教育研究業績の一覧

浅若 裕彦
A 教育業績
教育実践上の主な業績 年月日概要
1 教育内容・方法の工夫(授業評価等を含む)
1 英語に関するアンケート 2005-04-00
~2008-03-00
「標準英文法講義」という授業において、学生にこれまで英語を学んできた中で疑問に思ったことを思い出してもらい、それを書き出させて提出させ、その後の指導に活用した。
2 卒業論文の指導 2005-04-00 ~ 授業時間以外の指導やe-mailによる指導を行っている。また口頭試問で指摘したことをふまえて訂正、書き直しを行わせ、再提出させている。
3 京都大学文学部特殊講義 2008-04-00
~2009-03-00
京都大学文学部における授業「特殊講義」(学部・大学院共通科目)において、ジェイン・オースティンの小説について講義を行った。DVDを用いてストーリーを追いながら、重要な箇所を原文で読み、原文でなければ分からない面白みや技法上の工夫などについて考察した。
4 コメント用紙の活用 2009-04-00 ~ 「英語学概論」という授業において、ほぼ毎回その日の授業についてのコメントや質問を書いてもらい、それに対するフィードバックを次回の授業の導入として行っている。
5 穴埋めプリントの活用 2011-04-00 「イギリスの小説1」という授業において、小説の冒頭部分を一部空所にしたプリントを配布し、空所に入ることばを考えさせることにより、登場人物の関係をより深く読み取ることを促した。
6 小説の冒頭部の利用 2012-04-00 「イギリスの小説1」という授業において、作品の冒頭部分を読んでその後の展開を予想させることを通じて、作家の施した工夫を読み取るよう促した。
7 イギリス・アメリカについてのアンケートの活用 2012-04-00
~2016-03-00
「国際文化演習Ⅱ」において、イギリス・アメリカについて知っていることを全て書き出してもらい、それを基礎知識として全員で共有するとともに、その後の授業運営に活用した。
8 小説の結末の比較 2014-09-00 ~ 「イギリスの小説2」という授業において、作者が最初に書いたある作品の結末と書き変えたものを比較させ、表現効果の違いや作者の創作に対する姿勢について考察させている。
9 視覚詩の利用 2015-04-00
~2016-03-00
「文学科演習Ⅰ」において、語の配列自体が何かの意味を表現している視覚詩の例をいくつか示した上で、ある作品の語の配列を考えさせ、詩に親しみを感じてもらうと同時に詩人の創造性を実感してもらうよう試みた。
10 アメリカについてのイメージ比較 2017-09-00 「国際文化演習Ⅰ」において、「アメリカ」と聞いて思い浮かぶことばを3つ書かせ、それをアメリカの高校生に尋ねたデータと比較することにより、それぞれが持つイメージの違いを認識するよう促した。
11 文体と内容の対応について 2019-04-00 「イギリス文学講義1」において、小説Pride and Prejudiceの原文と、3つの翻訳を提示し、文体と内容の対応について考察させた。
12 ハイブリッド授業の実施 2021-07-05
~2021-07-26
龍谷大学における授業「英語総合1(A)」において、対面とオンライン配信のハイブリッド授業を実施した。また、その時間帯に参加できなかった学生のために録画を行い、オンデマンドで視聴できるように、リンクの設定・公開を行った。
2 作成した教科書、教材、参考書
3 教育方法・教育実践に関する発表、講演等
4 その他教育活動上特記すべき事項
1 第12回FDフォーラム企画検討委員 2006-04-00
~2007-03-00
大学コンソーシアム京都が主催する、第12回FDフォーラムの企画立案、運営に委員として携わり、「FDの組織的推進―SDとの接続を求めて―」というテーマで行われた、第1ミニ・シンポジウム(2007年3月4日)のコーディネーターを務めた。
2 京都高等教育研究センター2007年度FD研究会 2007-04-00
~2008-03-00
京都高等教育研究センター2007年度FD研究会研究員となり、FDセミナーなどの事業の企画検討を行った。
