かを拾う」という言葉に着目し、このモチーフの反復・変奏を丁寧に分析していくことで、この小説のクライマックスである手紙焼却の場面と結末の語りの謎について、これまでの先行研究にはない新しい解釈の可能性を提示した。
総頁数: 453頁
本人担当: 第4章「言葉にならない言葉」のうち「よみがえる「物語」— イーディス・ウォートンの『歓楽の家』再読」15頁(pp. 261-275)
編者: 御輿哲也、新野緑、吉川朗子
共著者: 高橋和久、西出良郎、西川健誠、新野緑、吉川朗子、森田由利子、中土井智、エグリントンみか、長堂まどか、奥村沙矢香、榎千恵、井上詩歩子、松井かや、要田圭治、光永雅明、野末幸子、渡部佐代子、松永京子、長柄裕美、喜多野裕子、渡部智也、難波江仁美、廣野由美子、丹治美那子、石川玲子、御輿哲也
以上1点
Ⅱ学術論文
1 Archaeological Metaphors in The Age of Innocence単著 2010-12-00Zephyr 第24号 
京都大学大学院英文学研究会
Whartonの代表作The Age of Innocence (1920) における考古学的イメージを喚起する比喩表現に着目し、第一次大戦後の作者の新たな問題意識が反映された小説テーマとの関連を論じた。14頁(pp. 38-51)
2 A Reading of the “Anachronistic” Museum in The Age of Innocence単著 2013-01-00『英文学研究 支部統合号』第5巻
日本英文学会
The Age of Innocence (1920) において物語展開上重要な場面の背景の一つであるメトロポリタン美術館に関するアナクロニズムの問題の一考察。これは小説創作上の工夫であり、作者による「意図的な誤り」であることを、伝記的事実と小説細部の描写の双方から論証を試みた。9頁(pp.171-179)

3 The House of Mirthにおける演劇的ヴィジョン単著 2014-11-00Albion 復刊第60号
京大英文学会
Wharton 初期の代表作The House of Mirth (1905) における演劇比喩は、読者と物語世界の間に対して一定の距離感を保つ効果があるが、それは小説後半のある重要場面において、読者を主人公に一気に感情移入させるための仕掛けとなっていると結論づけた。
11頁(pp.49-59)
以上3点
Ⅲ 口頭発表・その他
1 The Age of Innocenceにおける劇場と美術館―空間の断絶と連続性の意味口頭発表(一般発表) 2011-06-00日本アメリカ文学会
関西支部6月例会
第一次大戦直後に発表されたWhartonの代表作The Age of Innocence (1920)は、「過去」の保存という作者の新たな問題意識が反映された作品であるという観点から、小説に描かれる二つの空間、劇場と美術館がどのように作品中で機能しているのかについて分析した。
発表時間: 約30分
発表要旨:『関西アメリカ文学』第48号、2011年10月発行、 日本アメリカ文学会関西支部、 1頁(p.56)
2 The House of Mirthにおける「劇的」(“dramatic”/ “theatrical”) 小説空間口頭発表(一般発表) 2012-12-00日本英文学会
関西支部 第7回大会
Whartonの初期の代表作The House of Mirth (1905) が、well-made playのような枠組みを持つとする先行研究をふまえ、本発表では、物語において読者を捉える「劇的」(dramatic)要素とキャラクター造詣における「芝居的」(theatrical) 要素を関連づけようと試みた。
発表時間: 約25分
3 Edith Whartonの初期創作における演劇的ヴィジョン口頭発表(一般発表) 2013-11-00京大英文学会
年次大会
Whartonの初期の代表作The House of Mirth (1905) の主人公Lily Bartが女優のように描かれ、さらに小説の舞台であるニューヨーク社交界が劇世界そのもののように喩えられている点と、作家がキャリアの初期に劇作を試みていた事実に着目し、演劇的視点が、小説の内容と形式にどのように反映されているかについて考察した。
発表時間: 約30分
4 Edith Whartonの戯曲創作の試みと初期小説口頭発表(一般発表) 2015-10-00日本アメリカ文学会
第54回全国大会
短編小説“The Twilight of the God” (1899) と “The Other Two” (1904) を取り上げ、Whartonが作家としてのキャリアの初期に、風習喜劇などのヨーロッパからの形式を借用しつつ、劇作の視点を小説の創作にいかに取り込んだのかについて考察した。
発表時間: 約30分
5 「紙束」をめぐる物語ーEdith WhartonのThe Touchstoneを読む口頭発表 2018-10-13日本アメリカ文学会
関西支部10月例会
6 入れ替わる女たちーEdith Whartonの〈手紙〉モチーフ再考口頭発表 2018-12-13大谷大学英文学会
以上6点

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