教育研究業績の一覧

柴田 みゆき
A 教育業績
教育実践上の主な業績 年月日概要
1 教育内容・方法の工夫(授業評価等を含む)
1 卒業研究集のCD-ROM化 2003-03-18
~2010-03-31
短期大学部文化学科情報コース2回ゼミ生に対し、作成した卒業研究をHTML及びPDF形式によりCD-ROM化する指導を行った。卒業研究の提出締切である10月31日以降の学生の勉学意欲持続に有効であることを確認した。
2 マルチメディアデータ制作と成果物の発表会 2007-05-01
~2008-07-31
人文情報学科3回ゼミ生に対し、マルチメディアデータの撮影からDVD作成までの一貫した作業を指導した。この過程で、対象への観察力の必要性とグループワークにおける責任感等の動機づけに成功した。また、翌年4月に響流館メディアホールにおいて、中間成果物の公開発表会を行い、新3回生に対する積極的なゼミ活動参加への動機づけにも成功した。
3 複数台モニターを利用した個別指導 2008-01-10
~2014-02-01
学業相談にきた学生に対し、1台のWindowsPCに複数台の液晶ディスプレイを接続し、学生の前にも1台を設置し、面談内容を即座に画面表示させることにより、面談内容の明確化と集中力を向上させた。
4 毎講義終了後の小試験及び感想記述課題 2008-01-14 ~ 出席カードの裏を利用し、講義終了時間前10分に毎回小試験を実施し、学生の理解度を把握した。また、最終評価の4割を小試験の結果に割り当てることで、学生の居眠り防止効果を得た。さらに、講義の感想を募集し、次回講義時の重点再説明部分の選定に利用した。
5 卒業論文最終発表 2012-02-17 ~ ゼミ4回生に、ゼミ3回生の前で質疑応答を含む卒業論文発表を行わせた。4回生には口頭試問で受けた指摘を反映させる機会を、3回生には質問力の向上及び卒論に対する意識向上の機会を、それぞれ与えることができた。
6 "Welcome Back to Campus Week"の立案と実行 2014-03-24
~2014-03-27
人文情報学科全在籍生を対象に、新学期の履修計画を実体験から考えてもらうこと、また自由な発想を具体的な形にする楽しさを理解してもらうことを目的として、春休み期間終了直前にミニ講義週間を立案、講師手配等を含めた各種準備を行い、メディアホールにて実行した。結果は大学公式Webページに掲載した。(http://www.otani.ac.jp/news/nab3mq000003dpps.html)
7 オンライン授業と対面授業を組み合わせたハイブリッド授業への対応 2020-04-01 ~ 感染防止等の観点から登校に不安を感じる学生のために、教室にノートPCを持参してMicrosoft Teamsを利用し対面授業と同時双方向オンライン授業の両方を同時に可能とするハイブリッド授業を実施した。
2 作成した教科書、教材、参考書
1 卒業論文制作の手引き 2007-12-17
~2010-12-06
文学部4回ゼミ生を対象に、言葉遣い・資料収集方法・図表の効果的な使用法など、論文に必要とされる情報を、論文形式で書いた自作プリントを作成した。教科書『情報リテラシーの基礎(I)【2011年版】』の一部に吸収されるまで、2007年から2010年の4年間、毎年改訂。
【総頁数 10頁】
2 口述試験の手引き 2008-01-08 ~ 人文情報学科4回ゼミ生に対し、口述試験における諸注意、正誤表の作成方法について自作プリントを作成・指導した。毎年改訂。
【総頁数 9頁】
3 マルチメディア編集作業の手引き(準備作業編) 2008-02-19
~2010-12-17
映像編集ソフトウェア Adobe Premiere 6.5 を使用して動画編集作業を行う際の導入部分となる、タイムライン合わせ作業について、プリントを自作した。工程毎の詳細説明と、それらの分類とタグづけを行い、学生各自が作業の意義と進捗を確認できるように工夫した。
【総頁数 5頁】
4 卒業研究製作の手引き 2008-09-30
~2010-09-30
短期大学部文化学科情報コース2回ゼミ生に対し、言葉遣い・資料収集方法・図表の効果的な使用法など、卒業研究製作に必要とされる情報を、論文形式で書いた自作プリントとして作成・指導した。2008年より2010年まで3年間、毎年改訂。
【総頁数 10頁】
5 情報リテラシーの基礎(I) 2009-03-31 ~ 大学生にとって必須のMicrosoft Office の使い方から、PCによる学術論文の書き方までを記述した教科書。
2011年版からは人文情報学科の特色であるiPadを利用した講義に対応するため、電子書籍版も同時発行。
(電子書籍取扱業者 iPadZine: http://www.ipad-zine.com/gallery/search/keyword:情報リテラシーの基礎)
毎年改訂中。
・2009年版:B5版112頁、協同著作者:高橋真、生田敦司。
・2010年版:B5版164頁、協同著作者:高橋真、生田敦司、山城稔暢。
・2011年版以降、分担執筆(第6章「PC利用上の法的留意点」担当)、共著者:高橋真、生田敦司、山城稔暢。
・2011年版:B5版182頁【担当頁 p.37-p.65】。
・2012年版:B5版174頁【担当頁 p.37-p.62】。
・2013年版:B5版168頁【担当頁 p.39-p.61】。
・2014年版:A5版184頁【担当頁 p.41-p.65】。
6 情報リテラシーの基礎(II) 2009-08-31 ~ Webの制作・運用・管理、画像処理に関する基礎的な内容を記述した教科書。
2011年版から人文情報学科の特色であるiPadを利用した講義に対応するため、電子書籍を同時発行、2012年版からは電子書籍のみ発行。
(電子書籍取扱業者 iPadZine: http://www.ipad-zine.com/gallery/search/keyword:情報リテラシーの基礎)
毎年改訂中。
・2009年版:B5版179頁、協同著作者:高橋真、生田敦司。
・2010年版以降、分担執筆、共著者:高橋真、生田敦司、山城稔暢。
・2010年版:B5版195頁(担当:第2章「CSSによるWebページの装飾」p.35-p.58、第4章「Webページ作成の法的留意点」p.87-p.98)。
・2011年版:B5版208頁(担当:第2章(同上)p.33-p.58、第5章「Webページ作成の法的留意点」p.85-p.94)。
・2012年版:B5版175頁(担当:第2章(同上)p.29-p.52、第5章(同上)p.77-p.86)。
・2013年版:B5版170頁(担当:第2章(同上)p.29-p.52、第5章(同上)p.77-p.86)。
・2014年版:A5版197頁(担当:第2章(同上)p.33-p.60、第5章(同上)p.89-p.99)。