3 第13回FDフォーラム企画検討委員 2007-04-00
~2008-03-00
大学コンソーシアム京都が主催する、第13回FDフォーラムの企画立案、運営に委員として携わり、シンポジウム(2008年3月8日)の司会、および「FD義務化時代の教員研修のあり方」というテーマで行われた第7分科会(2008年3月9日)のコーディネーターを務めた。
4 一般社団法人日本私立大学連盟教育研究委員会FD分科会 2008-04-00
~2009-03-00
加盟大学のFDの取り組みを推進する一助として行われている、FD推進会議の企画、運営に携わった。
5 一般社団法人日本私立大学連盟教育研究委員会FD推進会議運営委員会 2009-04-00
~2011-03-00
2009年度よりFD分科会がFD推進会議と名称変更された。2009年度、および2010年度のFD推進会議の企画、運営に携わった。
6 一般社団法人日本私立大学連盟教育研究委員会
FD推進ワークショップ運営委員会
2011-04-00 ~ 2011年度よりFD推進会議がFD推進ワークショップ運営委員会と名称変更された。FD推進ワークショップの企画、運営に携わった。
7 2017年度教員免許状更新講習 2017-08-05 教員免許状更新講習「言語活動としての英語教育―英文法・アクティブラーニングを素材として―」の講師を務めた。
8 大学コンソーシアム京都 インターンシッププログラム コーディネーター 2021-04-01
~2023-03-31
公益財団法人大学コンソーシアム京都における、インターンシッププログラム ビジネスパブリックコース コーディネーターとして、プログラムの企画・運営に携わった。
9 2021年度教員免許状更新講習 2021-08-04 教員免許状更新講習「これからの英語教育で育む力」の講師を務めた。
10 一般社団法人日本私立大学連盟FD推進ワークショップ(新任教員向け) 2021-08-05 初めてオンラインでの開催となった、FD推進ワークショップ(新任教員向け)の運営に携わった。
B 職務実績
1 海外短期語学研修引率 1998-08-00 イギリスのランカスター大学で実施された短期語学研修の引率をした。
2 海外短期英語研修引率 1999-08-00 イギリスのランカスター大学で実施された短期英語研修の引率をした。
3 同和教育資料室室員 2000-04-00
~2001-03-00
同和教育資料室の運営に携わった。
4 人権センター員 2001-04-00
~2003-03-00
人権センターの運営に携わった。
5 海外短期英語研修引率 2004-08-00 イギリスのノッティンガム大学で実施された短期英語研修の引率をした。
6 海外短期英語研修引率 2005-08-00 イギリスのノッティンガム・トレント大学で実施された短期英語研修の引率をした。
7 海外短期英語研修引率 2008-08-10
~2008-09-04
イギリスのキール大学で実施された短期語学研修の引率をした。
8 海外短期語学研修引率 2015-02-14
~2015-03-10
カナダのトンプソン・リヴァーズ大学で実施された短期語学研修の引率をした。
9 教務委員会FD部会長 2015-04-00
~2018-03-31
教務委員会FD部会の責任者として、FD研修会などの学内のFD活動に取り組んだ。
10 文学科学科主任 2016-04-01
~2017-03-31
文学部文学科学科を務めた。
11 海外短期語学研修引率 2017-02-18
~2017-03-14
カナダのトンプソン・リヴァーズ大学で実施された短期語学研修の引率をした。
12 学生部長 2018-04-01
~2020-03-31
学生部長を務めた。併せて学校法人真宗大谷大学評議員を務めた。
13 OTANI TALK Advanced 2020 2019-10-23 OTANI TALK Advanced 2020に出演し、学生と対談を行った。
14 語学学習室室員 2020-05-00 ~ 語学学習室室員を務めた。
15 学術交流委員 2020-05-00 ~ 学術交流委員会委員を務めた。
16 入学制度委員 2020-05-00 ~ 入学制度委員会委員を務めた。