7 科目「3DCG作成演習1」向けプリントの作成 2013-04-01 ~ 本講義で使用するソフトウェア「Blender」操作のカラーPDF資料を作成、ネットを経由して配布した。Blenderの操作は色が非常に重要であり、白黒のプリント配布では理解が困難となる。一方、電子ファイルをiPadでアクセスさせれば、色を画面で確認でき、大量の資料が散逸する心配も無い。結果として、最終課題を提出させる効果が高いことが確認できた。
【総頁数 74頁】
3 教育方法・教育実践に関する発表、講演等
1 iPad導入前後の学生の意識調査 2011-09-03 2011年度より人文情報学科全学生を対象にiPadを導入するにあたり、導入前の期待度と導入1ヶ月後の満足度について調査を行った。この結果、iPadの利用に対する学生の期待度は高く、勉学意欲向上に一定の効果があることが判明した。一方で、解決すべき問題も見つかった。
(著者:高橋真、酒井恵光、三宅伸一郎、柴田みゆき、わけみ晃、箕浦暁雄、山本貴子、福田洋一、松川節、宮下晴輝、池田佳和)
(モバイル学会 第12回モバイル研究会【モバイルと情報メディアの未来】)
【総頁数 4頁】【掲載頁 p.27-p.30】【モバイル研究報告集Vol.7-2】
2 iPadを利用した情報教育の実践 2011-09-03 人文情報学科でのiPadの活用につき、導入するに至った背景、配布に至るまでの課題とその解決、導入後の活用と課題を報告した。
このうち、担当科目でのiPad活用と初年時教育用の教科書準備を分担し、総括的な論説を行った。
本件につき、発表を行った。(開催地:名古屋)
(著者:柴田みゆき、高橋真、酒井恵光、三宅伸一郎、わけみ晃、箕浦暁雄、山本貴子、福田洋一、松川節、宮下晴輝、池田佳和)
(モバイル学会 第12回モバイル研究会【モバイルと情報メディアの未来】)
【総頁数 4頁】【掲載頁 p.31-p.34】【モバイル研究報告集Vol.7-2】
3 情報リテラシー教育のための教科書とiPad導入の教育効果の検証 2012-09-03 初年次向け情報リテラシー教育用に統一教科書を導入し、iPad向けに電子版も提供した。学生への教育効果をRastiという試験により検証したところ、総合成績の上昇が確認された。
(著者:高橋真、生田敦司、山城稔暢、柴田みゆき、池田佳和、福田洋一、松川節、宮下晴輝、山本貴子、箕浦暁雄、三宅伸一郎、わけみ晃、酒井恵光)
(公益社団法人 私立大学情報教育協会主催『平成24年度 教育改革ICT戦略大会』)
【2頁】
4 iPadによる情報教育の電子教科書の評価 2013-05-11 初年次向け情報リテラシー教育の場で、教科書を電子化してiPadを利用して閲覧させる授業を行った。この結果、単なる文字情報の電子化以外の機能が電子教科書には必要であることがわかった。
(著者:高橋真、生田敦司、山城稔暢、柴田みゆき)
【総頁数 4頁】【掲載頁 p.4-p.7】【大谷大学文学部人文情報学科『タブレット型PCの人文科学への応用』研究報告】
5 SNSとタッチタイピングを組み合わせた学習意欲向上の試み 2014-09-05 学生の学習意欲向上のために、SNSを組み合わせたタイピング反復練習を、本学人文情報学科の任意の1クラスで2013年度に実験的に行った。その結果、適切な目標が設定された反復練習とSNSによる記録の可視化は、学習意欲向上に効果的であることが判明した。
本件につき、発表を行った(公益社団法人 私立大学情報教育協会主催 『平成26年度 教育改革ICT戦略大会』(開催地:東京))。
【2頁】
6 三次元情報機器の社会的利用視点の涵養のための操作実務要請講習会開催等の取り組み 2018-04-04
~2018-03-31
大谷大学文学部人文情報学科には、AR/VR機器、3次元プリンターなど、数種類の三次元情報機器が設置されている。これらの機器の取り扱いの習熟は今後の情報社会で重要になることが予想され、早期にこれらの知識を得ることは学生達にとって大きなアドバンテージになると思われる。そこで、学科の全学生に対し自由に参加できる講習会を年6回企画し、実行に移した。
なお本計画は、2018年度大谷大学学長裁量経費事業に採択され、同年度末に大学へ実施報告書を提出した。
7 教員向けMicrosoft Teamsの簡易マニュアル(動画)作成 2020-04-01
~2020-07-31
2020年度より本学に導入されたMicrosoft Teamsにつき、以下の教員向け利用法の簡易マニュアルを動画で作成し、YouTubeを利用して限定公開した。
・チームの作成方法
・課題の提示及び採点方法
・ルーブリックの設定方法
4 その他教育活動上特記すべき事項
1 大谷大学学内FD協力委員 2007-12-03
~2008-03-31
大谷大学教務委員会FD部会と各学科との連携協力委員として、短期大学部文化学科より選出された。
2 文学部人文情報学科 学科主任 2014-04-01 ~ ・2014年度自己点検・評価報告書の1項目を新設。
・2017年度までの学科独自企画「IMAGINATION(仮称)」を立案、実行中。
B 職務実績
1 大谷大学真宗総合研究所 研究員 0000-00-00 【指定研究】
<研究員>
・大谷大学DB研究『大谷大学所蔵貴重資料のデジタル映像化』(2009年9月30日~2011年3月31日)
【一般研究:共同研究】
<研究代表者(柴田班)>
・平成20年度『史資料空間の任意の関心領域から柔軟に抽出・提示する新たな方法論の研究』(2008年4月1日~2009年3月31日)
・平成22年度『線分交叉を伴う系図表示の基礎的研究』(2010年4月1日~2011年3月31日)
・平成25年度予備研究『学際利用を可能とするマルチプラットフォーム対応型系図表示ソフトウェアの研究』(2013年4月1日~2014年3月31日)
・平成26年度本研究『紋章との比較による系譜の図像化規則とその構造分析』(日本学術振興会による科学研究費助成金『基盤(C)』、課題番号26503015、期間5年:2014年4月1日〜)
<研究員>
・平成24年度一般研究(鈴木班)『ジュラ紀放散虫群集の数値年代』(2012年4月1日~2013年3月31日)
・平成25年度一般研究(渡辺班)『80年代後の北京語に関する調査研究』(2013年4月1日~2014年3月31日)
2 ソフトウェア『MaSSRiDGe』制作(プロトタイプ・協同制作) 2007-07-27 ~ Webブラウザを利用した系図表示ソフトウェア『Magnifying And Simplifying System for RetrIeve and Display GEnealogy (略称、MaSSRiDGe)』のプロトタイプを作成し学会発表を行った。本ソフトは、現存の系図表示ソフトウェアにおいて実現不能であった以下の欠点を克服した。(1)インタラクティブに表示項目を変更できる(2)ユーザのニーズに合わせ柔軟に表示項目が変更できる(3)ページ遷移を生じないため動作が軽い。
本システムのさらなる利便性を高めるため、2008年度に真宗総合研究所の一般研究の指定を受けた。
3 大谷大学短期大学部文化学科広報用Webページ作成 2007-09-10
~2010-03-31
短期大学文化学科の広報用Webページを作成した。学科紹介、担当教員紹介の他に、2年間の学生生活を想定できるように工夫した。進路就職については、進路就職センターの支援を受け、短大ならではの問題についてもわかりやすく説明した。さらに、高校生に何度も訪問して貰えるように、ダウンロード可能な画像ファイルや音声ファイルを用意した。なお、Webページ作成にあたっては、ソフトウェアCUDGlassを利用し、色覚障がい者への配慮を確認した。
【URLは http://www2.otani.ac.jp/bunka/】
4 ソフトウェア『MaSSTExt』制作(プロトタイプ・協同制作) 2008-09-28 ~ Webブラウザを利用した構造化文書表示ソフトウェア『Magnifying And Simplifying System for Text EXTension(略称、MaSSTExt)』のプロトタイプを制作し学会発表を行った。本システムは、書籍の目次機能を直接本文とリンクさせ、かつ、ページ遷移を発生させずに本文表示が可能である。
5 系図表示データ管理モデル『WHIteBasE』とその実装ソフトウェア制作(プロトタイプ・協同制作) 2011-01-22 ~ 個性の数を多く取り扱う系図をPC上で表示するためには、よりアクセス数が少なく、より扱いやすいデータ構造とする必要がある。そこで、見えない結節点として機能するデータ管理モデルとしてWidespread Hands to InTErconnect BASic Elements (略称WHIteBasE) を考案した。
6 人文情報学科主催シンポジウム『ポップカルチャー進化論〜視覚(ビジュアル)コンテンツの現在・過去・未来〜』 2012-04-01
~2014-08-06
2013年度より開講の『3DCG作成演習』のアピールを兼ね、一般来聴可のシンポジウムの立案と、講演者との交渉を含んだ運営を行い、当日は司会を担当した。また、学生にパンフレットや動画を制作させるなど、学科で学んだICT技能を外部に披露できる場を提供した。
7 大谷大学生涯学習講座『コンテンツ産業の現在(いま)』 2013-02-09
~2013-02-23
2012年度後期開講。第一回講師、及び第二・三回コーディネーターを務めた。
【全3回】【第一回:2013年2月9日、第二回:2月16日、第三回:2月23日】
8 「大谷大学文学部人文情報学科『タブレット型PCの人文科学への応用』研究報告」編集及び研究報告会開催 2013-05-11 人文情報学科として初の研究報告書の編集を行い、発行にあわせて研究報告会を開催し、司会を担当した。(開催地:京都)
【総頁数 13頁】
C 学会等及び社会における主な活動
所属期間及び主な活動の期間 学会等及び社会における主な活動
1 1998-07-20~0000-00-00 情報処理学会 会員「人文科学とコンピュータ」分科会運営委員(2008年4月1日〜2012年3月31日)
2 2003-04-01~2006-08-31 公開講座『医療情報システム学』、北海道大学大学院医学研究科医療システム学講座主催知的財産権の回を担当する。
3 2013-09-01~0000-00-00 コンテンツ文化史学会 会員
4 2019-09-25~2019-09-25 親鸞聖人御命日勤行・講話『ロンドンの墓地からみえる歴史と家族像』と題する講話を行った。
5 2022-10-21~2022-10-21 大谷学会研究発表会にて『マンガの分析手法と社会への応用』という演題で発表を行った。
D 研究活動
著書、学術論文等の名称単著、
共著の別
発行又は
発表の年月
発行所、発表雑誌等
又は
発表学会の名称
概要
Ⅰ著書
1 Login:UNIX GNU Emacs 入門その他 (職務著作) 1994-03-00単行本、オーム社刊 UNIX の標準エディタであるGUN Emacsの入門書である。技術者が主なユーザだったUNIX の一般社会への啓蒙の一手段として、他のプラットフォームへの移植頻度が高いと
思われるエディタを選択し、技術と一般社会という対立構造における異文化理解の過程を、1 ルーツとしてエディタの入門書執筆を通して実験した。
オーム社の企画による「Login :UNIX」シリーズの一冊である。 
本著の編者である企業部門は柴田一人のみが所属する部門であり、また、企画・全体構成と、すべての本文文字を担当執筆したため、実質的な編者といえる(職務著作のため、企業名が編者となった)。本文内の図表及び巻末付録のみ、担当外である。 
【総頁数246 頁】
2 【インターネット】情報生活入門共著 1994-06-00単行本、技術評論社刊 インターネットで提供される様々なサービスとそのポリシーについて、サービスの提供・運営・受益それぞれの視点で具体例から技術面と社会面の双方に考察を加えた。ネットワークが一つの社会環境でありその上で行われる活動は人間社会における普遍的な問題を含むことを論じている。
著者名は共著者で構成するグループ名であるが、実質的な編者であり、出版社に対する法的契約代表者である。
単独分担執筆4章1節【総頁数11頁、掲載頁p.92-p.102】、8章1節【総頁数8頁、掲載頁p.168-p.175】。
共同分担執筆4章2節【総頁数6頁、掲載頁p.103-p.108】、9章2節【総頁数7頁、掲載頁p.195-p.201】。
【総頁数 214頁】
3 A study of Displaying 3D Electronic Text
Using Augmented Reality via Leap Motion
共著 2016-10-09Systems, Man, and Cybernetics In this research, a new displaying and However, It is difficult to understand contents written in separated Web or e-books pages, to feel
physical thickness, to tie plural pages simultaneously, and to transform paper shapes
or viewing angles.
To cope with these difficulties, electronic texts become 3D model on web browsers and
can be controlled in 3D via hand motions using a contact-less sensor in this research.
As a result, operational feeling such as real paper media can be realized on PC.