17 OTANI TALK 2021 2020-12-02 OTANI TALK 2020に出演し、学生と対談を行った。
18 オープンキャンパス模擬授業 2021-03-21 オープンキャンパスで模擬授業を行った。
19 2021年度大谷大学学長候補者選挙管理委員 2021-04-00 ~ 2021年度大谷大学学長候補者選挙管理委員会委員を務めた。
20 広報委員 2021-04-00 ~ 広報委員会委員を務めた。
21 国際文化学科主任 2021-04-01 ~ 国際学部国際文化学科主任を務めた。
22 衛生委員 2021-05-00 ~ 衛生委員会委員を務めた。
23 「きょうのことば」選定会議 2021-10-00 ~ 「きょうのことば」編集委員として、2022年度学生手帳に載せる「きょうのことば」の選定に携わった。
24 オープンキャンパス 学び紹介 2023-05-14 オープンキャンパスで国際学部国際文化学科の学び紹介、AO入試紹介を行った。
C 学会等及び社会における主な活動
所属期間及び主な活動の期間 学会等及び社会における主な活動
1 1989-04-00~0000-00-00 京大英文学会
2 1993-05-00~0000-00-00 日本英文学会
3 1996-09-00~0000-00-00 大学英語教育学会
4 2008-00-00~0000-00-00 京大英文学会評議員
5 2008-00-00~0000-00-00 日本オースティン協会
D 研究活動
著書、学術論文等の名称単著、
共著の別
発行又は
発表の年月
発行所、発表雑誌等
又は
発表学会の名称
概要
Ⅰ著書
1 英語文体論辞典共訳 2000-04-00三省堂 東京 本書は、Katie Wales,A Dictionary of Stylistics(Longman,1989)の全訳である。この辞典は、文体論の基本的な概念を整理し、定義と歴史的な背景、他の部門との関連性などを、テクストにおける実例を交えながら解説したものである。nominal group(名詞群)からrhyme(脚韻)までの項目を担当した。総頁数527頁中96頁(p.322~p.417)
以上1点
Ⅱ学術論文
1 『エマ』における話法の交代 単著 1992-11-00"Zephyr" 第6号(京都大学大学院英文学研究会) オースティンの『エマ』には、話法の交代がその言葉を聞いている人物の感情の高まりや、物理的距離、あるいは心理的距離を表現していると思われる例がある。また、アイロニーを強調する役目を果たしている例もある。さらに、この小説が抱えている、いかにして読者のヒロインに対する共感を繋ぎ止めるかという問題の解決にも、話法の交代が一役買っている。12頁(p.15~p.26)
2 オースティン以前・オースティン以後-自由間話法に関する一考察単著 1994-01-00"Zephyr" 第7号(京都大学大学院英文学研究会) オースティン以前の自由間接話法にあまり注意が向けられてこなかった理由を探る手掛かりとして、フィールディングの話法の用い方との比較をしてみる。フィールディングの自由間接話法があまり注目を集めてこなかったことの大きな理由は、後にいわゆる「意識の流れ」の技法につながっていく、登場人物の思考を表現する自由間接話法をほとんど用いなかったことであるかもしれない。13頁(p.1~p.13)
3 Sanditon再考単著 1994-11-00"Zephyr" 第8号(京都大学大学院英文学研究会) ジェイン・オースティンの未完の遺作『サンディトン』を評価する際には、多くの批評家が、最後の作品であるということや病床で書かれたといったような伝記的事実に捕らわれているように思われる。冷静な評価を下すためには、こうした事実から一歩離れてこの作品をながめてみることが必要である。14頁(p.21~p.34)
4 Speech and Thought Presentation in Maria Edgeworth and Jane Austen単著 1997-01-00『大谷學報』第77巻第2号(大谷学会) ジェイン・オースティンは、マライア・エッジワースを高く評価しており、エッジワースの作品から小説の技法を学んだ可能性は大きい。エッジワースの『ベリンダ』という作品と、オースティンのいくつかの作品を、登場人物の言葉や思考の提示法という点から比較してみると、オースティンの作品の方に、洗練されていると思われる点がいくつか見られる。17頁(p.26~p.42)
5 「雨の中の猫」の中の猫単著 1998-12-00『西洋文学研究』第19号(大谷大学西洋文学研究会) アーネスト・ヘミングウェイの「雨の中の猫」では猫が二度登場するが、これが同一の猫なのかどうかを示す決定的な証拠はテクストの中には見られない。しかし作品の解釈に重要なのは、同一の猫かどうかではなく、主人公が最初に見たと思っていたのが子猫であるのに対して、最後に登場する猫は子猫ではないということである。子猫を見たと思い子猫を求めていた主人公にとって、最後に連れてこられた大きな三毛猫は、期待を満たすものではないのである。15頁(p.42~p.56)
6 ジェイン・オースティンの文体論的研究単著 2004-03-00『大谷大学真宗総合研究所研究紀要』第21号(大谷大学真宗総合研究所) 本研究では、ジェイン・オースティンの技法的な面での特徴を探るため、話法の用い方を中心に、同時代あるいは近い時代の作家(マライア・エッジワース、ヘンリー・フィールディング、サミュエル・リチャードソン)との比較を行った。小説の書き手であっただけでなく、熱心な読者でもあったオースティンは、先輩作家から多くの技法を学び、それを洗練させ、後の作家に新たな可能性を提示したと言えよう。10頁(p.1~p.10)
7 「雨の中の猫」の中の三毛猫単著 2008-03-00『大谷学報』第87巻第2号(大谷学会) 2006年10月20日に開かれた大谷学会研究発表会での口頭発表原稿を加筆修正したもの。アーネスト・ヘミングウェイの短編「雨の中の猫」では、最後の場面に三毛猫が登場する。三毛猫は通常メスであるが、この作品に登場する三毛猫がオスである可能性はあるか、またオスであるとしたら、それはこの作品の解釈にどのように関わってくるのかについて論じた。12頁(p.18~p.29)
8 シャーロット・ルーカスはエリザベス・ベネットを裏切ったのか単著 2010-03-00『英文学会会報』第36号(大谷大学英文学会) ジェイン・オースティンの『高慢と偏見』で、エリザベスがダーシー氏と結婚するかもしれないという噂を、レディ・キャサリンにの耳に入れたのはシャーロット・ルーカスであり、それはエリザベスとベネット家への復讐のためであるという説がある。しかし作品中に描かれているシャーロットの人物像を読み解くと、そのような説は受け入れられないことが分かる。11頁(p.20~p.30)
9 ジェイン・オースティンとアンティグア単著 2013-06-00『西洋文学研究』第33号(大谷大学西洋文学研究会) エドワード・W・サイードは、ジェイン・オースティンの『マンスフィールド・パーク』について論じ、奴隷制度の残酷さと作者が結びつかないことをparadoxと呼んだ。オースティンは奴隷制度廃止論者の思想に共鳴していたと思われるが、登場人物たちは奴隷制度の残酷さを認識しているようには思えない。この矛盾は、アンティグアという場所が、プランテーション経営が行われていた土地の中で、例外的な場所と認識されていたことにより説明できるかもしれない。10頁(p.1~p.10)
10 「黒猫」の語り手単著 2015-03-00『英文学会会報』第41号(大谷大学英文学会) エドガー・アラン・ポーの短編「黒猫」の語り手は、ロラン・バルトの言うところの「謎の設定」を次々に行っていることを検証した。また、語り手が作品中に登場する2匹の猫についてどのような言葉で言及しているかをたどり、1匹の猫にのみ固有名詞が与えられていることの意味と、語り手が語ることで猫に対する恐怖を再体験していることについて考察した。14頁(p.21~p.34)