Our prototype system using augmented reality via Leap Motion that is a very small and
reasonable hand motion sensor is proposed. 【総頁数6頁】Proceedings of 2016 IEEE International Conference on Systems, Man, and Cybernetics
共著者:Seiji Sugiyama, Miyuki Shibata, Satoshi Hiratsuka
以上3点
Ⅱ学術論文
1 チベット大蔵経のデジタル画像化:必要情報保存の保証共著 1998-10-00情報処理学会
第57回全国大会講演論文集(分冊4)
カラー・デジタル・イメージ作成過程における条件明示だけでなく、研究用原資料として利用可能な情報を持つことを保証した高精度データの作成実証研究を、世界に2 部のみ完本が現存し本学が所蔵するその1 部を利用して行った。35mm カラー・リバーサル・フィルムを使用しての高精度データ化が可能であることを実証した。 
(著者:柴田みゆき、箕浦暁雄、片岡裕、宮下晴輝)
【情報処理学会第57 回全国大会講演論文集(4)、情報処理学会】【総頁数2 頁】【p.224-p.225】
【文部省科学研究補助金・特定領域(A)「仏教文献にみるアジア多言語資料の電子データ化と思想史研究研究成果報告書に転載】【掲載頁p.20-p.21】
2 チベット大蔵経の高デジタル画像化:写真撮影過程共著 1998-10-00文部省科学研究費補助金
特定領域「人文科学とコンピュータ」研究情報誌第6号
テキスト化が不可能な文字データに対するカラー画像データ化において、図形復元性を保証する高精度分解能を得るための実証過程の手順を明らかにすることが目的である。その対象として、世界に2 部のみ完本が現存し本学が所蔵するその1 部を利用して行った。
35mm カラー・リバーサル・フィルムを使用しての高精度データ化が可能であることを実証した。 
(著者:柴田みゆき、箕浦暁雄、片岡裕、宮下晴輝)
【文部省科学研究費補助金・特定領域(A)「人文科学とコンピュータ」研究情報誌第6 号、情報処理学会】【総頁数8 頁】【掲載頁P.72-P.79】
【情報処理学会研究報告98-CH-40 に転載】【掲載頁p.73-p.80】 
【文部省科学研究補助金・特定領域(A)「仏教文献にみるアジア多言語資料の電子データ化と思想史研究研究成果報告書」に転載】【掲載頁p.24-p.31】
3 Research Project of Making Multimedia Data Base with Proven Quality as Primary Samples High Fidelity Digital Image Data of Tibetan Tripitaka Beijing Edition : Photo Taking Process共著 1999-04-00EBTI, ECAI, SEER & PNG Joint Meeting, Taipei 北京版チベット大蔵経のカラー画像データ化において、図形復元性を保証する高精度分解能を得るための実証過程の手順を検討した。その第一段階として、35mm カラー・リバーサル・フィルムを利用する手法の検討を行った。
(著者:宮下晴輝、柴田みゆき、箕浦暁雄、片岡裕)
【文部省科学研究補助金・特定領域(A)「仏教文献にみるアジア多言語資料の電子データ化と思想史研究研究成果報告書】【掲載頁p.58-p.66】
4 北京版チベット大蔵経の高再現性デジタル画像化: 高精度スキャニング過程共著 1999-07-00情報処理学会
第43 回人文科学とコンピュータ研究会
研究報告1999-CH-43
研究用源資料として利用可能な精度を持つことを保証した35mm カラー・リバーサル・フィルムをデジタルデータとして利用可能とする条件を検討し手順を提示した上で、最小誤差となる諸条件を満足したスキャナによる高品位デジタルデータの生成を実証した。
(著者:柴田みゆき、箕浦暁雄、宮下晴輝、片岡裕)
【総頁数8 頁】【掲載頁p.43-p.50】 
【文部省科学研究補助金・特定領域(A)「仏教文献にみるアジア多言語資料の電子データ化と思想史研究研究成果報告書」に転載】【掲載頁p.68-p.75】
5 北京版チベット大蔵経のデジタル画像化共著 1999-09-00情報処理学会第59回全国大会 
主催:情報処理学会
場所:岩手県立大学(岩手県)
研究用源資料として利用可能な情報を持つことを保証した高精度デジタルデータの作成実証研究を、カラー・デジタル・イメージ作成の過程及びスキャニングにおける条件明示とともに行った。その結果、35mm カラー・リバーサル・フィルムと高性能スキャナを利用して高精度デジタルデータ化が可能であることを実証した。
(著者:柴田みゆき、箕浦暁雄、宮下晴輝、片岡裕)
【情報処理学会第59 回(平成11 年後期) 全国大会講演論文集(4)、情報処理学会】【総頁数2 頁】【掲載頁p.315-p.316】
【文部省科学研究補助金・特定領域(A)「仏教文献にみるアジア多言語資料の電子データ化と思想史研究研究成果報告書」に転載】【掲載頁p.78-p.79】
6 ブロードバンド化という名のパンドラの箱~IT およびそのサービス提供における法的問題~単著 2001-11-00電子情報通信学会
通信方式研究専門委員会
第14 回情報伝送と信号処理ワークショップ講演予稿集
IT 技術の進歩と一般社会への浸透に対して、特に日本国内における法整備の遅れが指摘されるが、遵守すべき法令、制限または保護が必要なポイントは応用分野により大きく違う。また従来の法令との整合性も応用分野により違う。本講演では、関係性の認められない文学分野と医学分野を比較対照し、ブロードバンド化がもたらす法的問題点の共通部分とそれぞれの分野における独自の問題点についての一解釈を論じた。 

【総頁数6 頁】【掲載頁p.39-44】
7 『古事記』学術支援データベースの構築-基本機能の検討-共著 2006-12-00人文系データベース協議会
第12回公開シンポジウム「人文科学とデータベース」論文集
『古事記』は編年体では無く目次も無いため、本文検索手法は研究者各自のノウハウに依存する。また、電子テキストデータは存在するが、それをデータベースとして扱うシステムは存在しない。本研究では学術支援の観点から研究者が求めるシステムを検討考察し、プロトタイプを作成した。
(著者:生田敦司、齋藤晋、柴田みゆき
【総頁数 8頁】【掲載頁 p.47-p.54】
8 『古事記』学術支援データベースの構築-系譜史料の表示形式に関する検討-共著 2007-07-00情報処理学会
第75回人文科学とコンピュータ研究会
情報処理学会研究報告 Vol.2007,No.78
『古事記』の系譜は内容把握も可視表現も難しい.本研究ではテキストベースのシステムを構築し,Google Map のような可視性と内容把握の向上を目指した.プロトタイプにはAjaxとXMLを用い,「Magnifying And Simplifying System for RetrIeve and Display GEnealogy Version 1.00(略称,MaSSRiDGe V1.00)」と名づけた.
このうち、問題点の整理とMaSSRiDGeの基本コンセプト構築を担当した。
(著者:杉山正治、齋藤晋、生田敦司、柴田みゆき
【総頁数 8頁】【掲載頁 p.47-p.54】
9 文章のシームレスな表示に関する研究-電子テキストの拡大・縮小表示の構想と概要-共著 2007-09-00情報処理学会
第63回デジタルドキュメント研究会
情報処理学会研究報告 Vol.2007,No.100
人が本を扱う時,目次・索引と本文を相互に参照する.電子テキストでその行為を再現する際,過剰なリンクはページ遷移を多く生む.電子テキストの利便性を生かしつつ,書籍の利便性を持たせる工夫として,本研究ではページ遷移が発生しない文章表示システムのプロトタイプをAjaxを用いて構築し,「Magnifying And Simplifying System for Text EXTension Version 1.00 (略称,MaSSTExt) 」と名づけた.