11 『深夜プラス1』とシトロエンDS単著 2016-03-00『英文学会会報』第42号(大谷大学英文学会) ギャビン・ライアルの『深夜プラス1』において、主人公がシトロエンDSという車を使用することの意味について考察した。シトロエンにはレジスタンスと結びついたイメージがあり、元レジスタンス協力者の主人公にはふさわしい車である。一方敵方の車として登場するルノーは、同じフランス車でありながら、第二次世界大戦後に創業者がナチ協力者とされ獄死しており、その対照的なイメージが利用されていると考えられる。16頁(p.13~p.28)
12 『クリスマス・キャロル』再読単著 2018-03-10『英文学会会報』第44号(大谷大学英文学会) チャールズ・ディケンズの『クリスマス・キャロル』は、これまでに何度も映画化されており、子供向けの物語としても読まれている人気作品であるが、一筋縄ではいかない、なかなか手ごわい面も併せ持っている。本作品について、翻訳の難しい点、当時の社会状況との関わり、また、作品中に新約聖書のマルコ伝の一節が使われていることの意味などについて考察した。 13頁 (p.20~p.32)
13 英語教育における英語史と文学について―英文法を軸に―単著 2019-03-10『英文学会会報第45号』(大谷大学英文学会) 英語の歴史的変化を把握することは、文法を体系的に理解することにつながり、英語を教える立場の者にとっては重要である。また、近年英語教育の現場では、実践的コミュニケーションを重視するあまり、文学の英語は軽視される傾向にあるが、英語の詩や小説で用いられる技法は、文学に限らず日常的な英語使用の場でも用いられることがあり、英語教育に携わる者は、少なくとも知識として押さえておく必要がある。14頁(p.31~p.44)
以上13点
Ⅲ 口頭発表・その他
1 Jane Austenの小説の技法について口頭発表 1991-09-00京都大学大学院談話会 ジェイン・オースティンの用いた語りの技法について、代表作の『エマ』から例を引いて考察した。『エマ』には、登場人物同志の会話あるいはそこにはさまれる語り手の言葉によってアイロニーを生み出す手法や、自由間接話法の多様な用い方とその効果の面白さを観察することができる。ここからオースティンが非常に細部に気を配って書いていたことがうかがえる。(発表時間:30分)
2 しゃべりすぎるミス・ベイツ-『エマ』試論-口頭発表 1999-07-00大谷大学西洋文学研究会第14回年次大会 ジェイン・オースティンの『エマ』に登場するミス・ベイツという人物は、善良であるが大変なおしゃべりとして描かれており、時に読者をうんざりさせるほど長くて内容のない台詞を述べる。しかしこれをこの作品の単なる欠点として片付けるのは早計である。こうした長い台詞によって読者をうんざりさせることは、ミス・ベイツに冷たい仕打ちをしてしまう主人公への読者の共感を保つのに、結果的に一役買っていると考えられる。(発表時間:30分)
3 「雨の中の猫」の中の三毛猫口頭発表 2006-10-20大谷学会研究発表会 アーネスト・ヘミングウェイの短編「雨の中の猫」では、最後の場面に三毛猫が登場する。三毛猫は通常メスであるが、この作品に登場する三毛猫がオスである可能性はあるか、またオスであるとしたら、それはこの作品の解釈にどのように関わってくるのかについて論じた。(発表時間:30分)
4 〈リポート〉2008年度英国短期海外研修報告 2009-03-00『英文学会会報』第35号 大谷大学英文学会 2008年夏季休暇中に実施された英国短期英語研修についての報告。この研修は国際交流科目の「イギリス文化研究・実践英語」として開講されている。出発前の事前授業、現地での研修、また、研修が実施されたキール大学とその周辺の様子などについて報告した。9頁(p.22~p.30)
5 エリザベス婚約の噂はどこから?口頭発表 2013-07-20大谷大学西洋文学研究会 ジェイン・オースティンの『高慢と偏見』の後半に、主人公のエリザベスとダーシー氏が婚約したという噂を耳にしたレディ・キャサリンが、ベネット家に乗り込んでくるというエピソードがある。この噂の出所について考察した。ダーシー氏がエリザベスに恋をしていることは周りの人たちに認識されているので、自然発生的に噂が生まれても不思議ではないと考えられる。(発表時間:30分)
以上5点

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