このうち、従来の電子テキストの問題点の整理を担当し、基本コンセプト構築を分担した。
(著者:杉山正治、柴田みゆき、生田敦司、齋藤晋、宮下晴輝)
【総頁数 8頁】【掲載頁 p.37-p.44】
10 『古事記』学術支援データベースの構築-神話系譜史料の表示形式に関する検討-共著 2007-09-00情報処理学会
第76回人文科学とコンピュータ研究会
情報処理学会研究報告 Vol.2007,No.95
神話における系譜では物から神が生じる叙述があり,婚姻形態を前提とした図像化では表現が困難であり,一貫したルールも無い.世代関係を直感的に理解可能にする図像化手法を改良したプロトタイプ(MaSSRiDGe V1.10)により提示した。プロトタイプ作成にはAjaxとXMLを利用した.
このうち、系図にあらわれる個性の理解を助ける付帯情報の提示手法に関する検討を分担した。
(著者:柴田みゆき、杉山正治、生田敦司、齋藤晋、宮下晴輝)
【総頁数 8頁】【掲載頁 p.57-p.64】
11 『古事記』 学術支援データベースの構築-系譜の図像化とインターフェイスの検討-共著 2007-12-00人文系データベース協議会
第13回公開シンポジウム「人文科学とデータベース」論文集
既存の紙媒体による様々な系図表示手法は,媒体の限界から構成データが省略されるなどの欠点があった.コンピュータによる既存の系図システムもこの欠点を克服していない.そこで、シームレスな拡大・縮小表示によって高い視認性を可能にするシステムのプロトタイプ(MaSSRiDGe)を構築した.これを本データベースに組み込むとともに,より少ない手順でアクセスできる操作性を有するプロトタイプを考察・実装した.
このうち、問題点の整理とMaSSRiDGeの基本コンセプト構築を担当した。
(著者:生田敦司、齋藤晋、杉山正治、柴田みゆき、宮下晴輝)
【総頁数 8頁】【掲載頁 p.9-p.16】
12 『古事記』学術支援データベースの構築 共著 2008-03-00情報処理学会
第70回全国大会講演論文集(第4分冊)
データ表示において、ユーザの要求に応じ柔軟に情報構造を変化させ、かつ、その変化をページ遷移なくインタラクティブに行うために、MaSSSRiDGEのコンセプトは汎用性が高いことを、『古事記』を例として提示した。
このうち、Web上での情報提供の問題点の整理と、テキスト表示に対するMaSSRiDGeの基本理念の発展性を担当した。
(著者:生田敦司、柴田みゆき、齋藤晋、杉山正治、宮下晴輝)
【総頁数 8頁】【掲載頁 p.527-p.534】
13 図表現を用いた局所的情報ナビゲーション共著 2008-03-00情報処理学会
第70回全国大会講演論文集(第4分冊)
World Wide Web 上で展開される情報に対し、図表現を用い、閲覧者の希望に最も沿うナビゲーションをインタラクティブに表示する手法を検討し、プロトタイプを作成した。
このうち、キーコンセプトの構築を分担した。
(著者:酒井恵光、杉山正治、柴田みゆき
【総頁数 2頁】【掲載頁 p.55-p.56】
14 線分交叉を伴う系図表示の基礎的研究共著 2009-03-00情報処理学会
第71回全国大会講演論文集(第4分冊)
PC上で複雑な系図を表示する際、発生しうる線分交叉の基礎的な情報整理を、日本史を例に検討し、描画に最低限必要なデータ構造を提示した。
このうち、系図表示ソフトウェアに関する先行研究の調査と既存ソフトウェアの抱える問題点の整理を担当した。
(著者:生田敦司、柴田みゆき、齋藤晋、杉山正治、宮下晴輝)
【総頁数 8頁】【掲載頁 p.385-p.392】
15 『古事記』学術支援データベースの構築 -系図表示システムにおけるデータ構造の検討-共著 2009-11-00人文系データベース協議会
第15回公開シンポジウム「人文科学とデータベース」論文集
神話の系図表示において、線分交叉が必須であることを『古事記』をもとに論点整理をおこなった。
このうち、系図ソフトウエアに関する先行研究調査を担当し、本研究の論点整理を分担した。
(著者:生田敦司、杉山正治、柴田みゆき、宮下晴輝)
【掲載頁 p.43-p.48】
16 線分交叉を伴う系図表示の基礎的研究-不可視結節点を用いた線分交叉位置探索手法-共著 2009-12-00情報処理学会
人文科学とコンピュータシンポジウム論文集
『デジタル・ヒューマニティーズの可能性』
情報処理学会シンポジウムシリーズ Vol.2009,No.16
従来の系図表示ソフトウェアで表示不可能だった線分交叉を実現するためのモデルとアルゴリズムを考案し、その有用性を提示した。
このうち、先行研究と既存ソフトウェアの調査を担当、WHIteBaEデータモデルの構築を分担した。
(著者:杉山正治、生田敦司、柴田みゆき、松浦亨)
【総頁数 8頁】【掲載頁 p.1-p.8】
17 A Basic Concept of Displaying Electronic Text with Seamless Pages --Magnifying And Simplifying System for Text EXTension (MaSSTExt)--共著 2009-12-00International Journal of Computer Information Systemsand Industrial Management Applications (IJCISIM) Volume 2 - 2010 電子テキストの利便性を生かしつつ,書籍の利便性を持たせる工夫として,ページ遷移が発生しない文章表示システムのプロトタイプをAjaxを用いて構築し,MaSSTExt (略称) と名づけた電子テキスト表示システムのプロトタイプを2007年に提示した。本研究では、このシステムを発展させるにあたり必要となる要件を提示した。
このうち、要件定義の設定を分担した。
(著者:杉山正治、生田敦司、柴田みゆき、松浦亨)
【総頁数 9頁】【掲載頁 p.137-p.145】
18 線分交叉を伴う系図表示の基礎的研究共著 2010-03-00情報処理学会
第72回全国大会講演論文集(第4分冊)
神話では、人間以外のものとの間に子が産まれる描写が頻出する。この関係性を系図表示システム上で表示するための諸条件を、『古事記』を例に検討した。
このうち、WHIteBasEで表示するための諸条件の再定義を分担した。
(著者:杉山正治、生田敦司、柴田みゆき、宮下晴輝、松浦亨)
【総頁数 4頁】【掲載頁 p.555-p.558】
19 線分交叉を伴う系図の基礎的研究単著 2010-03-00大谷大学真宗総合研究所
研究紀要第27号
PC上で系図を表示する際の問題点を整理し、その解決策としてWebベースで稼働するソフトウェアのプロトタイプとしてMaSSRiDGeを提示し、前年12月に発表したデータモデルとしてのWHIteBasE(略称)が考案されるに至ったまでの研究成果を整理した。
なお、本論文は真宗総合研究所平成22年度一般研究(柴田班)の研究成果を、研究代表者として総括的に論説したものである。
【総頁数 19頁】【掲載頁 p.19-p.37】
20 イベント指向データ管理手法を用いた系図表示の研究-Widespread Hands to InTErconnect BASic Elements(WHIteBasE)-共著 2011-01-00情報処理学会
第89回人文科学とコンピュータ研究会
情報処理学会研究報告 Vol.2011-CH-89
線分交叉を可能にするためには、データ構造からの検討の必要性を提示し、その有用性の検証のためにプロトタイプソフトウェアを作成し実証した。
このうち、系図表示ソフトウェアのためのデータ構造の論点整理を担当し、WHIteBasEデータモデルの構築を分担した。
(著者:杉山正治、生田敦司、柴田みゆき、松浦亨)
【総頁数 17頁】【掲載頁p.51-p.67】
21 A Study of an Event Oriented Data Management Method for Displaying Genealogy: Widespread Hands to InTErconnect BASic Elements (WHIteBasE)共著 2011-03-00International Journal of Computer Information Systems and Industrial Management Applications,Volume 3 (2011) PC上で系図を表示しようとすると、大規模なデータとなることを考慮しなければならない。できうる限り小さなデータ構造とするために、WHIteBasEを提示し、その優位性を提示した。
このうち、先行研究の検討と要件定義の設定及びデータ構造の基礎デザイン構築を分担した。
(著者:杉山正治、生田敦司、柴田みゆき、松浦亨)
【総頁数 10頁】【掲載頁 p.280-p.289】
22 イベント指向データ管理手法を用いた系図表示の研究共著 2011-03-00情報処理学会
第73回全国大会講演論文集(第4分冊)
系図表示ソフトウェアWHIteBasEが、社会の実相に沿った複雑な親子関係も表示可能なことを、日本史の史料をもとに提示した。
このうち、データ構造の検討を分担した。
(著者:杉山正治、生田敦司、柴田みゆき、松浦亨)
【総頁数 4頁】【掲載頁 p.397-p.400】
23 Displaying Genealogy with Various Layouts by using the “WHIteBasE”Method共著 2012-00-00Proceedings of IEEE International conference on SoftComputing and Pattern Recognition(SoCPaR 2012) データ管理モデルWHIteBasEを利用して、複雑なカップリングにおける多様な表記に対応する調査を行い、それに基づきアルゴリズムを改良し、既存のプロトタイプシステムに実装した。
このうち、先行研究検討と改良WHIteBasEの要件定義を分担した。
(著者:杉山正治、生田敦司、横澤大典、柴田みゆき、松浦亨)
【総頁数 6頁】【掲載頁 p.25–p.30】
24 イベント指向データ管理手法を用いた系図表示の研究単著 2012-03-00大谷大学真宗総合研究所
研究紀要第29号
系図表示ソフトウェアWHIteBasEの改良として、日本の史料を対象として要件を整理し、養子を表示するための基礎アルゴリズムを考案・実装した。
なお、本論文は真宗総合研究所平成24年度一般研究(柴田班)の研究成果を、研究代表者として総括的に論説したものである。
【総頁数 23頁】【掲載頁 p.33-p.55】
25 イベント指向データ管理手法を用いた系図表示共著 2012-03-00情報処理学会
第74回全国大会講演論文集(第4分冊)
データ管理モデルWHIteBasEを利用して、系図の多様な表記に対応する調査を行い、それに基づきアルゴリズムを改良し、日本史の史料をもとに検証を行った。
このうち、先行研究調査に基づいた論点の整理を担当した。
(著者:生田敦司、杉山正治、横澤大典、柴田みゆき、松浦亨)
【総頁数 8頁】【掲載頁 p.541-p.548】
26 イベント指向データ管理手法を用いた系図表示 共著 2013-03-00情報処理学会
第75回全国大会講演論文集(第4分冊)
系図表示データモデルWHIteBasEの改良で、多様な婚姻及び親子関係を表記可能であることを、日本史の史料をもとに提示した。
このうち、上記要求を満たすためのWHIteBasEモデルの基礎デザイン構築を分担した。
(著者:生田敦司、杉山正治、横澤大典、柴田みゆき、松浦亨)
【総頁数 6頁】【掲載頁 p.497-p.502】
27 Displaying Genealogy with Various Layouts by Using the WHIteBasE共著 2013-07-00International Journal of Computer Information Systems and Industrial Management Applications (IJCISIM), ISSN 2150-7988, Volume 6
(IEEE)
系図上に表される個性には、官位や別の情報へのリンク先等、付帯情報が付随することがある。これらをWHIteBasEで管理するための改良のための問題整理を、日本史の史料をもとに行うとともに、プロトタイプシステムに実装した。
このうち、先行研究調査とWHIteBasEデータモデルの基礎デザイン及び有効性検証作業を分担した。
(著者:杉山正治、生田敦司、横澤大典、柴田みゆき、松浦亨)
【総頁数 14頁】【掲載頁 p.102-p.115】
28 Displaying Genealogy with Adoptions and Multiple
Remarriages Using the WHIteBasE
共著 2013-09-00Proceedings of 12th IFIP TC8 International Conference, CISIM 2013
Computer Information Systems and Industrial Management
(Springer)
系図表示ソフトウェアの構築において、養子縁組の表示の重要性について主に古代ローマと日本古代を例に提示し、WHIteBasEのデータ表記の可能性を提示した。
このうち、米国における医学的な系図標準表記・古代ローマにおける養子縁組にかかわる民法・ネルウァ= アントニヌス朝の王族のデータ調査を担当し、WHIteBasEによる同朝の歴代王の養子縁組関係の系図化における問題点の分析を分担した。
(著者:杉山正治、生田敦司、横澤大典、柴田みゆき、松浦亨)
【総頁数 12頁】【掲載頁 p.325-p.336】
29 グシャイトグラーベンの凝灰岩層準から産する放散虫群集(ジュラ系上部統、オーストリー国、ザルツブルグ州)共著 2014-03-00大谷大学真宗総合研究所
研究紀要第31号
グシャイトグラーベンの放散虫磐に挟まれる凝灰岩層準の放散虫年代と、凝灰岩の鉱物・化学組成を明らかにし、今後の年代測定の可能性を示した。
このうち、デジタル画像の撮影・保存の検討及び年代測定のための分析手法検討の一部を分担した。
なお、本論文は大谷大学真宗総合研究所平成24年度一般研究研究(鈴木班)の研究成果の一部である。
(著者:鈴木寿志、柴田みゆき、周藤正史、辻野泰之、小木曽哲、ディエルシェ・フォルカー、三上禎次)
【総頁数 37頁】【掲載頁 p.1-p.37】
30 イベント指向データ管理手法を用いた系図表示共著 2014-03-00情報処理学会
第76回全国大会講演論文集(第4分冊)
系図表示ソフトウェアに必要な省略の概念を古代日本史の史料の観点から整理し、それを実現させるためのアルゴリズムを考案し、その実装の際に考慮すべき標準データ構造の問題点を指摘した。
このうち、先行研究調査及び既存の系図ソフトウェアにおけるデータ構造調査の一部を分担した。
(著者:横澤大典、杉山正治、生田敦司、平塚聡、齋藤晋、柴田みゆき、松浦亨)
【総頁数 6頁】【掲載頁 p.417-p.422】
31 学際利用を可能とするマルチプラットフォーム対応型系図表示ソフトウェアの研究共著 2015-00-00大谷大学真宗総合研究所
研究紀要第32号
系図表示ソフトウェアWHIteBasEに組み込むことを想定した、系図の一部を省略するアルゴリズムJaBBRoW(略称)を開発・実装した。
このうち、他ソフトウェアの調査分析及びデータ管理手法検討の一部を分担した。
なお、本論文は真宗総合研究所平成25年度一般研究柴田班『学際利用を可能とするマルチプラットフォーム対応型系図表示ソフトウェアの研究』の研究成果の一部である。
(著者:柴田みゆき、生田敦司、杉山正治、横澤大典、平塚聡、齋藤晋、松浦亨)
32 A study of Displaying 3D Electronic Text
Using Augmented Reality via Leap Motion
共著 2016-10-09Systems, Man, and Cybernetics In this research, a new displaying and However, It is difficult to understand contents written in separated Web or e-books pages, to feel physical thickness, to tie plural pages simultaneously, and to transform paper shapes or viewing angles.To cope with these difficulties, electronic texts become 3D model on web browsers and can be controlled in 3D via hand motions using a contact-less sensor in this research. As a result, operational feeling such as real paper media can be realized on PC. Our prototype system using augmented reality via Leap Motion that is a very small and reasonable hand motion sensor is proposed.
【総頁数6頁】Proceedings of 2016 IEEE International Conference on Systems, Man, and Cybernetics
共著者:Seiji Sugiyama, Miyuki Shibata, Satoshi Hiratsuka
以上32点
Ⅲ 口頭発表・その他
1 平成こだわり倶楽部 第三回「シェルの話」単著 1992-10-00Software Design 1992年10月号
技術評論社
コンピュータのOperating System の一つである UNIX に必須のシェルについて初心者向きの解説を行った。
UUKTというグループ匿名による連載記事「平成こだわり倶楽部」の単独執筆回である。
【総頁数 9頁】【掲載頁 p.51-p.59】
2 知的かな漢字変換システムSOMOSANとは?単著 1993-06-00Software Design 1993年6月号
技術評論社
UNIX上で動作する日本語変換入出力システムを紹介した。同システムは、変換精度が低いシステムしか無かった当時において、自動翻訳システムの辞書を応用することで精度を高める方式を採用した。
特別企画「最新!日本語環境にチャレンジ」の一部である。
【総頁数 9頁】【掲載頁 p.55-p.63】
3 【インタビュー】FTPサイトってどんなところ単著 1993-08-00Software Design 1993年8月号
技術評論社
FTPを利用してフリーソフトウェアを入手する際の利点、使用法、問題点等を初心者向けに紹介した。インタビュー形式の記事である。
特集記事「UNIXのフリーソフトを使いたい!」の一部である。
【総頁数 11頁】【掲載頁 p.34-p.44】
4 特選!今人気のフリーソフト大紹介単著 1993-08-00Software Design 1993年8月号
技術評論社
FTPサイトの中でアクセス数が上位にあるフリーソフトウェアについて紹介した。アクセス数の解析には、京都大学のFTPサイトの協力を得た。
特集記事「UNIXのフリーソフトを使いたい!」の一部である。
【総頁数 9頁】【掲載頁 p.45-p.53】
5 Free Software Wonder Land単著 1993-10-00Software Design
技術評論社
UNIX 上で動作するフリーソフト(無料で利用可能なソフトウェア)について、その概要とインストール時の注意点を紹介した。
【1993年10月~12月】【総頁数 毎回4頁】
6 フリーソフト道楽単著 1994-01-00Software Design
技術評論社
主として UNIX 上で動作するフリーソフト(無料で利用可能なソフトウェア)について、その概要とインストール時の注意点を紹介した。
編集部都合による「Free Software Wonder Land」の改題であり、実質上の連載継続である。
【1994年1月~1995年5月、1995年7月~9月、1995年11月~12月】【総頁数 毎回2~4頁の不定長】
7 Internet最前線WWWサイトインタビュー単著 1994-05-00Software Design 1994年5月号
技術評論社
Internet普及の推進力となったWorld Wide Webのサーバサイトの一つであった、奈良先端科学技術大学院大学のサーバ管理手法を紹介した。インタビュー形式の記事である。
特集企画「身近になったInternet」の一部である。
【総頁数 9頁】【掲載頁 p.97-p.105】
8 Net Surfing with WWW第1回単著 1994-09-00Software Design 1994年9月号
技術評論社
Internet で World Wide Web にアクセスするための注意点、アクセス先紹介、HTML ファイルの作成について紹介した。次号から始まる同タイトルの連載の紹介記事を兼ねた。
特集記事「インターネット入門[活用編]」の一部である。
【総頁数 11頁】【掲載頁 p.39-p.49】
9 フリーソフトを入手したい!~どこまで自力で入手できるか~単著 1995-06-00Software Design 1995月6月号
技術評論社
フリーソフトの特徴とインストール時の注意を紹介した。連載が終了した「Free Software Wonder Land」、「フリーソフト道楽」の単発復活特集である。
特集記事「フリーソフト大集合」の一部である。
【総頁数 8頁】【掲載頁 p.10-p.17】
10 主婦はInternauts単著 1996-01-00Internet Access
アスキー
Windows95の登場は、一般家庭にPCが導入される契機となった。しかし、一般家庭向け、特に主婦層に向けたソフトウェアは多くなかった。このような状況下、Internetの家庭における利用に関する一提案を行った。
【1996年1月~3月】【総頁数 毎回3頁】
11 汎用システムとY2K招待講演 1999-03-00Y2Kシンポジウム
西暦2000年問題を考える
主催:北海道大学医学部附属病院
場所:北海道大学(北海道)
西暦2000年問題(Y2K)について、汎用システムの中でも特にオフィス・コンピュータ(オフコン)分野における歴史とその経緯を理解することは、その主な利用対象が事務分野であるため、特に法的・社会的解決上必須となる。本講演では、流通分野におけるオフコンの利用の実態とY2Kが与える被害の可能性、その回避の一提言を行った。
【発表時間 45分】
12 情報社会の法律:大学と個人の義務、権利、責任招待講演 1999-03-00「情報」シンポジウム~情報伝達技術、情報の定義と変容~
主催:北海道大学医学部附属病院
場所:北海道大学(北海道)
コンピュータネットワークは国境を越え情報を伝達するため、その規制は一国のみの法律では困難で国家間協調が必須となる。また、その対象は組織だけでなく個人にも及ぶため、法律の理解は今までにまして重要である。本講演では、特に大学組織とその構成員に求められる法律に関しその義務、権利、責任、についての一解釈を論じた。
【発表時間 45分】
13 ITおよびそのサービス提供における法的問題招待講演 2002-02-00学術情報処理センター連続講演会
主催:佐賀大学学術情報処理センター
場所:佐賀大学(佐賀県)
IT技術の導入は従来の法令のみでは充分な対応不能な問題を研究・教育の両方の分野に生じさせ、特に工学系・医薬学系学部の設置大学では現実的かつ深刻な問題を抱える。本講演では、現在の大学を取り巻くIT化の実態とそれにより生じる法的問題の可能性、およびその回避についての一提言を行った。
【発表時間 2時間】
14 身近な特許権・著作権、外資系企業の営業戦略招待講演 2002-02-00政府調達に関する自主セミナー
主催:北海道大学事務局経理部
場所:北海道大学(北海道)
政府調達に関する事務計算プログラム開発現場で、どのような知的財産件の問題が生じるかについて講演した。また、外資系企業の営業戦略を、日本企業との合弁会社設立の例を中心に講演した。
【発表時間 1時間】
15 デジタル化時代の著作権招待講演 2004-10-00北海道大学医学部附属病院広報委員会ワークショップ
主催:北海道大学医学部付属病院
場所:北海道大学(北海道)
大学の広報の手段としてWebページを構築するにあたり、考慮すべき法的問題を、職務著作問題を中心に講演した。
【発表時間 1時間】
16 史資料空間における情報提示の一考察
(I)関心領域の柔軟な抽出・提示手法に関する検討
共著 2009-03-00真宗総合研究所 インターネットを介した情報は従来、提供される種類や数の充実が重視され、ユーザーにとって最適なインタフェース設計は後回しにされてきた。そのことが情報の適切な収集や理解を妨げることについては、言及されてこなかった。その現状と理由について考察した上で、ユーザーが必要とする情報を柔軟に抽出し提示するための解決策を提示した。
大谷大学真宗総合研究所平成20年度一般研究(柴田班)研究成果報告書、3分冊中の1冊。
【総頁数 38頁】【分担執筆部分 3頁 - 40頁】
17 災害と人文情報 - 17年目の1月17日とその後単著 2012-01-00『人文情報学月報』第6号 1995年1月17日に発生した阪神淡路大震災と、その1年前の1月17日に発生したアメリカ・ノースリッジ地震における、公文書のあり方の日米での違いを指摘した。その上で、日米で共通する問題として、情報とその抽出に関するインタフェースの問題をあげ、人文情報学領域が担うべき解決手法の考察の必要性を指摘した。
【Web記事 2,034文字】
18 薄闇の世界とDHの世界がまじわるとき単著 2014-03-00『DHjp』No.2、勉誠出版 英文学最古の叙事詩"Beowulf"研究における人文情報学(デジタル・ヒューマニティズ、略称DH)からのアプローチの歴史をまとめた。同号特集「DHの最先端を知る」のケーススタディの一部として採録。【総頁数 6頁】【掲載頁 84頁~89頁】
19 紋章資料が内包する情報整理の検討 2016-03-12情報処理学会 欧州の紋章は、個人の家系情報や社会的地位等を、その時代の変動にあわせて表象したものである。どの時代のどの紋章にどの記号が使用されていたかの情報で人文研究が可能であるが、そうした情報は網羅的に調べられる状況とは言い難い。また、紋章検索ソフトウェアにもそのような検索機能が無い。そこで本研究では、紋章資料が内包する情報を整理した上で、学術研究に供するデータ集積の要件を検討する。
【総頁数2頁】情報処理学会第78回全国大会予稿集
共著者:柴田みゆき,生田敦司,横澤大典,杉山正治,平塚聡,三浦誉史加
20 テキスト解析による紋章情報の分類 2017-03-18情報処理学会 西洋の紋章は,その構造をつぶさに検討することで持ち主の家系情報だけでなく立場の変化やその年代をも明確にできる.しかし,現存する紋章をデータベース化して検索可能にする際,画像解析に基づいたアプローチのみでは有用な情報へ充分に遡及することはできない.本研究では,紋章のデータベース化に際しては,紋章認可書のテキスト解析が有用であることを提示し,テキスト解析に基づくメタ情報の分類を試みた.
【総頁数2頁】情報処理学会第79回全国大会予稿集
共著者:柴田みゆき,生田敦司,横澤大典,杉山正治, 平塚 聡
21 拡張現実を利用した3D電子テキスト表示の研究 --入力インタフェースの現状と課題--共著 2017-03-18情報処理学会第79回全国大会 我々は既に3次元CGを用いて書籍を立体的に表示し,かつ,非接触型センサLeap Motionを用いて人の手の動きを取得し,本物の紙媒体を扱うような操作感をPC上に実現した.その結果,複数ページの同時めくり,離れたページの同時閲覧,書籍の厚みの把握が容易になった.しかし,書籍の3次元コントロールが容易ではなく,Leap Motionの認識精度も発展途上にあるため,簡易な入力インタフェースに改良するための検討を行った.
【総頁数2頁】情報処理学会第79回全国大会予稿集
共著者:杉山正治,生田敦司,柴田みゆき
22 イベント指向データ管理手法を用いた系図表示 --複数の系譜情報のデータ構造-- 2017-03-18情報処理学会 我々はこれまでに,新しいデータ管理手法であるWidespread Hands to InTErconnect BASic Ele-ments (略称:WHIteBasE) を用いた系図表示手法を提案し,プロトタイプソフトウェアを開発してきた.しかし,系譜の異説表示のデータ構造に関してはまだ議論ができていない.また,系図情報のデータ様式について事実上の標準となっているGEDCOMでも,系譜の異説をデータとして持つことはできない.そこで本研究では,異説表示を可能とするデータ構造について検討した.
【総頁数2頁】情報処理学会第79回全国大会予稿集
共著者:平塚聡,杉山正治,横澤大典,生田敦司,柴田みゆき,松浦亨
23 本邦における紋章研究の諸問題口頭発表 2017-12-16大谷大学人文情報学科 日本での紋章研究の歴史と現在の手法を概観し、その問題点を指摘した。その問題の具体例として、科研費基盤研究(C)『紋章との比較による系譜の図像化規則とその構造分析』の研究のうち、2017年に実施した調査結果の一部を取り上げ解説した。
【要旨6頁】【発表時間 45分】
24 VR,MR,3D プリンタの実践から考察するモノづくりの展望 -2018年度学長裁量経費による活動報告-口頭発表 2018-12-08大谷大学人文情報学科主催シンポジウム「人文情報学研究の最前線 2018」 発表者は平澤 泰文・柴田 みゆき・高橋 真。
2018年度に柴田を申請代表者とする大谷大学学長裁量経費事業『三次元情報機器の社会的利用視点の涵養のための操作実務要請講習会開催等の取り組み』が採択された。本発表は、その活動報告である。【発表時間30分】
以上24点

前のページに戻る